13日はJFSのボラミ(ボランティア・ミーティング)だった。
いつも夏のボラミは、インターン生が企画・運営してくれるのだけど、今年のふたりのインターン生たちは、「芋掘りと落花生掘りをして、公園で遊んで、夜は事務局で宴会」という、なんとも楽しい企画を考えてくれた。
お天気にも恵まれ(晴れ過ぎなくてよかったことであるよ。。。)、総勢20人を超えるグループで、この4月のボラミに「ようすを見に」はじめてのぞきにきて、それから活動をはじめてくれたメンバーや、出産・子育てでしばらくぶりのメンバーも来てくれて、うれしかった。
わいわいがやがやと、芋掘りも落花生掘りも楽しかった。さつまいもが土から出てきた瞬間の初々しい鮮やかな赤紫色は、八百屋さんやスーパーではお目にかかれない色である。掘り出してまもなく、白っぽくなってしまうことを知った。
落花生もまた素敵だった。もしかして、落花生って、枝豆みたいに枝になっていると思ってない?(^^;
土の中にできるということは知ってたけど、お花が落ちて、そこから豆が生まれると聞いて、感動。落花生って、名前がそのプロセスを示している。そう考えると英語のピーナッツって、pea(豆)のnut(実)って、最終成果物しか表してない。日本語はいいなぁ。(^^;
重い収穫物を背負って、またまたみんなでわいわいがやがや、丘陵地帯を抜けて、緑広がる丘の公園へ。みんなで自己紹介をしたあと、ついに私の何十年来の念願がかなったのである。何をしたのか?
そう、フォークダンスを踊ったのである! じゃ〜ん。私の大好きなマイムマイムである。
20人以上の大人たちが丘の上で輪になって、マイムマイムを踊っているのは、本当に心和むすばらしい風景だったに違いない。
ちょうどその時間に公園にやってきたボランティアのメンバーは、「丘の上で踊っている集団がいる。あれがJFSに違いないと思いました!」と大笑いしてる。その直前にやってきて、むりやり踊らされたJFS(おそらく)最年長の男性ボランティアのコシバサンは、「これがわかっていたら来なかった〜」と文句を言いつつ、踊ってくれた。マイムマイムは心がひとつになる魔法のダンスである。楽しかったでしょ〜?(^^;
どうやって、疑いも知らない20人もの人に、スムーズにマイムマイムを踊ってもらえたか、その戦略はヒミツである(またどっかでやろうと思っているからね)。フォークダンスソングのCDやら屋外用のスピーカーやら、共同代表の気まぐれにつきあっていろいろ用意してくれた事務局スタッフとインターン生に感謝!である(インターン生のJFSに対する認識が改まったに違いない。「すげえ集団だ……」って)。
夜は、事務局で、夜からの参加組も入れて、椅子が足りずに床に座り込む人もいるほどの盛況ぶりだった。夜の部の目玉(お目当て)は、マチダツィンズという、JFSにしかいない特別ボランティア隊である。
双子の男性である「マチダ&マチダ」ペアが、それはそれは腕のよい料理人なのである。次々と何種類もの中華料理、そして和風パスタを作ってくれる。どれも本当においしいのである。幸せ〜。
いよいよJFSがお金に困ったら、「マチダツィンズの手料理を食べる会」というチャリティ・バザーを開こう!と心に決めたのであった。
ところで、一瞬だけ、私がまじめに話した瞬間がある。夜の部で自己紹介をしているときだ。
「JFSはみなさんの力をいただきながら、日本の情報を世界に発信することで、世界と日本、そして未来世代や人間以外の種も幸せになってほしいと活動しています。そして、今日の芋掘りから夜の部までもそうですが、そのプロセスで、関わっている私たち自身が幸せになっている。本当に幸せなありがたいことだと思っています」。
ボラミに参加できなかったメンバーも含めてJFSや会社のみんなと生きていける!とうれしい実感を新たにした1日であった。本当に私は幸せ者だな〜。ありがたいことである。