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えだブログ

2008
Oct
28

晴天の北京より

2008年10月28日

町の中でも、漢字ばかりなので面白い。なんとなくわかるような、わかんないような……。(^^;

カンファレンス・センターは「会議中心」、メディアセンターは「新聞中心」というのを見て、「そうかー、センターって、確かに“中心“って意味だよねー」と納得。スーパーマーケットは、「超市」と、これまた直訳である。(^^;

と、中国お上りさんをやりつつ、無事に所期の目的を達したのであった。

昨日プレスリリースが出されたので、私の中国出張の目的も明らかにできるのだが、日本で言うと内閣府にあたる、中国国務院の発展研究中心(センター、ね)の主催、日立製作所・日立(中国)が協力する「中日省エネ環境保護政策ハイレベルフォーラム」に参加させてもらったのであった。

日本側からは、日立の古川社長をはじめ、経産省の産業技術環境局長、東大の澤教授のほか、みずほや日立の方が参加し、私は「社会の省エネ・排出削減活動」の部で「日本の環境への取り組みにおける市民活動・NGOの役割と動き」についてプレゼンをさせていただいたのであった。(許可をいただいたので、そのうちメールニュースでお伝えします〜)。

日本側からの発表に対する中国側からのコメントや質問も勉強になり、よい機会であった(そもそも、「日本の環境における市民・NGO」についてまとめたことがなかったので、プレゼンの準備もとてもよい勉強となった)。

ところで、この会議での私のネームタグはこれであった。

namecard.JPG

「環境新聞工作者」ってわかる?

新聞=メディア、工作者=エージェント、って感じで、「環境ジャーナリスト」の中国語訳なのである。なんだか急にヒミツの任務を帯びたような気がしてしまった。(^^;

会議は、朝8:30から夕方17時過ぎまで、かなり濃い密度でつづき、終わったあとは日立の方々との夕食会(これがまた盛り上がって、楽しかった。そしておいしかった!)。

中国は初めてという私のために、日立の方々が1日半の観光メニューを組んでくださった。昨日は朝7:30にホテルを出て、万里の長城へ。写真でしか見たことのなかった万里の長城の頂上まで歩きながら、壮大な風景を楽しむ。そのあと、北京の昔ながらの家々が立ち並んでいる地区に連れて行ってもらって、民家にも上がらせてもらい、ホテルや高層ビルの林立する北京とは違って、のんびり流れる時間を楽しんだ。

午後には、昨日の主催者の国務院発展研究センターを訪問して、1時間半ほど、中国の環境政策や課題について、取材をさせてもらった。すごく勉強になった。今後の共通研究テーマも確認し、次につながるといいなあと思う。

そのあと、夕食後、京劇を見せていただいた。とてもかっこよく、素敵だった。朝から晩まで、貴重な機会に感謝。

今日は9時にホテルを出て、天安門広場や故宮を歩いて、空港に向かう。夜、帰国の予定。

初めての中国は、晴れ渡った空にしても、晴天続きの日程にしても、もったいないほどの手厚いおもてなしにしても、「これが北京だと思ってはいけませんよ」というほど、よい経験をさせてもらった。昨日取材させていただいた方も「これから何度も中国に来てくださいね」と言ってくださった。ありがたいことだと思いつつ、次につなげていけたら、と思っている。

 

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