おととい、パーソナルトレーニングを受けに行ったら、スズキトレーナーが「今月末から海外出張って言ってましたよね？」と。

そうなのである。３月31日から10日ほど、昨年に続いてインドネシアへ。私たちがサポートしている現地のプロジェクトを見に行ったり、現地の活動家にシステム思考のトレーニングを提供しにいく予定。

スズキサンは続けて「きっとマシンとかないでしょう？　マシンがなくてもできるトレーニングのメニューを作りますから、それを練習していって、出張先でも運動できるようにしておきましょうか」と、すばらしい提案をしてくれたのだった。

ということで、その日はマシンは一切使わず、自分の体の重さを使って鍛えるトレーニングメニューを10ほど教えてもらった。マシンを使わないので楽勝かと思ったけど、うー、けっこう効く〜。。。

最後に、それらを組み合わせたサーキットトレーニングを１サイクル。たかが10分だったが、息も絶え絶えである。最後のインナーマッスルを鍛える「ホバー」が特に効いた〜。しかし、たしかにこれなら、ホテルの部屋でひとりでできる。

マシンなしに自分一人で鍛えるメニューを惜しげなく教えてくれるスズキサンに、顧客を大事にするプロ意識と愛を感じたのであった。「これなら自分でできる！」と思ったら、お金を払ってパーソナルトレーニングに来なくなるかもしれないリスクがあるのに。信頼と自信かなー。

翌日。いつものトレーニング以上の筋肉痛であった（まだ続いている……）。効くなあー。出張中は１日置きにこれ２〜３セットずつやるように、とのこと。無事に帰国できるだろうか……。(^^;

筋肉痛〜と叫びながら、パソコンに向かって、武田先生・江守さんとの「温暖化に関する議論」の本の原稿を書いている。前回私が書いた内容について、武田先生からの反論などが来ている。それに、どう応えるか、またどのような問いを発したらよいか……、考え考え、書いている。

これもまた、とてもよいトレーニングである。これも今の私にとって、今後も元気に健全に活動していくために必要なトレーニングだと心から思う。このタイミングで、この本を進めていることは、きっと自分にとっての必然だったのだろうとありがたく思いつつ、体の筋肉も、頭の筋肉も、心の筋肉もトレーニング中！という感じの、うららかな春の日である。