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えだブログ

2009
Mar
22

キャンドルナイト、春分合宿

2009年03月22日

「今年もココロを1つにする合宿をしよう!」と100万人のキャンドルナイトの幹事やスタッフで、湯河原での1泊合宿をしてきた。

呼びかけ人代表の大地を守る会の藤田さん、辻信一さん、竹村真一さん、マエキタさん、私に、実行部隊の若手・それほど若くない手など、総勢14人。ふだんはそれぞれとっても忙しい人たちが、キャンドルナイトの幹事会や合宿には集まるんだから、とっても魅力的なのだよね、この集まり。

ふだんの幹事会では2〜3時間しかないので、急ぎの確認や検討を進めるだけでいっぱいで、「キャンドルナイトって何なのか」「自分はここで何をしたいのか」「これから中長期的にどうやっていくのか」といった、「重要だけど切迫していないコト」については、なかなか話し合う時間がない。まえは終わったあとの飲み会で、こういうことを話していたのだけど、いまは(私も含め)終わったあと、仕事に戻らなくちゃいけない人も多くて、飲み会に行けないことも多くて。

ということで、合宿なのである。夏至と冬至のイベントの合宿を、春分にやるなんて、これだけですごいよね!と辻さん。

そして、15時にチェックインしてから、朝の1時まで話し合い続けていた私たちもすごい。(^^;

しっかりモノのオオノサンが「さて、みなさん、宴たけなわではありますが、そろそろ」と声を掛けなかったら、そのまま夜が明けるまで喋り続けていたに違いない。だれも1時になっていたなんて、気がつかなかったんだから。

お酒が入ってからは特に、話はあっちこっちにずーっと飛んでいったりするのだけど、それがまた面白い内容で(まあ、このメンツなので)、私は本のアイディアを思いついてしまったほどである。今回はいつもクールな竹村さんがかわいい暴走をしていて面白かった。(^^;

じっくり話をするって、いいなあ、と思う。みんなの話を聞きながら、自分の意見や思いを伝えながら、自分の意見や思いが移ろい、深まり、広がっていくことを感じる。最初の自分の考えなんて、そのときの最善(と自分で思っているもの)に過ぎないんだよなあ、と思う。

いつでもどこでもだれとでも、そういう話し合いができるわけじゃない。そういう話し合いができるのは、そういう関係性と場があるからだ。キャンドルナイトは7年前から、何であっても多数決をとらず、すべてみんなが納得するまでじっくり話し合うスタイルで議論し、作り上げてきている。ここぞというときには、藤田さんがどっしりとお父さんのように受けとめ、まとめてくれる。長老って、こういう人なんだろうなーと思う。

私たちの話し合い自体が、効率主義の現代ではなく、いにしえのやり方なのだ。先住民のような話し合いをしながら、最先端のネット技術を駆使して、「つながり」をつくり出し、見える化していくキャンドルナイトの活動って、本当に面白いなーと思う。

辻さん・竹村さんと文化人類学者が2人もいるので、「文化人類学的に見たキャンドルナイト」という研究論文を早く書いてくれないかな〜と思っている。(^^;

 

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