朝は、就寝後、６時間後に自然に目が覚めた。今朝もネットがつながらないなー。メールをあきらめて、日本から持ってきたインタビュー原稿を仕上げる。

午前中はまず、通訳ボランティアの人たちとの懇談会。３ヶ月船に乗り込んでボランティアで、講義の同時通訳や寄港地でのツアーの通訳をしている若者が10人ほどいる。通訳者をめざしている人も多く、そういった面での私の経験やアドバイスが聞きたいとのこと。30分といわれたけど、もらっている質問は15個以上ある。(^^;

質問を見たら、「どうしてそんなにがんばっているのですか？」「いつからそんなにがんばるようになったのですか？」とがんばり質問がいくつもあっておかしかった。そんなにがんばっているように見えるのかなあ？　本人はがんばっている気はほとんどないのだけど。(^^;

通訳の勉強方法や、仕事へのつなげ方、デビュー時期の見極め方、その他、できるだけ役に立てるよう、答えていたら、１時間過ぎてしまった。

そのあとつづいて、水先案内人（＝私たち講師役のこと）を手伝ってくれる水先案内人パートナーのメンバーが、日本とスウェーデンの違いをループ図で表すというプロジェクトをやっているので、高見さんといっしょにアドバイス。そのあとつづいて、船内のエコチームが水やエネルギー、食糧などについて船内の現状や日本の状況を調べて発表するというプロジェクトへのアドバイス役。

大急ぎでランチを食べた後、ブリッジへ連れて行ってもらった。船長室や操縦室のあるところである。はじめて見学させてもらったのだけど、とっても見晴らしがよく、眺めも壮快で、船の運営の仕組みなども教えてもらって、とても面白かった。船長さん（ギリシャ人）とも記念撮影。(^^;

そのあと、寄港地説明会があって、１６時から、高見さんと「結婚や子育て・仕事を考える」セッションに登場。それぞれの経験をもとに、スウェーデンと日本の現状について知り、日本がもっと子育てしやすくなるよう、女性でも仕事を続けやすくするにはどうしたらよいかを考える、というセッションである。

若い女性がたくさん乗っていることもあって、「結婚した決め手は何でしたか？」「パートナーはどんな人ですか？」「これから恋愛する人たちにアドバイスを下さい」等々、恋愛・結婚・子育て年ごとに関するいろいろな質問も寄せられ、あっという間の90分であった。私はふだん個人的な話はしないので、環境の話をするよりずっと緊張したことであるよ。ふー。(^^;

そのあと、ジムへ行った。船で最後のジムである。今回は優秀なことに、きちんとトレーナーに言われたとおり、１日おきにジムに行ってプログラムをこなした。ほんと、そうでもしないと、かなり運動不足になりそう、加えて食事も規則正しくおいしいものだから、体重も増えちゃいそうな船旅である。今回の成果がどうかは、まだわからないけど。

夕食はパスして、19:30０から洋上居酒屋で、打ち上げ飲み会。最後の晩なのだ。ピースボートのスタッフの人たち、水先案内人パートナーや通訳ボランティアの人たちなど、20人以上が集まってくれて、にぎやかな会になった。

最後に、サプライズで、高見さんと私にみんなからの寄せ書きが贈られて、うれしく夜が更けていった（といっても北欧なので、日の入りは22時過ぎであったが。^^;)。

部屋に戻ったら夜中の０時前だった。荷造りは翌朝にすることにして、お休みー。