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えだブログ

2009
Jun
15

紫陽花の季節

2009年06月15日

紫陽花、大好き。ぽあんぽあんと夢が咲いているみたい。じっと見つめる紫陽花も好き。淡いシャボン玉が流れていくような、車窓から見る紫陽花も好き。

紫陽花090614.JPG


紫陽花の季節になると、海を見たくなり、鎌倉にいる彼氏に会いたくなってくる。久しく会いに行っていないな〜。。。元気かな〜。。。まあ、750年ぐらい前からずーっといるんだから、元気だと思うけど。(^^;

先週後半も、盛りだくさんで楽しかった。木曜は午前中、エコプロダクツ展2009の会合。企業の方々と本当に大事なことが語れるこの場は、いろいろ考えさせられて、とっても勉強になる。

午後は、ガス業界や住宅業界の方々の集まるシンポジウムで、パネルのコーディネータをさせてもらった。久しぶりに赤池学さんにお会いできたのもうれしかったし、今回はじめてお目にかかった他のパネリストの方々の知見や経験もとっても面白くて勉強になった。控え室でのオフレコ談義がまた面白くて。赤池さんがなさっているプロジェクトや東京ガスのプロジェクトの見学をさせてもらえることに。楽しみ〜。

金曜日は、午前中、企業の経営者との対談。雑誌用の対談だったのだけど、じっくり大事なことをお話しでき、またお考えを聞かせていただき、落ち着いた対談で、とてもよかった。

午後は横浜へ。グリーン購入ネットワークが横浜で立ち上がる創立記念のシンポジウムで、講演とパネルディスカションに参加。「グリーン購入について」ということで、こうしてお題をいただくから、いろいろと考えてきたことがつながって、まとまっていくんだよね。ありがたいことである。

終了後、走って駅へ。お台場のフジテレビへ向かう。19〜21時のBSフジの「プライムニュース」という2時間の生番組で、この日は、田坂広志さんをメインゲストに「資本主義の今後」みたいなテーマで語るところへ、田坂さんが声を掛けてくれてサブゲストで参加。

田坂さんのお話、いつもながらとてもわかりやすく、いろいろとシンクロすることが頭いっぱいに浮かんできて、楽しい時間だった。この冬に田坂さんにインタビューをさせていただいたのが最初にお会いしたきっかけで、4月にはデニスの会にゲストできていただいて、今回「根本的な思想が近いですから」と声を掛けていただいたのは、とっても光栄なことである。

土曜日は、イーズカレッジの「システム思考セミナー」。基本的な考え方やツールを身につけ、ループ図を30個描いて、しっかり身につける、というセミナーだったのだけど、とても好評でよかった。これだけ描く練習をすれば、コツがわかってくるものね。「仕事でもプライベートでも使えそう!」という声も多くて、うれしかったことであるよ。そう、どんどん使ってください〜! このセミナーは次は秋に開催予定。

昨日の日曜は、日本青年会議所(JC)の東京ブロックのシンポジウムの講演とパネルディスカションに参加。壇上で話を始めたら、会場の音響がよいらしく、エコーがかかり気味なことがわかった。こういうときに早口で話すと聞きづらくなってしまうので、伝える情報と言葉を選んで、少なめの言葉でゆっくりめにはっきりと話すスタイルに変更。好評だったようなので、ほっとする。

かつて通訳者になるためのトレーニングをしていた頃、日本の同時通訳者の草分けのひとりと言われる原先生の教室に通っていたのだが、こんなお話を聞いたことがある(本に書いてあったのかもしれない)。

ある時、原先生は風邪を引いてしまった。のどを痛めないよう、声を温存すべく、言葉を選んで少ない言葉で通訳をしたところ、その通訳がふだん以上によかったと激賞された......。

通訳も講演も、言葉の量ではなく、いかに少ない言葉で大事なことをきちんと伝えるかが大事なんだよねー。。。

レスターはこの点でも素敵なお手本である。彼の講演は、早口になることもなく、そのままテープ起こしして本になるほど、無駄な言葉がなく、大事なことをきちんとわかりやすく伝える力を持っている。しかも、パワーポイントも何も使わずに、話だけで60分でも90分でも聴衆を引っぱっていくのだから、すごいなーと思う。

私も、できるだけ不要な言葉をそぎ落とし、少ない言葉で多くを伝えるトレーニングを続けていこう。

そしたら、いつか、壇上にいるだけで、何もしゃべらなくても、みんなに伝わる日がくるかも!
(さすがにそれはちょっと無理か〜。^^;)

 

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