昨日は、私立女子中高での講演だった。3ヵ月前に高校1〜3年生を対象に話をし、今回は、中学1〜3年と高校1年生、合計700人ぐらいが大講堂に集まってくれた。
中学1年生といえば、数ヶ月前まで小学生だったわけで、いつもの話(生き方&温暖化)も、できるだけわかりやすくー、と思って、私がやっている活動の紹介を手元の写真を使って準備していった。
グンタ・パウリ氏の通訳をしている写真、レスターと話している写真、翻訳もやってます、といって、アル・ゴア氏とのツーショットなどを映したのだけど、講堂がどっと沸いたのは、その次の写真、「取材や対談もやっています」と見せた茂木健一郎さんとのツーショットだった。やっぱりテレビに出ている人は有名なのねー。
でもそれよりももっと会場がどよめいたのは、その次に出した写真、首相の温暖化懇談会のようすだった。「この後ろ姿が私です。あちらにいらっしゃるのは」と、麻生総理の姿を大きく映したら、「おお!」「わー」みたいな大きなどよめきが広がって、とってもびっくりしたことであるよ。
それから、温暖化の話の冒頭に、2100年までの気温上昇のシミュレーションを見てもらった。これも、世界地図が赤く、黄色く、そして白くなっていくにつれ、生徒たちのどよめきが広がっていく。きっとショックだったに違いない。。。
「そうしないために」として、温暖化の仕組みや「どうなれば温暖化は止まるのか」を説明し、私たちがすべきこととして「省エネ」「自動車への依存を減らす」「買い物を気をつける」について話した。
フェアトレードのチョコレートの話をしながら、大人たちと同じく、子どもたちも生産の現場から切り離されて、「おいしい」「安い」だけを尺度に買い物をしていることを強く感じた。もっとそのつながりを伝えていかなくては!と思いつつ、帰りの電車でプレゼンファイルを修正していたのであった。
あ、そういえば、絶望に効く仲間たちに、「花火の季節が来ました!」とお誘いメールを送った。「行きます!」とのこと。今年の夏は、絶望に効く花火大会だ〜。(^^;