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えだブログ

2009
Jul
29

ゆったりと息を詰めて

2009年07月29日

月曜、朝打ち合わせの後、ナショナル・ジオグラフィックの取材を受ける。生物多様性がテーマ。これからこのテーマでの取材や講演が増えそう。いろいろ考えを深めるよい機会だ。

日比谷に出て、私が応援団長を務めている間伐材の紙を広げようという森の町内会の半谷さんと、戦略ミーティング・ランチ。そのあと、お茶の水へ移動して、エコプロ展の企画委員会。オフィスに戻って、メール対応など。手が回っていないメールがたまっている……。

火曜、ブータン仲間の草郷さん、平山さんと「GNHをめぐる鼎談」。これもふだん考えているいろいろなことをつなぎあわせて形にする、よい機会となった。GNHやブータンについて初めて知ったこともあり、勉強になった。さすが、ブータン人!とうなってしまった。ランチを食べながら、話を続け、私だけ先に失礼する。

週末に時間をかけて準備した「ソーシャル・ビジネス」をテーマとしたプレゼンと質疑応答のセッション。よい形で枠組みを提供できたようでほっとするう。中核の人から「よかった」とほめてもらって、うれしかったことであるよ。今後の展開もとても楽しみ。

オフィスに戻って、オフィスワーク(メール対応、スタッフへの指示や確認、仕事関係の整理などなど)をしてから、久しぶりのジムへ。

本当は月末の締め切り2本(著書、訳書)に向けて、それどころではないのだが、パーソナルトレーナーとの約束があるから出かけたのである。これが「優先順位」ってやつなんだよなぁ。ふだんなら「締め切りが終わってから」「時間ができたら」と思って行かなくなっちゃうから、続かないんだよね。締め切りだろうが何だろうが、約束してあれば行くのである。どうやって自分をそういう構造に陥れておくかが重要なのである。(予約するときは、大丈夫だろう、と軽く思っているのだ。当日、あー、しまった、忙しいのに、と半分後悔するのだけど、そのときはすでに手遅れなのである。^^;)

ジムでウォームアップをし、トレーニングを始めてはじめて、ここしばらく、執筆・翻訳で机に向かう仕事を長時間続けているために、体がごちごちに固まっていることに気づく。集中して始めてしまうと、何時間も立ちもせず、歩きもせずに、続けてしまうからだ。そうしないと、集中力とリズムが切れて、間に合わなくなっちゃうから。

あ、そっか、体を動かすのを忘れてたなあ、きてよかったなあ、そうじゃないと、ますます固まってきっと彫像になっていただろうなあ、と思いつつ、トレーニングしながら、周りをきょろきょろ。小林武史さんが矢沢永吉さんに出会ってapbank fesへの出演につながったのはスポーツジムだと言っていたから。私もだれかに出会えたらおもしろいなーと。(^^;

トレーニングは21時に終わった。速攻で買い物をして電車に乗る。海オフィへ。夜のうちに移動しておけば、翌朝早くから、仕事にかかれる。

というわけで、今朝は海オフィで目覚めたのであった。窓を開けたら、一面のもや。30メートル先の海も見えないほど。海の音だけが聞こえる。

午前中に翻訳を進める。せっぱつまっているので、進み方の早いこと。最初からこのスピードでやっていればこんなにせっぱつまらなかったのに、とついつっこみたくなるほどである。せっぱつまっていないときに、せっぱつまったときのスピードに持って行けるかどうかが大事なんだけどね。

こういうときは、息を詰めて仕事をしているような感じになる。スタッフからのメールの返事も、どんどんぶっきらぼうになってくる。締め切りが終わってから返事しよう、と別に分けておくメールが増えていく。

でもこういうとき、テンションを上げると空回りしたり疲れちゃってうまくいかないことを知っているので、集中度は上げて、テンションは下げて、という感じを意識している。テンションを下げるのに、波とその音がとっても役に立つ気がする。

さあて、バリみやげのコーヒーも入ったようだから、午後の部を始めようか。ではまたしばらく、潜水してきます〜。(^^;

 

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