前回、ちょっと触れた東京ガスのSUMIKA projectというのは、真におそるべし!というプロジェクトである。
どんなプロジェクトかは、ぜひウェブサイトを見ていただきたいのだけど、おそるべし!というのは、このプロジェクトがこれから日本や世界の「何」を変えていくことになるのか、その全貌が(きっとだれにも)わかっていない、ということである。
久しぶりに、本能というか、身体感覚というか、五感というか、いつも使っていない部分のつぼを押してもらったようで、わくわくして、気持ちよかった。
何せ「人間のすみか」を考える視点が「プリミティブ」である。いわく、未来といってカプセルや宇宙船を考えるのは20世紀的未来である。21世紀的未来は、原始的なもの、動物的感性、自然との関係をどう取りすか、ということだ、と。
そうして作られた4つの作品は、どれも「住居」に私たちが持っているメンタルモデル(こういうものだ、という思い込み)を気持ちよく揺らしてくれる。
とっても面白かった。見学後に、作品の1つであるパビリオンで、東京ガスの最新の調理設備で、地元の有名レストランのシェフさんの作ってくれたそれはそれはおいしいお食事をいただきながら、東京ガスの方々や今回の見学者と、いろいろお話しできたことも楽しかった。「炎のゆらぎの人間にとっての意味」とかね。
こちらがパビリオン。
週末は、イーズ・チェンジエージェント/JFS/グラム・デザインとの合同夏合宿。これまた楽しく、気持ちよく、おいしく、合計17人で、世界の変え方の相談ができて、とても濃い2日間だった。みんなもとても喜んでくれてよかったことであるよ。
緑の中の合宿はいいねぇ。
ときどきでも、こうやって「そもそも私たちは何のために日々の作業をしているのか」を確認したり、今後のことを話し合ったりする時間があると、毎日の仕事も変わってくる。そしてそれはうれしく楽しいことである。
それにしても、「さて、世界の変え方をみんなで考えましょう!」と言って、「はーい」とみんなで考え、2日目の最後には、いろいろな道筋やプロジェクトの芽ができているのだから、この集団はおそるべし!である。
そして、今日は、その合宿で教えてもらったtwitterを始めてみた。あ、おもしろい、ブログに書こう!と思っても、忘れちゃうことがよくあるんだよねー、と言ったら、そういう場合にツイッターは向いてます、と言われたので、どんなものだか、お試し中〜。
「ツイにツイッターを始めました!」というメールを、合宿参加者に送った。「ツイに、ツイッターを始めました。マイッタかー」と書けばよかったかな?(^^;
しかし、遊びで立ち上げて数時間後には、合宿参加者だけじゃなくて、知らない人も含めて、15人ぐらいが私のおしゃべりのフォローをし始めたそうで、何だかよくわからないけど、面白そうである。そうそう、その15人には、なんとダライ・ラマ様も入っているのである。おそるべし!(^^;