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えだブログ

2009
Aug
09

沖縄2日目

2009年08月09日

翌朝は、ホテルの朝食をパスして(間に合わなくて)、7時のバスに乗る。目的地は美ら海水族館である。(エモリサンは休暇をとってつきあってくれた)

ここは年間1200万人も来場者がいるそうだけど、公共交通機関で行こうと思うと、とっても不便なのねー。なにせ、名護からのバスが1日に4〜5本しかないのだ。ということは、みんなクルマで行っているのね。。。あまり持続可能ではない気がするのだけど。。。

バスは7:50に到着し、8時の開園を待つ。水族館は8:30開館なので、30分間、公園の中を散歩して待っていた。イルカのラグーンとかは屋外なので見ていたら、まったりと水中で寝そべっていたイルカがついーっとやってきて、ウインクしてくれた。

イルカ.JPG


ウミガメのところも屋外だったので、小雨が降ったり止んだりするなか、ゆっくり過ごしていた。と、海の方を見たら虹が出ている! 「虹だよ、虹!」とエモリサンに教えてあげる。虹を見た人って、きっとみんな大声になっちゃうんだろうなあと思う。(^^;

台風が近づきつつあるというのに、海はコバルトブルーに澄んでいて、そのうえに、燃えるような虹が出ている。虹って、ふつうは地面につくあたりは幻のようにはかない感じなのに、この虹は海からギラギラとエネルギーを発しながら立ち上がっている。その美しさにしばしぼう然としてしまう。

「あれ?隣にもう1つ虹が出ているよ。エモリサン、見える? 私の目がおかしいのかな?」と声をあげたら、エモリサンも「もうひとつ見えますね」と。すごーい、二重の虹、初めて見た。そういえば、去年沖縄へ来たとき、帰りの飛行機から虹が見えたことを思い出した。エモリサンって、虹男だったりして。(だったら、私は二時女?^^;)

8:30の開館時間になったので、水族館へ。人もまばらで、まるで貸し切り状態である。そして、美ら海水族館はやっぱりスゴイのであった。数時間過ごしちゃいたくなるところがいくつもあるのだけど、やはり圧巻は、ジンベイザメたちがゆうゆうと(コバンザメをくっつけて)泳ぎ、マンタの群れが舞う巨大水槽である。

巨大水槽.JPG

この巨大水槽の一角がカフェになっている。私たちは朝ごはんを食べていなかったので、カフェでゴーヤサンドとシークァーサージュース。

朝早いのでまだ人も多くなく、水槽の真ん前のテーブルに座れた。薄暗い館内で、ゆらゆらゆれる光の中、目の前を大きな魚たちがゆうゆうと泳いでいくようすを見ていたら、自分がどこにいるのだかわからなくなってしまったことであるよ。何だか海の底にいるみたいで。

マンタ.JPG

首が痛くなるのも忘れて、こんな感じで見上げていたのだった。エイやマンタのおなかって面白い〜。

ふと我に返ると、1時間ぐらい海の底でぼーっとしていたのであった。今度はここでぼーっとエイのおなかをみながらビール飲みたいなあ〜、と思いつつ、席を立つ。

フロアに戻ってびっくりした。すごい人である。さっきは貸し切り状態だったのに、今ではラッシュ時の山手線状態である。びっくりー。エモリサンと「美ら海水族館は早朝に限る」とうなづきあう。

台風の影響でときどき強い雨が降っていたけど、幸い、イルカ&クジラショーは無事開催できて、これまた、うるうるしながらじっと見ていたのであった。強風のため、たぶんジャンプ競技は減らしたのだと思うけど、それでも見応えがあった。そして、聞き応えも。何と言っても、ここのイルカ&クジラたちは、沖縄の歌にあわせて「合唱」もしてくれちゃうのだ。初めて聞いたけど、これもスゴイ!

館内に戻ったけど、あまりの混雑に早めのお昼にする。ラッキーにもオーシャンビューの席に座れたので、ゆっくりバイキングを楽しむ。シークァーサー・アイスもおいしかった。

そして、名護まで1時間弱、高速バスに乗り換えて1時間半ほどで、那覇に戻ったのであった。

夜は、RBCビジョン主催の講演会。台風の影響にもかかわらず、400人近い来場者が熱心に聞いてくれ、質疑応答も活発で、とてもうれしかった。今回はシステム思考をベースとした「問題の見抜き方、解決の考え方」を中心に話をさせてもらった。渋滞問題や観光業をどうするなど、沖縄の課題を考える上で役に立てればうれしいし、今後一緒に解決を考えていくような機会ができたらいいなと思っている。

講演は20時過ぎに終了。主催者の打ち上げに誘ってもらい、エモリサンとふたりでお邪魔する。今後こんなことができたらいいよね、という話なども含め、わいわいと楽しい会だった。「次回はぜひエモリサンとエダヒロサンのペアで出て下さい」と言ってもらった。実現するとうれしいな。

心配していた台風も、この日の飛行機にはだいぶ影響したみたいだけど、翌日はだいじょうぶそうでほっとする。戻って翌日の翻訳道場がちゃんと開催できるかを心配してたスタッフのサトウサンの念力が効いたに違いない。(^^;

 

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