翌朝、それぞれ（別々のホテルになったので）仕事をして、10時にチェックアウトして、空港に向かう。

空港についてびっくり。すごい人の数。空港カウンターのあるフロアは人の海である。昨日、いくつも運休したから、乗れなかった人もいっぱい待っているのだろう。でも殺気だった感じはなくて、ほっとする。私たちの便は予定どおり飛ぶとのことで、チェックインをすませ、ラウンジへ。

戻ってからオフィスでのミーティング、グラム・デザインでのミーティングが待っているので、シークァーサー・ジュースを飲みながらメールをやっていたら、おみやげを買っていてあとからやってきたエモリサン、オリオン生ビールを手に、「あれ、ビールじゃないんですか？」

「だって、戻ってからミーティングだもの」と言うと、「そんな、ふつうの人みたいなコト言って」と笑う。それでも私がビールを取りに行かないのを見て、「でもミーティングって、いまから戻ってだから、ずいぶんあとですよねえ（そのころまでにはビールも消えているでしょう？）」とつぶやく。

うひょー、でもそのとおり！と思っちゃったわけで、エモリサンは「説得、成功」と笑っている。科学者の説得って、説得力があるんだよねぇ。(^^;

機内に乗り込んでから、出発まで１時間ぐらい待つことになった。まあ、あれだけ混乱していたのだから、１時間で済んでよかったと思う。

「ええと、この２泊３日で何杯飲んだかなー」と指折り数えてみた。「９杯かな」といったら、エモリサンがいつものクールな言い方で、「たいしたことありませんね」と。科学者の言葉って、説得力がある〜。(^^;

しかし、そのあとは羽田までは(！)、ビールも飲まずに、４時間ぐらいずっとおしゃべりをしていた。エモリサンは温暖化の科学者なのだけど、そのリスクをどう伝えるかというコミュニケーションにもとても関心があって勉強もしているので、いろいろ話が展開してとても刺激的で面白い。経済をちゃんと勉強したい、というところも共通していて。本を教えてくれたのでさっそく勉強しようと思う。こういう同志がいてくれることは、とても幸せなことである。

羽田ですごーく遅いお昼ご飯を食べて、解散。といっても、月曜日に鎌倉の花火大会（絶望に効く花火大会！）でまた会うけどね。

到着がかなり遅くなったので、オフィスのミーティングは延期してもらって、直接グラム・デザインさんへ。私の森.jpが協力している「森living」の展示を三軒茶屋に赤池さんと見に行く。とってもすてきな空間になっていて、今度は森の中で過ごしているみたい。今日までなので、よかったらぜひ！

そのあと、赤池さんと打ち合わせしながらの夕食（というかビール）。互いの懸念事項を率直に話して、結論を出すことができてよかった。そういうコミュニケーションができる関係性で仕事ができること、とてもありがたくうれしいことである。

途中からオダサンにも来てもらって、３人で話をしながら、夜も更けていったのであった。。。