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えだブログ

2009
Sep
16

発表、無事終わりました!

2009年09月16日

2日目の午後、発表者として参加した「新しい経済の枠組みに向けて」というセッションが終わったところ。

ブータンのGNHやタイの「足を知る経済」のほか、半農半Xや「脱所有」などの日本の新しい動きを、ハーマンデイリーの枠組みに位置づけて説明しつつ、「本当に大事なのは何なの?」と問いかける、という15分のプレゼンをした。

しばらく英語ばかりで過ごしているので、英語がしゃべりやすくなっていて助かった。15分話したあと、いくつも手が挙がって、質問をいっぱいもらったので。日本語での質疑応答に比べると、やっぱりもどかしさが残るけど、健闘できたと思う。

私のあと2人がプレゼン+質疑応答をして、セッションが終わったあと、何人も話に来てくれたのがうれしかった。追加の質問にコメント、そして「とても刺激的でよかった」と何人かが言ってくれてほっとした。

最後に、この会議の主催者幹部の一人が「すごくよかった!プレゼンのファイルをくれないか」とUSBスティックを持って来てくれたので、座り込んで話し込んでしまった。資源の研究者や経済学者の集まっている中で、私がどうフィットするのかなあ?と思っていたのだけど、「このフォーラムだからこそ、こういう人たちが集まっているからこそ、君のような話が大事なんだよ。本当によかったよ」と言ってもらって、よかったことであるよ。「夜の晩餐会は、私と同じテーブルに席を用意しておくからいらっしゃい。デニスもシュミットブレークも同じテーブルに来るから」と誘っていただき、光栄なことである。

今、ホテルに戻って、ロビーでこのダイアリーを打っていたら、「2〜3分、いいですか? さっきのセッションに出ていたんですけど、1つ考えを聞きたいことがあるので」と声を掛けられた。「もちろん、どうぞ」と話をしていた。「あなたの話からは心が伝わってきました」と言ってもらえて、とってもうれしく思った。それが私の役割というか強みというか、あり方だから。「質疑応答でも、ビューティフルに答えてましたね。どれも、そうそう!と思って聞いていました」。質疑応答での英語はやや乱れてしまったのだけど、伝えたいことは伝わったみたいで、よかった!

先ほど、別の主催者幹部の一人が通りがかりに、「残念ながらあなたの話を聞けなかったけど、とてもよかったって聞いたよ」と声を掛けてくれた。そこに通りがかったシュミットブレーク氏が「そうとも、ジュンコなんだから」。(^^;

というわけで、ちゃんと話せるか心配してくれていた仲間、プレゼンの内容にアドバイスをくれたオダサン、英語のスピーチ原稿をチェックしてくれたランディ、役割を無事果たせたみたいなので、安心してね。

海外での英語での発表は、ワシントンDC、ベルリンについで、3回目になる。だいぶじょうずになったみたいで(前があまりじょうずでなかったからだけど)、パーソナルで英語プレゼンを習いに行った甲斐があったなあ。中身についても自分でよく話し、考えていることだから、ちゃんと説明でき、質問にも答えられたのだと思う。もちろん、つねに改善の余地はあるわけで、、、デニスのように「うまくできたところはどうでもいい、次に改善できるところを教えてくれ」って考えなくちゃね。(晩餐会のあとにそうしよう ^^;)

昨日の学生ディナーでのスピーチ、今日の発表と質疑応答が無事終わって、だいぶほっとした感じ。会議は明日が最終日。明日は「聴き方」の練習をしようと思う。

あ、そういえば、今朝、30分ほどダボスの町をジョギングした。こちらは朝夕寒くて、朝はダウンジャケットを着ている人が多いくらい。Tシャツで走り出したので、最初は寒かったけど、それでも、町の大通りのお店のウィンドーをのぞきながら、遠くに雪をかぶった山を見ながら、教会の鐘が響く中、トコトコと走るのは気持ちよかった〜。

さ、そろそろ晩餐会の時間だ。行ってきますー。

 

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