10キロを3回ほど走ったので、スズキトレーナーからは「次は15キロだね」と言われている。昨日の午後、走りに出た。
事前にインターネットで東京の日の入り時刻を調べ、明るいうちに砧公園の1マイルコースを周回できるよう(暗くなると道も見えなくなるので、、、)、時間を計算して、出かける。計画的な性格なのである。
スズキサンは15キロというけど、少しずつ伸ばした方がよいと思って、12キロぐらい走ろう、と思って出発した。そうそう、ランニング用のウォッチを買ったので、さっそく使っている。ラップが測れるのだ。子どもがおもちゃを買ってもらったときみたいにうれしい。すこし前までは「ラップって何?」って言っていたのにね。(^^;
ジムから砧公園へは慣れた道だ。公園に入ってからも迷わずコースまで行けるようになった。今回初めての4周挑戦である。あとでラップをみたら、見事に1周ごとに10秒ずつ長くかかるようになっていた。時計をみながら、そうしたわけじゃないけど、けっこう計画的?な体力みたいである。
予定どおりに日が暮れていき、夕焼け空を見ながら森の中を走るのは気持ちが良かった。4周終わって、もうちょっと走ってみようかなと思った。でも5周目は暗すぎてアブナイ。「そうだ、馬事公苑に行ってみよう!」と思いついた。ここから700メートルぐらいで行けて、そこも1周1マイルで、公園の中ではなく、ぐるりと道路の歩道を走れるから夜でも大丈夫、たくさんの人が走ってますよ、とスズキサンが教えてくれたのを思い出したのだ。
確か、この道だったよなーと思って、ひたすら走ると、馬事公苑交番というのが見えてきてほっとする。これだ〜。
確かにたくさんのランナーが走っている。私もぐるりと1周してから、ジムへ向かう。これだけ走れば12キロぐらいいっているだろうから、これで十分だ。
前に地図を見て、馬事公苑からジムへの道は「まっすぐいけばいい」と覚えていたので、まっすぐ行った。何だか細い道なので、やや不安ではあったけど。その不安はすぐに現実のものになった。住宅地に入り込んでしまったのだ。道はだんだん細くなって行き止まりになったり、どこへ行くやらくねくね曲がっているうちに、方向もわからなくなる。(それでも悔しいので立ち止まらなかった。暗い住宅地をうろうろ走るヘンな人をやってしまった……)
山で迷ったら水の流れを探せ、という。それを伝っていけば人が住んでいるところに出るから、と。暗い住宅地で迷ったら、車の流れを探せ、である。それを逆流していけば、太い道に出るはずだから……。
と計画的?に考えながら、うろうろ走っているうちに、ようやく太い道に出た。右だろうか、左だろうか? 人に聞けばいいのだろうけど、走るのを止めたくなかったので、とりあえず右に折れて走り続けた。
やがて、見知った交差点に出た。その瞬間、喜んで良いのか悲しんで良いのか、フクザツな心境であったことよ。「ああ、これで帰れる!」という思いと、「なんだ、ここ、砧公園のすぐそばじゃん、振り出しに戻ったみたい。馬事公苑から直接帰れば近いはずだったんだけどなあ」という思いと。
ともあれ、無事生還。97分走り続けたことになる。あとで距離を測ったら、15キロ。あちゃー! 期せずして、15キロ走ってしまったことであるよ。こうして、せっかくの計画性も方向音痴には勝てないことが証明されたのであった。。。
ちなみに、あとで地図を見たら、私は正しい道の隣の道を「まっすぐに」行ってしまったのだった。「まっすぐに行く」だけでは十分な情報ではなかったのだなあ。(でもまたやりそう……)
ジムで少しだけマシンをやって、シャワーを浴びてオフィスに戻る。さすがに疲れたなー。あくびばっかり出るので、仕事はあきらめておしまいにする。
でも今朝はいつもどおり、6時間睡眠できっぱり目が覚めたし、足も痛くないし、強くなってきたねぇ。(^^;
15キロをあと2つ続けて走れれば、フルマラソンも走れるってこと。もっと鍛えなくちゃ〜!
さて、今日は、KONISHIKIさんへのインタビュー。とっても楽しみ。並んで写真を撮るのも。(^^;
そのあと、「ゴアさんの缶詰」こと、ゴアさんの本の翻訳のための自主缶詰に入る。16〜18章を終えたいと思っている。方向音痴が出なければ、計画通り行ける、と信じているんだけど。(^^;