ハーフマラソンのダメージはそれほどなくて、多摩川を20キロ走った時には痛くなった膝や上半身も痛くならなくて、やっぱりトレーニングの効果があるんだなーと思う。とはいっても、階段を下りるのだけは筋肉痛に響く。昨日の夕方ぐらいにようやく、「ぎぃー」とか「ぐぅぅ」と言わずに階段を下りられるようになって、よかったよかった(前を歩いている人が振り返るんだもん)。
昨日の朝は、テレビ東京の収録があった。今日の23時からの「ワールド・ビジネス・サテライト」にインタビューの様子が出る予定。排出量取引などがメインのトピックで、私以外は経済の専門家がコメントされるそう。「環境の観点からのコメントも入れた方がよい」という話になったとき、経済界の方が「バランスのとれた見方ができるから」と私を推薦して下さったとのこと。
うれしいな、と思う。経済界や産業界に、言うべきことはきちんと言いつつ、でも言うことを聞いてもらえる、という立ち位置というかスタンスのバランスは、私がいちばん気をつけ、大事にしていることだから。
昨日の午後は、企業で「COP15とゴアさんの新著について90分で理解する」というセミナー。濃いプレゼンだったけど、COP15の報道の何を見ればよいか枠組みをわかってもらえたようで、よかったと思う。
そのあと夜は、珍しく、参加者としてセミナーに参加して勉強してきた。生物多様性の中のABS(遺伝資源のアクセスと利益配分)に特化したセミナーである。全体像と現状、今後の見通し、具体的な事例が聞けてとてもよかった。
今日は自宅で原稿書きなど。またテレビ局から企画の相談依頼。雑誌の取材も増えているし、COP15効果?なのかなー。合間をぬって、6キロ走る。21キロに比べたらラクなものである。(^^;
それから、「ゴアさんチーム」の打ち上げ場所を探して予約した。編集者の大森さんが忙しいので、代行である。役得?で自分の行きたいお店を選んで、お店に電話。予約の際に名前を聞かれると、いつもできるだけ一緒に行く人の名字を使わせてもらうことにしている。エダヒロって言っても伝わらず、3回ぐらい聞き返されることがけっこうあるからだ。
「お名前をいただけますか?」「大森です」と言ったら、「下のお名前もいただけますか?」と言われて、予想外の反撃?に目がテンになる。すぐに思い出せなかったし、男性の名前を言うのもヘンかなと、とっさに「淳子です」と答えた。大森淳子サンで予約しちゃった。オオモリサン、ごめん〜(^^;
そういえば、13日の日経新聞に写真入りで取材記事が載っていた。実家の母から「お嬢さんを見ましたと日経新聞を持ってきてくれた人がいる」とメールが来たので、「あー、あのとき、髪の毛がぼさぼさだったんだよねー」と、照れながら返信したら、「いつもよりマシだと思うけどね。ふだんはあんなものやありません」と返事が来た。あちゃ〜!
私は風邪を引いていなければ、冬でも洗髪後にドライヤーを使わない(エコのためというより、単なるずぼらである)。加えて、母が私を見かけるのは自宅で、私が自宅にいるときは翻訳か原稿書きをしているときで、そういうときは、頭皮マッサージをしながらPCに向かっていることが多いので、「髪の毛をかきむしりながら」よりはマシだと思うけど、見た目はまあ、同じ効果が得られているらしい。自分でもトイレにいくついでに鏡を見ると、「あ、花形ミツルだ」とか「今日は鉄腕アトムだ」とか思うもんね。
ま、次回は写真撮影がある取材には、ブラシか櫛を持っていこう。
そういえば、講演のアンケート用紙に、「もうちょっとファッションや髪型に気をつけたほうがいいと思います」と書いてくれた人もいたなぁ。
でも、この間、大学の時に出身高校に教育実習生で行ったときの生徒たちの感想文が出てきたのだけど、そこにも「髪型に気をつけたらもっといいのに」と書いてあったことを思い出した。昔からだったんだよねー、慰めにもならないけど、ずっと直らないかも。(^^;