元旦、ウェブの地図を見て自宅の近くで10キロのコースを作って走りに出る。途中で道に迷って……3キロほど余計に走る羽目に。。。今年を暗示していたらどうしよう・・・?(^^;
昨日(3日)は湘南月例マラソン。毎月第1日曜に行われているもので、11月に10キロレースのデビューを飾ったところだ。今回は20キロに挑戦。
暑くなる8月以外毎月行われていて、昨日は通算287回目とか。200回以上参加している強者もいるらしい。事前申し込みはなく、走る距離も当日決められる。海辺のサイクリングロードを、行きは富士山を、帰りは江ノ島を見ながら走る。たくさんのボランティアさんたちが運営してくれている、あったかい会だ。
昨日は「コースの最初の部分が、砂に埋まってしまっているので、最初と最後の2キロちょっとは砂浜を走ります」って言われてびっくり。砂浜をまじめに走ったことはないけど、考えなくてもきつそうである……。「だから、あまり無理をしないで、まあ、今年の走りを占うぐらいのつもりで、走ってきて下さい」とスピーカーからのんびりした係の方の声。
というわけで、何だかスポ根みたいと思いつつ、砂浜を走り始める。うー、なかなか進まないよぉ。。。2キロちょっとで、正規のコースであるサイクリングロードに上がったときには、走りやすくて感動した。穏やかな海を見ながら、走っていく。
前回10キロを走ったときは、走り始めて数キロで「何でこんなことを始めちゃったんだろう」と後悔したし、後半かなりつらかったのだけど、それから2ヵ月少しずつしか走っていないものの、体はちゃんとトレーニングに反応しているらしく、10キロはまったくつらくなく走ることができ、うれしかった。
20キロのコースは、まっすぐ7.5キロ走って、第1の折り返しで2.5キロ戻って、第2の折り返しでまた2.5キロ走って、第1の折り返しと同じところで第3の折り返し、そこから7.5キロ走ってゴール、というコースである。つまり、同じ20キロを走っているランナーと何度もすれ違うのだ。私のように後ろの方をジョギング気分でトコトコ走っているのに比べると、先頭集団は駅伝並みに速い。すごいなーと走りながら見ていたら、すれ違いざまに私に声を掛けて走っていったランナーがいた。
折り返しの構造上、みんなと3回すれ違うのだけど、この男性ランナーは3回ともすれ違いざまに私を激励してくれたのである。20キロを走っているのはほとんど男性で、女性が珍しいせいかとも思ったけど、私の前後には、若い女性が何人かかわいいウェアで走っているのに、私にだけ声を掛けてくれたというのは、私がよほど「応援してあげなくちゃ」と思わせるオーラを発していたのかもしれない。そんなにつらそうに走っていたつもりはないのだけど。(^^;
最後の5キロのところまで来たら、1時間以上あとにスタートした10キロの折り返し地点になっていて、10キロランナーに続々と抜かれていく。あちらは5キロしか走っていないけど、こっちは15キロ走っているので、とてもかなわない。最後の砂浜2キロちょっとはつらかったー。10キロランナーたちが追い越しながら「がんばれ」と声を掛けてくれる。「ふぁーい」と返事しながら、粘り強さだけは失わないぞと、歩きたくなる衝動を抑えて走った(速度的には歩いているのと変わらなかったかもしれない。^^;)
ということで、今年の私の運勢占い:予想外の困難に出会うでしょう。途中は気持ちよく進むことができますが、最後にかけてつらくなるでしょう。でも、スピードは違っても一緒に走り、応援してくれる人々がいてくれるでしょう。そして、粘り強くがんばれば、いつかはゴールに達するでしょう。