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えだブログ

2010
Jan
17

地に足をつけて

2010年01月17日

今年のマイテーマの1つは「地に足をつけて」である。

去年も年始は、「地に足の着いた」感じでじっくり進んで行けたのだけど、いつの間にか、慌ただしく“もっていかれてしまった”ような気がする。やっている1つ1つのことは、手を抜かず、しっかりやっているつもりだし、パニックになってキーッ!と叫ぶこともないのだけど、それでもしだいに「ありたい姿」に必要な時間がとれなくなっていった。「ありたい姿」でいるためには時間が必要なんだよナァ。。。

というわけで、今年は仕事もいろいろなことも減らして、地に足をつける時間を確保したいと思っている。

で、まずは引っ越しに際して、仕事用の机を作ってもらった。前の机は、あまり考えずに発注したため、なんでか机の高さが高くて、私はチビなので、文字どおりチョコンと座る、という感じで、安定感に欠けていた。今回はその反省を生かして、小学生用の机の高さで作ってもらった。おかげで、安定して座りやすく、仕事もしやすいことであるよ。これでしっかり、「地に足が着く」ってわけ。(^^; 

机は、天然住宅の愛工房の低温乾燥の杉材を使って、加藤木材さんが作ってくれた。奥行き60センチ、幅150センチで作ってもらったので、パソコンを使う仕事も、使わない仕事も、並行してできる。杉の柔らかくて温かい木目がやさしくてうれしい。

今年の仕事は、まずは家の片づけ、みたいな感じで始まったのだけど、先週末の翻訳道場、一年の計を考えるワークショップ、昨日の中高生への講演(生き方・考え方・環境問題について)、とよい感じでスタートが切れている。どれも、参加者によい時間ときっかけを提供できて、喜んでもらえてうれしいし、同時に、自分もいろいろ考えて、得るものがある。差し出すことで受け取れる、という恵まれた仕事をさせてもらっているなあ、と改めてありがたく思う。

昨日の中高生への講演の感想を読んでいたら、「世界一受けたい授業を実際に受けているような感じがするほど、楽しくて本当に聞き入ってしまいました」「いろいろなことが学べて、ずっと忘れたくないと思います」などなどのコメントにほろりとする。一期一会の語らいに「ずっと忘れたくない」と言ってもらえるなんて、なんて幸せなんだろう。

今年も、数は減らすかもしれないけど、こういう時間と機会を大事にしていこう。駆け抜けるのではなく、地に足をつけて、自分でもじっくり考えながら(そのための時間を大事に作りながら)少しずつ進んでいこうと思う。

あ、それから、マラソンの練習もしてます。今年に入ってから昨日までに6回、計70km走ってる。こちらは「少しずつ」ではなくて、駆け抜けたいのだけど。(^^;

今日はこれから都内で講演。そのあと、走りに行く予定。

 

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