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えだブログ

2010
Apr
11

お花見会

2010年04月11日

昨日、久しぶりにジムへ行った。パーソナル・トレーニングも久しぶり。

インドネシアから帰国後、ヒヤリングやいろいろ詰まっていて、運動やランができていなくて、何となく体がこわばった感じがしつつ、そうなるとよけいに体を動かさなくなってしまって、ますます体がこわばってくる、という悪循環だった。

こういう悪循環を、自分の意志だけで断ち切るのはけっこう難しい(渦中にいる本人なので)。数日前に、パーソナル・トレーニングの予約を入れちゃったから、行かなきゃ、というプッシュがあってよかったことであるよ(予約を入れる自分と、「あー、いかなきゃー」と出かけていく自分は、まるで別の人物みたいである)。

で、『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』という本にもあったけど、体を動かしていると気持ちも晴れてくる、ということは実際にあるんだなー。トレーナーのスズキサンのいつもの笑顔と、しばらくぶりの再スタートをじょうずに励ましながらのリードに、気持ちよく汗をかきながら、ダンベルやプッシュアップ、マシンの筋トレ、バーベルのスクワット、腹筋に背筋と1時間じっくりトレーニング。

スズキサンのトレーニングでいつも感心するのは、「その1時間ずっと、クライアントに注意を集中している」ということ。私はカウンセリングのトレーニングをしていたせいか、目の前の相手がどのくらいこちらに注意を向けているか、「いま・ここ」以外のことに気を向けているかが感じられるのだけど、スズキサンは、いつも始まってから終わるまで、適切に必要なレベルの注意をずっと一定してこちらに向けていることがよくわかる。さすが、プロだなー、と思う。この安定感が安心感や信頼感につながるんだよね。

荒川マラソンが中止になって、「せっかくそれをめざして練習していたのに、気が抜けた状態になっちゃっている」と言ったら、無理なくでもトレを続けるアドバイスをしてくれた。筋トレもランも、少しずつでも続けよう!と改めて思う。

昨日はそのあと、作家の石川英輔先生のお宅で、お庭の山桜のお花見会(と称する飲み会)におじゃました。石川先生とは、去年の3月に、東大で一緒に客員助教授をしていた内藤耕さんの呼びかけで、キューバに詳しい吉田さん、編集者の岸上さんと、5人でシンポジウムを開き、本を作った。
『江戸・キューバに学ぶ"真"の持続型社会』

それをきっかけに、時々お宅に呼んでいただいて、先生のお手製のおいしいお鍋料理をいただきながら、わいわいおしゃべりを楽しませてもらっている。「庭の桜がきれいだから」とお声掛けいただいた3回目の今回は、先生が「小料理屋のおやじ」になって、いろいろなおつまみや料理を用意して下さるとのこと。もったいないことである。

お花見会なので、まだ明るいうちにお邪魔した。お庭に入ったとたん、お花の甘い香り。ソメイヨシノは風に花吹雪を舞わせ、山桜は今が盛り。梨の花やシャクナゲも咲いている。

そうして5時から宴会。先生の手料理はどれもおいしくて、聞くと簡単にできそうな、素敵なおつまみの品々でした〜。菜園から手摘みのルッコラのサラダもみずみずしくておいしかった。

毎度ながら、先生の博覧強記とも言える、さまざまな分野にわたるすごい知識と、軽妙洒脱なおしゃべりに引き込まれて、あっという間に3時間半。楽しいひとときに感謝。

今日は久しぶりに海オフィへ。ゴアさんの翻訳、そろそろ最終の仕上げへ。

 

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