日曜日の5周年、多くの方が記念講演を聞きに来て下さって、うれしかった。
それぞれの組織や場所での「チェンジエージェント」(変化の担い手)の方々だと思う。エールを込めて、これまでの講演とは違う内容で話をした。午後のワークショップも、それぞれの学びや気づきがあったようで、よかった。
こういう「場」や「ネットワーク」が大事なんだよなあ!と改めて思う。日々現場で頑張っている方々が、安心できる港みたいに、ちょっと肩の荷を下ろせたり、新しい学びを得たり、勇気と元気とやる気を知チャージできるような場が。
「日刊 温暖化新聞」の企業団体パートナーの会(フォーラム)はまさにそういう場になってきていて、うれしい。翻訳者をめざす人々の切磋琢磨の場である「トラたまコミュニティ」も、そういう場とネットワークにしていきたいと思う。
5周年の会は、オフィスのスタッフの大車輪の活躍はもちろん、いつもお世話になっている外部スタッフの方々も、受付その他手伝ってくれて、一緒に祝ってくれたのがうれしかった。200人の会場で5周年の話をしているようすに、「マンションの1室でやった最初のワークショップを思い出しました」と、あとでメールをくれた外部スタッフの人がいる。
バラトンでシステム思考に出会い、自分にも日本にも多くの方々にも役に立つ!と直感的に信じて、会社を立ち上げ、システム思考の研修プログラムを作っていた頃だ。ひととおりできたあと、気のおけない仲間や実家の父にも集まってもらって、実際にワークショップをやらせてもらって、そのフィードバックをもとにさらに練り上げる、ということをやっていたのだ。
今では年間何百人もの方々に受講していただいているシステム思考のプログラムだけど、あのマンションの1室での数人に受けてもらったワークショップがひとつのスタートだったのだなあ、と思う。そして、そのときと今と、「システム思考は本当の問題解決に役に立つ。多くの人に知ってほしい、身につけてほしい。日本や世界のさまざまな問題解決に役立ててほしい」という思いは、まったく変わっていないことを改めて感じた。きっと5年後も10年後も、カタチは変わっていても、同じ思いでやっていることだろう。
昨日は、午前中トラたまコミュニティのトレーニング展開についての打ち合わせ。そのあと、環境省の方との打ち合わせ。日本の温暖化対策についての「中長期ロードマップ小委員会」の委員になることになったため、その説明など。
そのあと、三井物産の社長対談へ。すごーく勉強家でしっかり考えて臨まれていることがよくわかって、感銘を受ける。これだけ数字や背景までご存じの上で、自社や自分のスタンスを明確にとらえられている経営者って、すばらしい〜!
終わったあとの雑談でわかったのだけど、今回の対談相手の私についても、新成長戦略のヒヤリングでの発言録や、なんと「朝2時起きで、なんでもできる!」まで読まれ、どういう人なのかを勉強した上で対談の場にいらしていたのだ。すごいなー。忙しい身でも、忙しさを言い訳にしない生き方をされているのだろうなあ、見習わなくては!
そして、三井物産さんも日刊 温暖化新聞の企業団体パートナーになってくれた。これからのコラボ、とっても楽しみ。それから、昨日の5周年などに来て下さったご縁で、オンワードさんも入ってくれた。うれしい〜!
話は変わるが、三井物産の本社はお堀端にある。夕方に仕事が終わるということで、朝から用意をしていって、昨日ついに、「皇居ラン・デビュー!」を果たしたのであった。
対談前の打ち合わせの部屋から、皇居の周りを走っているランナーが見えていた。「けっこう走っているんですよねー」と物産の方。「ええ、えっと実は私も対談が終わったら走ろうと思って……」と白状したら、びっくりされた。(^^;
昨日は天気も心地よくて、時間も早かったので、道もすいていて、とても気持ちの良いランができた。お堀のぐるりのあちこちに、いろいろな花が咲いていて、新緑も柔らかく、気持ちよかった。昨日は久しぶりだったので、2周(10キロ)にしておいたけど、また走りに行こうっと!
ところで、経産省の方が「皇居ランはけっこうアップダウンがあるから気をつけて」とメールをくれていたのだが、ほんと、平坦かと思っていたけど、そうでもないのね。きつい坂じゃないけど。2周してみたけど、どうみてもアップよりダウンのほうが多かった。気のせい???(^^;
最近、経産省や環境省の方ともやりとりをしているので、「いっしょにチームを組んで駅伝にでませんか?(目的は終わったあとのビールですけど)」と誘っている。もしかしたらそのうち、「経済と環境チーム」なんてチームが駅伝に出るかもしれないので、お楽しみに!(^^;