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えだブログ

2010
Jun
14

同級生交歓

2010年06月14日

行ってきました、南魚沼グルメマラソン。グルメマラソンといっても、走りながら食べるんじゃなくて、走り終わったあとに、魚沼産のおいしいご飯の食べ放題+格安での地元のおいしいおかずが待っている、というものである。

ふつうマラソンは朝スタートなのだけど、遠くからも参加しやすいように、このマラソンは午後2時スタートだった。だから私も行けたのだけど、でも、すばらしく日差しの強い好天で、朝からじっくりと温められたアスファルト道を走るのは思いのほか、暑くて消耗した。

それでも、第1回大会にしては運営の手際が良く、1箇所だけ給水場の水がなくなっちゃっていたほかは問題なく、沿道で応援してくれる地元の方々もたくさんいて、子どもたちのお囃子部隊?が暑い中太鼓を叩いて応援してくれるのにはうるうるきてしまったし、水道の水を使わせてくれたり、「トイレ」という紙を持って、トイレを提供してくれる方もいらして、あったかい大会だった。

私はここしばらくの練習不足と調整不足(まあ、環境月間の6月に走るのはもともと無理だったのかもー)に重ねての暑さに、8〜9キロ地点で早くも「倒れないでゴールまで行こう」と目標設定を変更。(それまでにも何人かランナーが倒れて救護されていた)

ツライところでは早足歩きに切り替えて、歩いたり走ったりしながらゴールへ。最後の2キロはいつものペースで走れたので、余力をかなり残してのゴールとなった。

「マラソンでは歩いちゃいけない、歩いたら負けだ」という思い込みがあったのだけど(正しい思い込みかも知れないけど。^^;)、体調優先で let go してみたら、けっこう気がラクになって、「へー、後ろの方って、こんなにみんな、歩いているんだねー」「歩いている人たちを抜かしていく私って、やっぱり早足なんだなあ」みたいな感じで、それはそれで新鮮な発見だった。(それにしても、歩いている人が特に多い大会だったと思う。あの暑さではむりないよねー)

ゴールして、記念品の特製お茶碗をもらう。これで好きなだけご飯をどうぞ!という趣旨である。ハーフ走り終わってすぐにご飯って食べられるのかなあ?と思ったけど、おばちゃんたちが「さあ、どうぞ」ってあったかくにっこりしてくれるものだから、ついお茶碗を差し出し、盛ってもらう。うん、食べられるもんだね。(^^;

完走証をもらったら、すでにタイムが記録されていた。今回は途中で時々歩いていたのに、去年の12月に最初に走ったハーフマラソン(そのときは全力で、もちろん歩かずに走った)とほとんどタイムが変わらないのがおかしかった。ベースのペースが上がったってことかな? 歩いても走っても、あまり変わらないのかなー。 そして、最悪このペースでフルマラソンに出ても、制限時間以内にはゴールできる、という見通しが立ったのも収穫である。

かくして、新幹線で出かけたハーフマラソンが何とか無事終わったのであった。その翌日も筋肉痛にならなかったので、かなりラクな走りをしたことがわかる。(^^;

昨日の夜は文藝春秋の「同級生交歓」に茂木健一郎氏が出るということで、同級生が4人呼ばれて、グラビア撮影+食事をしながらのプチ同窓会だった。

茂木さんのほかは、インド数学者の中村さん。そして残り3人がC組だった。私のほか、弁護士の宮野君、フジテレビの辣腕プロデューサーとして有名な(スマップの育ての親と言われている)荒井君。荒井君とは高校卒業以来で、本当に懐かしかった。全然変わっていなくて。

懐かしい先生や同級生の話から、日本をどうする、みたいな話まで、茂木さんを中心にプチ同窓会は盛り上がって面白かった。同級生というのは遠慮がなくて、言いたいことを言えるのが不思議だね。いつも茂木さんと一緒にいる方々が、ふだんとは違う茂木さんの姿を面白がっていた。

「太陽のタレントと月のタレントの組み合わせ」「SMAP×SMAPでの5人時間の配分」など荒井君の話を聞いていて、「プロデューサーって、そういう仕事なんだ〜」と面白かった。

夜遅くにお開きになり、タクシーで帰る茂木さんをみんなで見送って、荒井君と地下鉄の駅へ。階段を下りながら「プロデューサーの仕事って、教科書とかないでしょ? どうやって身につけるの? やりながら試行錯誤?」と聞いたら、「そうだねえ、やりながらかな。プロデューサーって、タレントを守る仕事なんだよ。タレントっていっても人によって違うから、守り方も違うんだけど」。その瞬間、高校時代の穏やかで口数は多くないけど正義感の漂う荒井君とピン!とつながった気がした。と同時に、タレントさんたちから敬愛されているプロデューサーとしての荒井君がほんのちょっとだけだけどわかった気がした。

30年ぶりに会っても、すぐにため口がきける仲間がいるって、幸せなことである。

 

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