22日に無事帰国。22日はすごく暑い日本だった。でも昨日23日は寒かった〜。何だこりゃ。

バラトン合宿はいつもあっという間に過ぎてしまう。自分や自分のやってきたこと、やっていくことを自分の目だけではなく、もっと大きな文脈や枠組み・時間軸で振り返ったり考えたりできる、とても大事な機会である。

今回は世界中び地域通貨の火付け役となったバーナード・リエター氏も参加していたので、ご飯を食べながらなどいろいろ話を聞くことができて、いろいろと考えさせられた。

合宿が終了してレイキャビクへ戻るバスに乗り込んだら、リエターさんが「隣に座っていいか？」と言うので、「ええ、もちろん」と返事したら、隣の座席に座って、「君と話したいと思ったのは、君が不可能が好きな人だからだ」だって。

「どーしてわかったの？」と尋ねたら、「日本で、しかも女性で、大きく変えていこうとするなんて、不可能が好きな人以外いないだろう？」って。

私は日本で女性で大きく変えていくことが不可能なんて思っていないけど、リエターさんらしいほめ言葉？と受け取っておくことにして、レイキャビクまでひとりしきりおしゃべり。今回のバラトン合宿で、本当に変えていくには、現在のお金のシステムやお金に対する考え方を変えなくちゃいけない、と改めて痛感したので、リエターさんのいろいろな経験や考えにびっくりしながらも、いろいろと勉強になる〜。重いけど。。。

ほかにもいろいろな学びや気づきや内省や振り返りやフィードバックを大事に抱えて、帰国。これからに活かしていくぞー。っとさっそく、タイムシートを改善した。「変えたければ測りなさい」－－変えたいものが変わったら、測り方も変えなくちゃね。

今回はアイスランドで３回走った（寒かったけど、終わった後のお風呂を楽しみに！^^;）。３日目は足が重かったので、ジョギング仲間のリンダに、「今日は私はLSDで行くから」と言ったら、びっくりした顔。黙っているので、「Long Slow Distanceだよ。今日はゆっくり走るから」と言ったら、ふーと息をついて、「わかった。私もゆっくり走るから。でも気をつけてね。その言葉。LSDっていうとドラッグだと思われるから」って。

あちゃー！確かにそういう幻覚剤があったなあ。「今日はLSDで行くから」って言われたらびっくりするよね、って笑ったら「うん、ま、あなたは大人だから止めはしないけどね、でもよく考えてね、って言おうかと思ったんだよ」とリンダも笑う。

そもそもLSDって英語は和製英語じゃないかと思ってた。英語でいえば、Slow Long Distanceならまだわかるけど、Slow Distanceとは言わないもんね。気をつけなくちゃ〜！(^^;

というわけで、ドラッグではないLSDでジョギングも楽しんだものの、アイスランドのおいしい食事をつい食べ過ぎてしまったので、体重計がコワイ〜と思って帰国したのだが、その点は大丈夫だった。ほっ。

そうそう、毎年最も貢献したメンバーを表彰する「今年のバラトンメンバー」に、今年は同僚のオダサンが選ばれてうれしく思った。オダサンは選挙で運営委員会のメンバーにも選ばれた。バラトンもいろいろな意味で転換期にあるけど、このネットワークの持っているすばらしさをぜひ守っていけたらと思っている。