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えだブログ

2011
Mar
19

新幹線より

2011年03月19日

きっとみなさんの多くと同じように、長かったような、あっという間だったような、1週間だった。

外での仕事はほぼすべて延期になったので、1週間、自宅にこもって、1日14時間ずつ、集まってくる情報を確認し、考え、まとめ、発信し、いろいろなチームを立ち上げ、仕事を依頼し、確認や次の依頼を、、、ということをやっているうちに、日が昇り、影が動いていき、日が暮れる、という毎日だった。

昨日は1週間ぶりに、こもり生活から下界?に降り、オフィスへ。ソトコトさんとコラボの打ち合わせ。キワニス東京で講演。戻って、オフィスで打ち合わせ。そして、夕方から、1時間半ほどスタッフとの「共有の時間」を持った。

今回の震災を受けて、それぞれの思いや不安などを、時に涙をこぼしながら、共有する時間が持てたことをとてもありがたいと思っている。私が1週間こもり切りで、情報発信やつなぎ役に徹することができたのも、みんながしっかりオフィスを守って回してくれていたおかげ。

そして、イーズとチェンジ・エージェントは今こそ本領を発揮すべきだと、できること・すべきことがたくさんあることはとても恵まれたことであると、私も思う。一人だったら不安なことも、みんなで共有し、共感しあうことで、ちょっとラクになることもある。「学習する組織」でありたいと、ずっとスタッフと共有・対話の実践を積んできてよかった、と思う。

一人一人の不安や思いが、みんなのビジョンや覚悟に変わっていくようす、心強かった。私たちの勝負はこれからだよね、みんなでだったらがんばれる! そして、こんなすてきなスタッフに支えてもらって、私は本当に幸せであることよ。

みんなの思いを聞きながら、自分の思いを話しながら、自分がやるべきことがくっきり浮かび上がってくる。また1週間ぐらいこもらなくちゃ、追いつかないぐらい〜!(^^;

この1週間、情報を発信するという自分の立場やあり方、そのやり方などについて、根源的な大きなことから、小さな注意事項まで、メールニュースを始めて12年目になるのだけど、これまでの11年をあわせた以上に、すごく考えさせられ、たくさん学んでいる。いろいろアドバイス・批判をもらえることはとてもありがたいこと(すぐにはそのように素直に受け取れないこともあるけど、そういうときの自分への対処の仕方はマスターしたと思う)。

今日は、日帰りで名古屋へ。EPO中部のESD(持続可能性教育)のフォーラム。これまであまりご一緒する機会のなかった教育現場の方々と出会えて、お話を聞けて、話を聞いていただけて、やりとりができて、今後へのつながりもいただけて、本当によかった。勉強になった。

それでもさすがに「これが終わるまでは気が抜けない」と思っていた出番が終わったので、終わってから名古屋駅まで戻ったら、すごーく久しぶりに軽い頭痛。

缶ビールをアスピリン代わりに、いま新幹線で東へひた走っているところ。今日講演&トークでご一緒させていただいた前田先生が「時には生活の中で自分に四分休符を」とおっしゃっていたように、私もちょっと四分休符〜。(^^;

 

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