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えだブログ

2011
Apr
16

パワー女子会と絶薬の仲間たち

2011年04月16日

週末。ブログを書く時間がとれてうれしい。今日はひまわりのお香とアイスコーヒー。1週間で急に初夏になったみたい。今日のBGMは、初夏っぽくYANNI。

3.11以来、考えることが多くなり、考えさせられることが多くなり、思考の筋肉がウォームアップしてきたような気がする。まだ考え抜くべきことが考え抜けず、もどかしいのだけど。

さっき1週間ぶりに掃除機をかけながら発見したこと。「アイディアは掃除機と共に湧いてくる!」(^^;

掃除機をかけているときの脳の状態って面白いと思う。目の前の絨毯の状況を見ながら手を動かし、同時に少し先の動きをシミュレーションしている。でもそういうことはほぼ自動化されているので、頭の中枢は空っぽ、という感じ。だから、そこに次々とアイディアや切り口が湧いてくる。

さっきも何度も掃除機を切っては、机に戻り、アイディアをメモしては掃除機に戻る、ということをやっていた。掃除機共に生まれるアイディアは、すぐにメモっておかないとすぐに消えてしまう(掃除機が吸い取っちゃう?)ということもわかっているからね。

今日のお掃除の成果は、「反原発」と「脱原発」の違いがわかったこと。幸せ経済社会研究所でやっていく調査についての素敵なアイディアが生まれたこと。わくわく。

デシベルならぬメルベル(メールボックスにたまっているメール数)は、先週末にがんばって130台まで下げたものの、今週ふたたび250台まで戻っている。まあ、善戦してるけどね、これでも。

来週のパワー女子会が楽しみである。これ、ダレとは名は明かしませんが、環境NGOで活躍中の同年代の女性3人がふとしたことから時々集まるようになったもの。去年の夏には温泉合宿をしたり、飲み会は絶対に個室を指定。他の人が聞いたら、ぶっとぶような話をするからね。パワーも思いも経歴も経験も並外れた彼女たちと喋っていると、自分がコドモ?みたいな気がしてくるほど。楽しいんだな、これが。

何が楽しいかって、たぶん、「同じ分野で活動しているから状況は共有している」けど、「互いに立場をとらなくていいし、ここで言ったことが外に伝わったらなんて考えなくてすむ安全な場だから好きなことを言える」ってことかな。

気のおけないおしゃべりという点では、同窓会なんかもそうだけど、でも自分の人生と暮らしのほぼすべてを占めている「この状況」については共有できていないから、話せることが限られる。同窓会はそういうものだからこその楽しさ、なのだろうけど。

一方、「この状況」について共有して、一緒に活動している人たちは周りにもいっぱいいてくれて、とても幸せなのだけど、そういうところではだいたいある立場にいるから(会社の代表とか、NGOの代表とか)、自分がぶちまけたいことじゃなくて、自分の立場をわきまえた適切な発言をしなくちゃいけない。当たり前だけど。

だからこそ、「同じ分野で活動しているから状況は共有している」けど、「互いに立場をとらなくていいし、ここで言ったことが外に伝わったらなんて考えなくてすむ安全な場だから好きなことを言える」仲間がいてくれるのは、本当に幸せなことだと思う。このパワー女子会もそうだし、絶薬の仲間(漫画家の山田玲司さんの「絶望に効くクスリ」に登場させてもらった田中優さん、江守正多さん、私と山田さん)もそう。4人でときどきロフトのトークショーに出て、ビールを飲みながらしゃべったりしている。

みんなとても真面目で真剣で、一人ひとり個性が立っていて、考えることや言うことがそれぞれに違っていて、お互いの話にどんどん積み重ねていけて、活動だけじゃなくて人生の話もできて、その時間とビールが楽しくて。

でも考えてみれば、どちらの仲間も、ここ1〜3年の間に生まれたんだよね。きっと人生のこの時期だから、なのだろう。人生の後半に向かう自分への心強いプレゼントみたい。桃太郎のキビ団子、かな。

桃太郎たち、いよいよ鬼ヶ島に到着しました。

 

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