昨日の午前中は、政府の「討論型世論調査」の討論会に専門家のひとりとして登壇した(終わるまで公開しないことと言われていたので事後報告)｡300人弱の参加者が15人ずつの小グループに分かれてグループ討議をしているようすを傍聴｡いろいろ考えさせられた。

その後、全体会で各グループからの質問に答える4人の専門家の一人として登壇｡今日の新聞にも出ていたように、質問の多くが「ゼロシナリオ」に集中しており､｢できればゼロにしたいけど、本当にできるのだろうか」という思いの人が多いんだなあ、と小グループ討論も含めて感じた。その場での質問にその場で2分で答えるという瞬発力・即興力を求められる出番だったけど、私の答えた内容と気持ちが、少しでも届いていることを願う。

終了後、用意してもらっていたタクシーに飛び乗って(西岡先生も一緒に飛びのってくれて)未来館へ。「第3回みんなのエネルギー・環境会議｣､150人強の来場者と1万5千を超える動画中継アクセスの向こう側にいる方々と､豪華メンバーで議論を展開した｡参加して下った方、もしご感想などあったらぜひ〜。

自分が手を挙げてやらせてもらったセッション2「原発の諸問題」では、事故リスク、核廃棄物について取り上げ、これからの整理と議論のためのとっかかりになったかなと思う｡

終了後NHK国際放送の取材を受け(へろへろの英語になってしまった ^^;)、新橋に移動して、登壇者と事務局を中心とした懇親会でさらに盛り上がる。セッション3の素敵な大学生の登壇者も用事が終わってから懇親会に駆けつけてくれて､みんなの拍手喝采を受けていた。

昨日は京都でも若者のエネルギーを議論する会が開かれていて、おとといは東京でも開かれていたとのこと。若い人たちがどんどん考え、議論していくお手伝いもしていけたら、と思っている。