バラトン合宿3日目。アランと恒例の早朝ミーティング、お互いの1年間の取り組みや学んだこと、これから進めていきたいことを共有しつつ、意見・情報・思いを交換。出会って11年、毎年この時間が持てることがとてもうれしい。

午前中はいつものように3つのプレゼンとディスカション。久しぶりにカムバックしたベスが気候変動やエネルギーのわかりやすくつかいやすいシミュレーションを開発し、政策策定者にも影響を与えているという発表｡｢私にも使わせて〜!｣とシェアしてもらい、使い方を習う。日本でも...使えたら、と思っている。

バラトンメンバーのひとり､ロバート・コスタンザ｡生物多様性を勉強した人には見覚えがある名前では? 1997年に生態系サービスの経済的価値を見積もり、地球全体の生態系サービスの貨幣価値は年間少なくとも33兆ドル､当時の世界全体のGDP約18兆ドルの1〜3倍に相当する、という衝撃的な論文を｢ネイチャー」に発表した研究者だ｡つい｢すごい研究者だからもっとずっと年配かと思ってた〜｣と言ってしまったほど、若々しい(裸足で誰よりもバレーボールに興じている｡^^;)｡ブータンのGNHプロジェクトにも深く関わっているので｢次はブータンで会えるね｣｡

夜は恒例のハンガリー音楽とダンスを楽しむ｡ハンガリー式のフォークダンスをみんなで踊って楽しかった〜♪