「アダム・スミスは元祖・資本主義の一人であって、国が富み栄える理由を論じた最も有名でおそらくは最もすぐれた本を書いた学者であるにもかかわらず、『道徳感情論』では誰よりも熱心に、幸福になろうとして富を追求することのむなしさを雄弁に語っている。このアダム・スミスと、資本主義と自己利益の追求を誰よりも重視したアダム・スミス。両者にどうやって折り合いをつけたらいいのだろう」ーー面白いですよー!
http://ishes.org/news/2016/inws_id001999.html
「250年前に、スコットランドのとある道徳哲学者が『道徳感情論」というおよそ魅力的でないタイトルの本を書いて、この問題にまじめに取り組んだ。同書では、人間の徳は何に根ざすのか、なぜ人は自分の利益に反するようなときでも正しい行いやよい行いをするのか、といったことが論じられている。言わば、心理学と哲学に加え、今日では行動経済学と呼ばれるものが混ぜこぜになった本である。著者は誰あろう、かのアダム・スミスだ。この偉大な学者は、友情、善行、富の追求、幸福の希求といったものを丹念に観察して同書を書き上げ、よき人生とは何か、どうすればよき人生を送ることができるかを説いている」ーー勉強会、明日です~! アダムスミスの経済学の理解にも、人生をよりよく生きるためにも、オススメの本です。どちらかにご興味のある方、どうぞご参加ください。
http://ishes.org/news/2016/inws_id001999.html