引っ越し後の荷物の片づけ、懐かしいものがいっぱい出てきて、なかなか進まない~。大学生のとき、弱視の方のための拡大写本のボランティアをしていた。これはその練習の記録。今なら一瞬で文字を拡大して見たり印刷したりできるけど、当時は一字一字書き写していました。
弱視の方はボランティアの手による拡大写本を受けとるまで数ヶ月も本を楽しみに待ち、自分は一字一字書き写す作業が禅の修行みたいで面白かった。心を真っ白にしてやらないと、間違ったり字が崩れたりするから。
テクノロジーのおかげで便利な世の中になったけど、それはそれで大事だった時間が失われたようにも思う。自分も今はこんなに真剣に一字一字書いたりしないものなあ......。