24日午前中、東京ガスの村木氏へのインタビュー、とても楽しくわくわくと、あっという間に時間が過ぎてしまった。そのあと、東海道物流新幹線構想の集まり、それから、省エネハウスの取材、そして、ハーマンの会。
ハーマンの話は、とても面白く刺激的で、いろいろなことを考えさせてくれた。アンケートを見ると、たくさんの参加者もいろいろな気づきや学びがあったようで、うれしく思う。来日が決まったときすぐに「日本に行くけど、何かいっしょにやる?」と声を掛けてくれたハーマンに感謝!である。
終わった後、お魚料理のお店で4人でいろいろ話をしたり教えてもらったり。いつもにこにこしていて、ユーモアたっぷりだけど、不屈の人なんだよねー。「やっと、ウィーンの駐車場政策を変えさせることができたんだよ。25年かかったけどね」なんて、軽く言っちゃう人なのだ。
25日も、午前中都内で打ち合わせ。午後、オフィスで3件打ち合わせや取材。取材は「婦人公論」。「エコで輝いている女性たち」というような特集があるそうで、そういうのが女性雑誌の特集になる時代になったのねー、と感慨深い。
26日は、久しぶりの海オフィへ。『地球のために私ができること』を出してくれた出版社の編集長と、私を世に送り出して以来、ずっと面倒を見てくれている編集者のアオキサンと、3人で企画の打ち合わせ。
ゆっくり海を見ながら、ミルで挽いたコーヒーを入れ、畳に座って話しているうちに、当初の予定の企画(企画書もできていて、項目出しのブレストの予定だったのだけど)をさておき、「こっちのほうがもっといい!」という案が出てきて、3人でノリノリのうちに、新しい企画ができてしまった。都内の会議室やわさわさした喫茶店では絶対に出なかった企画である。おそるべし、「場」の力!
途中でお昼になったので、海オフィの3階にある海の見えるレストランで、ランチ(&早くもお祝いの?ビール!)をいただきながら、話を続ける。
海を望むテラスで、波の音を聞きながら、江ノ島と三浦半島を長めながら、おいしい食事とビールと、新しいわくわくする企画。最高でした〜。(^^;
おふたりを送った後、私は海オフィにしばしこもって、さっそく企画をカタチにし始める。実は、前からずっと大事だと思ってきた切り口(つまり、問題構造を変えるレバレッジ・ポイントのひとつ)なので、とっても賛同してもらえて、カタチにしてもらえそうなこと、うれしい。当初の企画は、読者の頭に働きかけるものだったけど、新しい企画は、読者の心にきっと働きかけてくれる本になる。そして、そのほうが効果が高いことは間違いない。
27日は、JFSの春のボランティア・ミーティング。これまた楽しい時間だった。法人会員のカタログハウスさんのホールをお借りして、40人強のメンバーで、事務局がくふうと趣向をこらしたプログラムで、楽しく和気あいあいと、時間が過ぎていく。今回、「JFSははじめて」という新しい方がたくさん来てくれたこと、とてもうれしく、その多くがJFSの仲間に入ってくれて、とてもとてもうれしい。
2次会の懇親会にも、飛び入りも含め、たくさん来てくれて、「合コンなみのハイテンション」と評される盛り上がり(とおいしいビール)に、思わず時間(と量)を忘れて、楽しんだのであった。JFSって楽しいなあ、素敵だなあ。
28日は、ふたたび海オフィへ。今度は、オダサンと5月8〜9日に開催する集中ゼミ「持続可能なビジネスモデルを考える力をつける」の資料づくり。意識啓発の時代は終わったのだ。次は、企業であれば、いかにそれを自社の事業や存在意義に結びつけ、統合していくか、なのである。
参加者数もちょうどよい感じで、じっくりとディスカションできそう。現時点での自分たちのすべての考えや知識の到達点を土台に、まったく新しいセミナーにしたいと思っているので、力が入る〜。(^^;
今日は29日。オマーンで第2プロセスを終えた翻訳書(ビジネス書)の第3プロセスを猛ダッシュで進めなくては。締め切り迫る、に加えて、5月けから、総理の懇談会関連がますます忙しくなってくるからだ。
そういえば、カタログハウスの竹本さんが、JFSのボラミ(ボランティア・ミーティング)での挨拶で、「いったいエダヒロジュンコは何人いるんでしょう? 5人ぐらいいるのでは?」と言っていたけど、ある意味、正しい。
ボラミで、事務局が「1本の記事が世界に向けて発信されるまで、こういうプロセスをたどり、平均して14人のボランティアさんの手から手へ渡されて、完成するのです」と説明してくれたのだけど、私の活動もまったく同じである。
外から見えているのは、「エダヒロの活動」になるのだと思うけど、でも、私がひとりでやっている活動はほとんどない(ダイアリーは一人で書いてるけど)。どの活動も、たくさんの方々が支えてくれているからこそ、なのだ。
たとえば、総理の懇談会での発言にしても、関心のある方々や、そのためのリサーチをしてくれているチームからのインプット、JFSで触れる数え切れない数の最新情報、講演先や取材先でのやりとりで得たこと、メールニュース読者からのフィードバックなどがベースになっているからこそ。本当にありがたいことである。