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8月4日、インド上院で新しい会社法が成立しました。1956年に作られた会社法が改正されることになりますが、利益の2%をCSR活動に充てることを求めるなど、「CSRを義務付ける画期的な動き」として、アジアのNGO界からも大きな期待の声が上がっています。
アジアからの報道ニュースレターの一部をご紹介しましょう。
CSRの観点から、新しい会社法がインドの企業に求めるものには、以下のようなものがあります。
・ある基準を満たす企業は過去3年間の平均利益のうち、少なくとも2%をCSR活動に充てること
・透明性を確保するため、取締役会の3分の1は中立の取締役であること
・取締役会には、少なくとも1人、女性を含むこと
・CSRの必要事項を満たすことができない企業は、説明をするか、または、罰則に直面することとなる
(新しい会社法の詳しい内容についてはご自身で確認ください)
利益の2%をCSR活動に充てることが義務化されるのですね! ウェブサイトでその活動や成果についての報告も求められるようです。
インドのCSRの活動や意識、大きく進みそうですね~。