東京都市大環境学部のリジャル先生(ネパールご出身)からのメールと資料をご紹介します。先生の故郷の村もネパール地震で被害を受け、村の復興と学校の再建に奔走されています。私も支援しています。ぜひご協力下さい。
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皆様、
いつも大変お世話になっており、誠にどうもありがとうございます。東京都市大学のリジャルと申します。NPOバル・ピパル奨学基金の代表もしております。
ご存じのように、ネパール地震により、500,000棟の建物が大きな被害を受けました。そして、建物の倒壊等により2015/5/30現在、8,691名が死亡し22,000名以上が負傷し、ネパール史上最大の国難をもたらしました。環境学部の岡田先生と私は5/17~5/24でネパール現地(カトマンズ盆地とダーディン郡サッレ村)に入り、被害状況の視察、意識調査、支援活動などを行ってきました。
故郷のサッレ村の被害は、思いの外、大きいものでした。
例えば、外側から一見すると大丈夫そうな住宅も、屋内からみるとひび割れが多く、建て直さないと住めない住宅が殆どでした。そのため、大半の村人は屋外に設置した簡易なテントに住んでいました。
この簡易なテントでは日本の梅雨の2倍近くの降雨がある雨期を乗り越えることは私の経験から出来ないと思い、村の60軒の住宅に8枚ずつトタン(屋根として使用する)を配りました。
同時に、ネパールのトリブバン大学建築学科の学生の協力を得て、村に5軒のかまぼこ型仮設住宅を建てました。また、壊れた校舎では小中高校生が安心して勉強できないため、学校が再開できるように、日本から持参した二つの大きな防水シートを使って、大型のテントを校庭に設置しました。
黒板も壊れていると村人から聞いていたので、黒板になるシートも持って行き、簡易黒板も作って参りました。加えて、学校の生徒1人1人にノート12冊と鉛筆も配りました。地震によりノートが壊れてしまった学生が多いと聞いていたからです。今回は、直近の雨期・数ヶ月を乗り切ることができるように小さな支援を行ってきました。
学校の再建、村の生活の復旧・復興にはかなりお時間と費用がかかりそうです。今後は学校の復興に向けて支援活動を行いたいと思っております。詳細について添付ファイルをご高覧ください。
http://firestorage.jp/download/4f1a2571cc067ae915a83f7557bc585f838fc5d4
<ご協力のお願い>
日本の支援によって建設・運営しているサッレ村のバル・ピパル学校(小・中・高)が地震で殆ど壊れました。学校の復興にご支援して頂ける方々に、ご寄付をお願い申し上げます。
http://barpeepal.com/
<振り込み先>
郵便振替口座 00930―4―265848口座名称
特定非営利活動法人 バル・ピパル奨学基金
どうぞ宜しくお願い致します。リジャル
東京都市大学 環境学部・環境創生学科
http://www.yc.tcu.ac.jp/~rijal_lab/
http://www.yc.tcu.ac.jp/~rijal_lab/nepal/vol1.pdf
http://www.yc.tcu.ac.jp/~rijal_lab/nepal/vol2.pdf
http://www.yc.tcu.ac.jp/~nepal_fieldwork/
http://www.yc.tcu.ac.jp/environment/
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NPOバル・ピパル奨学基金 代表
http://barpeepal.com/
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ネパールの小中学生が安心して勉強ができるよう、学校と教室の復興にぜひご協力いただけますよう、よろしくお願いします!
14週つづけての授業は今週で終わり、来週は期末試験。大学のスケジュールにも少しずつ慣れてきました(でも夏休みはたぶんないのですよね......^^;)。