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エダヒロ・ライブラリー環境メールニュース

2005年12月09日

マイ箸をどうぞ!(2005.12.09)

 
メールニュースを読んで下さっている方々から、ときどき「地元ではこんなこともやっているんですよー」「こんな動きがあります」などと情報が届きます。知らないことが多いので、とってもうれしく、いただいた情報はいろいろと役立てさせていただいています。 先日、「高松市で、新たなブーム(?)が起こっています。「マイ箸」がそれです」というメールをいただきました。 高松市には、マイ箸を持参すると割引や優待を受けられる飲食店を集めたフリーペーパー「マイ箸(はし)グルメマップ」があるんですって。 高松市内で環境問題に取り組むリサイクルショップ「元気の種」代表の寺山喜博さんらが、8月下旬、「二本!?マイ箸協会」を設立。居酒屋チェーン店やレストランなど約30軒の飲食店の協力を得てはじめたそうです。 クーポン券を持参すると割引してくれる飲食店はありますが、この協力飲食店では、マイ箸がクーポン代わり。マイ箸を持参して店内の割りばしを使わないと、「ビール1缶無料」「3500円のコース料理を2480円に割引」などのオトクなサービスが。 「普段はほとんど具の入っていないみそ汁に、たっぷりワカメを入れます」といったユニークなサービスを提供してくれるお店もあるとか。いいですねぇ! 「また高松へお越しの際はぜひご利用ください」とメールに書いていただき、ぜひうかがいたいなぁ、と思っています。そのときには、自分のマイ箸を持参して、しっかりビール+割引+ワカメをゲットしてきます〜。(^^; この高松のマイ箸グルメマップにあわせたわけではないのですが、まえから念願だった、オリジナル・マイ箸の発売を開始しました。『イーズの森のお守り』というマイ箸です。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「100万人のキャンドルナイト」の呼びかけ人代表をいっしょにやっているナマケモノ倶楽部の辻信一さんから、「首から下げて使ってみて」といただいてからずっと大のお気に入りで、どこへ行くにも連れていっているマイ箸を、イーズバージョンとしてお届けできるようになりました。 イーズのロゴと「森のお守り」ロゴの入ったケースから出して、くるくると回すと、しっかりした質感がうれしいお箸に変身! とても使いやすく食べやすいお箸です。食事が終わったらさっと拭くか洗って、くるくる回すと、小さなケースに戻ります。これなら小さなハンドバックでもOK。 (私はよくパーティー会場でも小さなバックからこのお箸を出します。「あれ、何ですか、それは?」なんて、知らない方との会話の「はしわたし」をしてくれるお箸でもあります) 『森のお守り』のほか、水筒など、ハチドリ印のエコグッズを展開しているスローウォーターカフェ有限会社と共に企画、アウトドア製品では内外に定評のあるスノーピークが作ってくれました。数年間毎日のように使っていますが、びくともしません。くるくる回すところもちょこんと押さえになるところも、寸分狂わず、 さすがだなー、と思います。 外でマイ箸を使うたびに、「どこで買えるのですか?」「イーズでも作って下さい」と言っていただいていました。イーズバージョンのお箸には、銀色で「Be a Change Agent!」と入っています。自分を変えたいな、社会を変えたいな、世界を変えたいな......。どんな小さな「変えたい」思いのそばにも、いっしょにいて くれます。 お料理が運ばれてくる。割り箸をパン!と割って食べ出す人が多いなか、ケースから取り出してゆっくりとくるくるする時間もご馳走のうち。さあ、いただきます! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 商品の発送は1月に入ってからの予定です。よろしかったらぜひ外出のお伴に! 洋食ならともかく、食事をするときにお箸は欠かせません。外食でも同じです。国産材の端材で作った割り箸なら、「使うことで日本の森を守る」ことができます(その分、お金が日本の森に流れ、手入れなどができますから)。 ただ、現在日本が使っている年間250億膳といわれる割り箸のうち、95%は輸入の割り箸です(大部分が中国産です)。それだったら使いたくないなあ、と思います。一度使ってゴミに、というのも抵抗があります(ので、マイ箸を忘れて、割り箸を使うと、たいていもらって帰ってきます・・・)。 割り箸を使うなら、国産材のものを。 そして、一度使っただけでゴミにしないで、もう一度生かせる方法があります。たとえば、王子製紙の工場に送ると、製紙の原料として使ってもらえます。(送り先や送り方、注意などはこちらにあります) http://www.ojipaper.co.jp/envi/wari.html それでもやっぱり、マイ箸を持って出かけたいなぁ、と。割り箸のように、お醤油の色や口紅やごはん粒がくっついたりしないし、何より食べやすく、気持ちがいい!と思うのです。この"快感"をご存じない方、一生に何本の割り箸を割ることになるのかを考えて、この気持ちよさを一度ぜひお試し下さい〜。
 

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