エダヒロ・ライブラリー環境メールニュース
2006年07月12日
雑談:「心を込めて あなたへ」(2006.07.12)
1年ほどまえのウェブ・ブログ(ダイアリー)に書いた駄文(詩と呼んでくれる人もいますが)に、「元気づけられた」「机の前に貼りました」「手帳にはさんで持ち歩いています」など、何人かの方々からメールをいただきました。つい最近もそういうメールをいただいたので、思い出して自分でも読み返してみました。
これは、ある方と話していたときに、一粒だけこぼれた涙へのエールを送りたくて、書きつづったものです。雑談まで、ご紹介しますね。
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心を込めて あなたへ
それはあなたにしかできない
あなたのやり方でしかできない
だからそれでいい
そのやり方でいい
いろいろ言う人はいる
必ずいる
水に飛び込もうともせずに、プール際から
やれ、もっと手を伸ばせだの
そんなのじゃ、だめだの
もっとスピードを上げろだの
あっちのコースで泳ぐべきだの
言う人は必ずいるのだ
(いらない付録みたいに、だれの人生にももれなくついてくるものなのだ)
そういう人を、プールに引きずり込む必要はない
ののしる必要もない
哀れむ必要もない
ましてや気にする必要はない
「なんで、こんなところにホクロがあるのかなー」と思うような
そんな人生のホクロなんだから
(役にも立たないのだから、せめて害にしないこと)
淡々と現実的な対応をし
あとは気にしないこと
気にしないためには、
できていること、
楽しいこと、
これからやりたいことに
「気」を向けること
「気」は望むところへ持っていけるってこと、知ってた?
そして、「気の総量一定の法則」から、
あっちに気が向いたら
こっちは気にならなくなるものなのだ
(自然の法則である)
こっちを気にしないように!とがんばっていると、
ますますこっちに気が来てしまうから
そうして
楽しむこと
プールの中にいられる幸せ
自分にしかできないことを
自分なりにやり方をくふうしながら進めていける幸せ
ひとつずつ、やりたいことがカタチになっていく喜び
ああ、生きてきてよかった!って
死ぬときにきっと思える幸せ
それ以上に、何が要りますか?
(枝廣淳子)