とても素敵な書名のとっても素敵な本ができました。
『明日はきっとサステナブル』1,200円(税込)
サステナブルデザイン国際会議実行委員会・編 枝廣淳子・翻訳監修
このガイドブックは、Sustainable Everyday Projectの東京での展覧会を記念して発刊されたものです。
「サステナブル・エブリデイ・プロジェクト」とは(このネーミングも素敵ですね!)、ミラノ工科大学のエツィオ・マンズイニ教授、フランソワ・ジェグ教授が中心となり世界中で行われたワークショップです。
> ヨーロッパをはじめ、北南米、アジアから多くの学校と学生が協力し、日本から
> も東京造形大学の学生が参加しました。2日間にわたって開催されたワークショッ
> プでは、『ローカリティ(地域性)』ということをポイントに、環境に適合しな
> がら、気持ちよく、経済的にも無理の無く暮らすためのシステム提案を行いまし
> た。
>
> これら世界各国の学生から提案された『サステナブルな毎日のイメージ』は2004
> 年のミラノ・トリエンナーレにて発表され、昨年はパリのポンピドゥーセンター
> で『D-DAY, Modern Day of Design』という展示会として展示されました。また、
> デンマークでも展示されました。
そして、昨年12月に東京で、エツィオ・マンズイニ教授、フランソワ・ジェグ教授も参加されて、サステナブルデザイン国際会議が開催されました。本ガイドブックは、そのサステナブル・エブリデイ・プロジェクト東京展の解説本です。
持続可能性(サステナビリティ)が必要だ、社会にはそういうビジョンが必要だ、とよく言いますが、では、「サステナブルな社会になったら、いったいどういう暮らしをしているのだろう?」 逆にいうと、「どういう暮らしになったらサステナブルになるのだろう?」という具体的なイメージがあまりなくて、話が進まなかったり、目的地が共有できなかったり、という状況がよくあります。
本ガイドブックは、「サステナブルな社会の暮らしとは?」という問いに、実現可能なシナリオと、実行可能な選択肢をたくさん示してくれるものです。世界中の学生が描いたライフスタイル・シナリオと、プロジェクトの解説が豊富なビジュアルとともに載っています。たくさんの写真とイラストを見ているだけでも楽しくなってきます。
本書では、「サステナブルナ暮らしの3つの行動パターン」を、「クイック」「スロー」「コーポラティブ」として、それぞれの「食事の用意はどうしますか?」「モノや家の手入れや管理はどのようにしますか?」「仕事や勉強をどのようにしますか?「街中では、どのように移動しますか?」「エネルギーの生産と消費はどのようにしますか?」「緑はどのくらいありますか?緑をどうやって守りますか?」という姿を可能性のひとつひとつとして描き出します。
たくさんのシナリオや可能性には、
「行う前に考える」
「すでにあるものを利用する」
「多様性を容認する」という一般的原則、
「自然空間をつくる」
「食品を自然なものに戻す」
「人と物を結集して輸送の必要性を減らす」
「道具と設備を共有する」という背景となる要素、
「人の能力を活用する社会システム」
「ネットワーク型組織」
「太陽・風・バイオマスを使う」
「廃棄物ゼロで生産する」というシステムの活用、
合計11個のアイコンがついていて、どのような切り口や方向性で考えることができるかの指南となっています(自分でもきっとたくさんのアイディアが出てくることでしょう!)
「キッチンクラブ」「青空洗濯場」「呼吸する壁」「ツールボックス」などなど、見ているだけで、楽しくなってきます。
第3章には、「サステナブル・ソリューション:企業からの提案」として、日本企業からの提案も載っています。
本ガイドブックは、書店やアマゾンでは売っていませんので、ご購入は
こちらからどうぞ。
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下記内容を事務局宛にメール、またはFAXにてお送り下さい。折り返し、事務局よりご注文確認のご連絡をいたします。
事務局: mail@openhouse.co.jp
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商品とともに請求書を送付させて頂きますので、2週間以内に下記指定口座へお振込頂けますようお願い申し上げます。(代金引換をご希望いただいた場合を除く。) [お振込先 ] 下記どちらかの口座へお振込ください。
[銀 行] 三井住友銀行 浜松町支店 普通 7246480
[郵便局] 郵便局 10010 96205321
口座名義: サステナブルデザイン国際会議実行委員会
※お振込手数料はご負担頂けますようお願いいたします。
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ついでに、デザインをされる方、ご興味のある方へ。この「サステナブル・エブリデイ・プロジェクト」を進めていらっしゃるオープンハウス・エコデザイン研究所のニュースに、「手紙をテーマとしたサステナブルデザインコンペ開催」のお知らせがあります。 http://openhouseb.exblog.jp/4416345
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手紙をテーマとしたサステナブルデザインコンペ開催
この度、サステナブル・デザインをコンセプトとし、「手紙」をテーマとしたデザインコンペティションを開催いたします。
当LLPエコデザイン研究所益田所長も審査員を務めており、大賞は、アイディアの商品化と沖縄月桃紙(エコペーパー)エコツアー(仮)が贈呈されます。
皆様、ぜひご参加ご検討ください。
【開催概要】
サステナブル・デザインコンセプトによる、「手紙」のデザインコンペティション
東京紙パルプ交易(本社:東京都中央区)は、紙の価値を再考しその可能性を追求する通販ブランド「紙人(かみんちゅう)」にて、『手紙』をテーマとして、持続可能(サステナブル)な社会に相応しいコミュニケーションツールの商品化コンペを開催しています。
デジタル化が進む現代生活ですが、「手紙」というアナログなメディアを使ったコミュニケーションは、依然独特のメッセージを放つものとして、その価値は衰えを見せません。サステナビリティが望まれるこれからのコミュニケーションスタイルにふさわしい、「手紙」のデザインを募集いたします。
なお、応募デザインの範囲は、コミュニケーションツールとして展開されうるアイテムを広く含みます。例:レターセット、ポストカード、メッセージカード、ギフトボックス等...。
コンペの詳細につきましては、こちらをご参照下さい。
http://www.kaminchu.net/susdesign/2006/12/_about_1st_competition.html
ご応募お待ちしております。
【応募期間】 2006年12月1日(金)〜2007年2月14日
【賞】
大賞 :1名:紙人での商品化+沖縄月桃・手漉き体験ツアー(企画中)ご招待
優秀賞:3名程度
入賞 :数名
※各賞とも該当なしとさせていただく場合があります。
【審査員】
秋田 寛 (東京造形大学教授)
益田 文和 (LLPエコデザイン研究所所長、東京造形大学教授)
佐藤まり江 (めざせ紙人ナビゲーター、ライター、キャスター・タレント)
海老原 憲 (紙人プロデューサー)
【応募資格】 どなたでもご応募いただけます。個人、団体可。
【参加費】 無料(但し、参考提出に関わる実費は自己負担)
【お申し込み】
こちらをご参照下さい。
●●●●ワークショップ開催●●●●
応募に先立ちまして、紙人が考えるサステナビリティの解説と、サステナブルペーパーを使ったワークショップを行います。ワークショップは申込先着順とさせて頂きますので希望者はお問い合せ下さい。(定員10名: 2月初旬開催予定)
【お問い合わせ先】
有限責任事業組合エコデザイン研究所
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『明日はきっとサステナブル』には、翻訳監修として関わらせていただきましたが、本書は、私にとってもある意味で最初のプロジェクトとなりました。
「もっと翻訳出版のできる力のある人を増やさなくちゃ。でも、正確なだけではなく、読みやすく先を読みたい!と思わせる訳文が作れないと、翻訳出版はできない......」という認識から、通信講座 Next Stage を1年半前に開講しました。
そして、この通信講座の修了生からなる Next Stage Club のメンバーを対象に行ったはじめてのトライアル合格者を迎えて、いっしょに進めたプロジェクトだったからです。
「明日はきっとサステナブル。今日はなんとかサステナブル」(^^;)、なんて言いながら、スケジュールどおりに進めてくれた翻訳メンバー・コーディネータに感謝しています。
まだまだ世界から日本へお伝えしたい素敵な本や考え方、プロジェクトがあります。春には次のトライアルも行う予定。翻訳を通じて"きっとサステナブルな明日に役立ちたい"という方、ぜひごいっしょに〜。
ご興味のある方は、
こちらへお越し下さい。