明日、2007年夏至開催の「100万人のキャンドルナイト」のよびかけ人代表によるトークイベントと交流会を行います。マスコミ関係者の方は、第一部の記者会見にもぜひどうぞ(第一部はマスコミ関係者のみとなります)。私は宮崎での講演後、第二部に駆けつける予定です。
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今年の夏至の「100万人のキャンドルナイト」は6月22日(金)から〜24日(日)の3日間、夜8時から10時の2時間にわたって開催されます。
記者発表の後には、100万人のキャンドルナイトよびかけ人代表によるトークイベントと交流会も実施します。
日時:2007年4月5日(水)15:00〜16:00
会場:大手町カフェ
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル1F
丸の内北口から徒歩5分、丸の内線改札から徒歩0分
URL: http://www.o-cafe.com/index.php
出席者:辻信一(明治学院大学教授)
藤田和芳(大地を守る会会長)
マエキタミヤコ(NPOサステナ/コピーライター)
竹村真一(京都造形芸術大学教授)
発表内容:2007年【100万人のキャンドルナイト】実施概要
メインビジュアル発表
タイムスケジュール:
<<第一部>>参加費:無料
15:00〜16:00 2007年100万人のキャンドルナイト記者発表
<<第二部>>参加費:学生1,000円 一般2,000円
19:00〜20:30 『Lohas Dialogue 〜キャンドルナイト点火の集い〜』
司会:竹村真一 ゲスト:辻信一、藤田和芳、マエキタミヤコ、枝廣淳子(ジャ
パン・フォー・サステナビリティ共同代表)
20:30〜21:30 交流会
(交流会の開始時間は変更の可能性があります。最新情報に関しましては、以下へお問い合わせ下さい。)
【お問い合わせ】 100万人のキャンドルナイト事務局(大地を守る会内)
TEL:03-3402-8877、FAX:03-3402-5590
E-mail:webmaster@candle-night.org 港区六本木6-8-15 第2五月ビル2階
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100万人のキャンドルナイトの幹事会の中で、私は数人の仲間と一緒に、世界への展開を担当しています。活動のひとつとして、世界に配信しているキャンドルナイト・ニュースレター(英語)の最新号を日本語でご紹介します。
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キャンドルナイト・ニュースレター No.16
2007年3月30日号
キャンドルナイト実行委員会
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この冬の東京の初雪は、例年の平均よりも73日も遅いものでした。これも、温暖化の影響でしょうか。さて、キャンドルナイトは、今年の夏至にもいっせいに電気を消し、各地でキャンドルの灯りをともします。
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<目次>
●幹事エッセー 「キャンドルナイトで伝えたいもの」米谷 啓和
●シドニーで1時間のいっせい消灯 〜アース・アワー〜
●準備もキャンドルの明かりの下で 〜ソウルのキャンドルナイト〜
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どうぞ、お友達へもキャンドルナイトニュースレターをご紹介ください!
ニュースレターへの登録はこちらから
http://www.candle-night.org/english/
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●キャンドルナイトをよびかける幹事のエッセーです。
「キャンドルナイトで伝えたいもの」
スローソサエティ協会代表 米谷 啓和
子どもの頃、台風がやってくるとかならず停電になった。日本でも闇がまだ身近にあった時代だった。そんなときわが家では、きまって押し入れの奥から大きなロウソクが登場した。
テレビも蛍光灯も消え、団地全体が嵐のなか静まりかえった気配のなか、一本のロウソクの炎を囲んで、いつもより近い距離で家族4人が寄り添う。
外は激しい雨と風なのに、子ども心にはかえって安心感にみたされウキウキするひとときだった……。
また中学生になったある台風の夜、大好きなFM放送を聴いているといつものクラシック音楽ではなく、台風被害のニュースが流れてくる。「○○市では、土砂崩れのため一人が生き埋めになり……
いまこうして家のなかで暖かい布団にくるまっている自分がいるのと同時に、遠いどこかで知らないだれかのいのちが消えていっているというふしぎな共時感覚。
知らず知らずその無縁のいのちに向かって「成仏してください」と言葉にしてそっと手を合わせてしまいそうな、つながりを感じ取った瞬間だった。
最近になって、これと同じ感覚を懐かしく思い出す機会があった。2004年、新潟県中越地方を激しい地震がおそった。震災後、その長岡をおとずれる機会があった。
折しも冬至の夜。被害にあった人々をしのび、そしていまもなお仮設住宅で不安な生活を送る方々に思いを馳せ、キャンドルを灯しての懇親会となった。いつもにぎやかなはずの座敷の、時間の流れ方がぐんとスローになり、一本一本の灯りがとどくところまでごとの親密な空間がいくつも生まれた。
わたしが「100万人のキャンドルナイト」に惹かれて活動する理由は、幼かったころのあのひめやかな記憶を無意識に追い求めているのかもしれない。そして自分の5人の子どもたちにも、あの親密な空間の記憶とどこか遠く離れただれかとのつながりを感じ取る感性とを伝えていきたいからなのだろう。
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●シドニーで1時間のいっせい消灯 〜アース・アワー〜
シドニーでは、WWFオーストラリアとシドニー・モーニング・ヘラルドがよびかけ、3月31日の7時30から8時30分にかけて、電気をいっせいに消す、アースアワーEarth Hourとよばれるキャンペーンが行われます。
個人のちょっとした行動が、大きな変化へつながります。世界で、こんなキャンペーンが広がると、いいですね。
http://earthhour.smh.com.au/
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●準備もキャンドルの明かりの下で 〜ソウルのキャンドルナイト〜
12月22日に、ソウルでもキャンドルナイトが行われました。呼びかけたのは、Korean Women's Environmental Network (KWEN)です。これは平等で自然との共存できる社会を目指す、女性たちのNGOです。
当日は、約100人のKWENの会員がコリアン・トラディショナル・ミュージック・ホールに集まり、午後6:30から9:00にかけて、キャンドルの明かりの下で、平和と環境をテーマにした、ギャグ・コンサートや、マジックショー、ベリー・ダンス、ヒップホップ、アカペラ、ブラインド・ダンス、暗闇の中でのハグなど、さまざまなイベントを楽しみました。
これらのパフォーマンスは、準備からすべてキャンドルの灯りの下で行われました。
出された食べ物や飲み物は、伝統的なものや有機栽培されたものでした。
主催者の一人、Eunjin Parkさんは、キャンドルの明かりは、どんな電灯でもできない、すばらしい明るさと雰囲気を作り出せたと言います。
KWENは、夏至のキャンドルナイトも計画しています。
皆さんの国はどうでしょうか? ぜひ、情報をお寄せください。
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●今年の夏至のキャンドルナイトは、6月22日〜24日です! さあ、今年も世界中で電気を消して、ゆっくりとした時間を楽しみましょう!
2006年夏至のキャンドルナイトの報告は、こちらからダウンロードできます。
みなさんの参考になればと、作成しました。(英語版53.7M PDF)
http://www.candle-night.org/english/news/200611_candle_night_summer_solstice_2.php
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○世界中で行われているキャンドルにまつわる情報を、常時募集しています。キャンドルナイトのイベント、お祭りや行事などの情報がありましたらぜひ、こちらまでお寄せ下さい。
e-mailアドレス:eninfo@candle-night.org
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それではまた次号をお楽しみに。このニュースレターを関心ある方にどんどん転送して、「地球大の闇のウェーブ」を広げてくださるとうれしいです。
ニュースレターは
http://www.candle-night.org/english/にアクセスし、お申し込みください。
お問い合わせ、ご意見はeninfo@candle-night.orgまで
皆様からのフィードバックをお待ちしております。
キャンドルナイト実行委員会
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そして、この「100万人のキャンドルナイト」を支えてくださる企業を募集しています。この活動が続けられるよう、ぜひよろしくお願いします!
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2007年(第1期)「100万人のキャンドルナイト」を支える企業「キャンドルホルダー」になってください。
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■「100万人のキャンドルナイト」趣旨と、支える企業「キャンドルホルダー」を募る理由についてー
「100万人のキャンドルナイト」は、危機的状況にある人類の未来、文化、文明の、すこやかな存続を願う環境NGOの呼びかけにより、自発性と多様性の環境文化運動として、2003年6月22日に始まりました。
以来、誰でも参加できる、最も排他的ではない運動として、「参加するひとりひとりが主催者」という精神のもと、650万人を超える人が参加、去年夏のイベント登録も473件、冬280件、海外9カ国(ニュースレター購読者は、2007年3月現在46の国と地域になります。)と、世界への広がりも見せました。
運営資金は、みなさまからのご寄付と、2年目から「地球環境基金」の助成も受けました。けれど地球環境基金は「新たな環境への取り組みを増やす」助成金です。
年々増える全国各地と海外からの問い合わせ、去年から通年作業となったウェブサイトの更新や取材、ローソクの送付やポスターやハガキを作るためのメインビジュアルの制作など、期待される事務局の責任を果たしつつ、助成金のかわりとなる新たな資金調達の方策も考えなければなりません。事務局の運営ロスは見直す余地がないほど元々少なく、取り組むべき課題は、まだまだ山積しています。
私たちは今が肝心だと思っています。未来への希望と勇気、人類の一体感を大事にする「100万人のキャンドルナイト」の精神が、横道に逸れたり、薄まったりすることなく、世界中の人たちへ、未来の子どもたちへ、きちんと届きますよう「100万人のキャンドルナイト」を支える企業「キャンドルホルダー」になっていただけませんでしょうか。どうぞよろしくお願い申し上げます。
■「100万人のキャンドルナイト」を支える企業
「キャンドルホルダー」になるには----------------------------
「100万人のキャンドルナイト」の趣旨にご賛同ください。
「100万人のキャンドルナイト」にご参加ください。まわりに呼びかけてください。
「100万人のキャンドルナイト」事務局が2007年1年間活動していくための活動
費を10万円ご負担ください。
■「キャンドルホルダー」になると、こんないいことが----------------------------
「100万人のキャンドルナイト」には、650万人もの、参加する人、事務局が発信するウェブ情報をたよりにイベントを開催する人、ローソクやポスターやハガキを受け取る人、がいます。ウェブのアクセス数も夏至、冬至付近は連日約1万人を超えます。
NGOの呼びかけから始まった、日本最大規模の環境運動「100万人のキャンドルナイト」のキャンドルホルダーであるということは、民主主義、市民社会、環境、文化に理解を示す企業である、という意味になり、8割近くといわれる、環境コンシャスな人たち、意識の高い市民・消費者の好感度アップに繋がります。
【キャンドルホルダーロゴが使用できます】
・「100万人のキャンドルナイト」の正式なキャンドルホルダーであることが告知できる、キャンドルホルダーロゴが広告・広報にお使いいただけます。キャンドルナイト告知、自社企業広告などにお使いください。(データでお送りします。商品パッケージ・POPなど直接の商品販促にはお使いいただけません)。
【メインビジュアル使用】
・100万人のキャンドルナイト告知に、メインビジュアルが使用できます。(データでお送りします。変更・修正などの手を加える事は原則できません。細かいことは個別対応いたしますのでご相談ください。)
【ポスター・ハガキをお送りします。】
・2007年度夏至の【ポスター10枚、ハガキ200枚 1セット(予定)】をご希望の方へお送りします。発送費(実費)をご請求させて頂きますことをご容赦下さい。
【キャンドルサイト上と記者会見での告知】
・ウェブサイト上の「100万人のキャンドルナイト・キャンドルホルダーページ」で、感謝の気持ちを込めて、告知させていただきます。
【キャンドルクラブ】
世界や国内の様々な方面の環境事情に詳しい「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表幹事たちによるキャンドルホルダー限定の特別懇親会を開催します。おいしい有機自然食料理に舌鼓を打ちながら、何でもお気軽にご質問ください。(1名様まで無料、2人目から1人につき飲食実費4000円)
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「キャンドルホルダー」とは「ろうそく立て」のこと。100万人のキャンドルナイトの活動の灯火を、しっかりと守り支えてあげようじゃないかという企業の方、お問い合わせなどぜひご連絡ください〜。
このメールニュースに返信いただければ私に届きます。または、100万人のキャンドルナイト事務局 03-3402-8877 webmaster@candle-night.org まで。
ちょっと立ち止まって、本当に大事なことに思いを馳せる、そんな時間ときっかけを、もっともっと多くの方々に(世界中に!)届けたいと思っています。
ぜひごいっしょに!