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エダヒロ・ライブラリー環境メールニュース

2008年04月01日

枝廣淳子集中ゼミ「持続可能なビジネスモデルを考える力をつける」のご案内(2008.03.31)

システム思考を学ぶ
新しいあり方へ
 

インドネシアでは、とても学びの多い時間を過ごすことができました。ぜひレポートをお届けしたいと思っています。

さまざまな人の話や、あちこちの見学を通じて、ここインドネシアでも、温暖化とエネルギー価格の高騰が、都市にも農村地帯にも、企業にも個人にも、さまざまな影響を与えていることを痛感しています。

日本でもそうですよね。本当に「世界のルールが変わり始めていること」を感じます。温暖化問題で十分でないとしたら、エネルギー危機がその価格高騰を通じて、人々や組織の行動を変えつつあります。

日本の企業や産業界向けに、温暖化などのテーマでの講演をさせていただくことがとても増えているのですが、質疑応答でも、講演後の担当者の方やマネジメントの方との話でも、じりじりとみなさんが感じつつあるのは、「これまでのビジネスモデルでは通用しなくなることはわかっている……。でも、それに代わる新しいビジネスモデルを、どうやって創っていったらよいのだろう? どう考えていったらよいのだろう?」ということではないか、と思います。

残念ながら、「ハイ、これが次のビジネスモデルですよ」と手渡して差し上げられるものはありません。でも、新しいビジネスモデルを考えるためには、何を理解し、何を押さえておかなくてはならないか、どのように考えていくことができるか、どこにヒントがあるか、組織の中でそのような話し合いを進めていくにはどうしたらよいのか、社会の動きやすう勢をいち早く感じ取って、組織の学びにしていくにはどうしたらよいか、どういう実例と成果が出ているのか--

これまで多くの企業と仕事をしてきた経験と、世界の動きが入りやすい立場、ずっと自分でも考え続けてきていることから、このような「考えるためのヒントときっかけ」は提供できるのではないか。いっしょに考えていく、そのための時間をしっかりとりませんか、という提案ができるのではないか、と考えてきました。

その思いから、5月8日〜9日に、企業の方向けの集中コースを開催することにしました。洞爺湖サミットをにらんで、温暖化の動き(海外、国内)も詳しく取り上げます。

新しくCSR/環境部などに配属になった方が、持続可能性の本質的な原理原則と、いまのホットなテーマについて短時間で学ぶためにも、お役に立てると思います。配属になってしばらく仕事してきた方々が、時間をとって、大事なことを再確認し、本当に自分(自分の部署、自社)が資源を投入すべきはどこかをしっかり考えるためにも活用いただけます。

2日間、いっしょに学び、いっしょに考えてみませんか。ご関心のある方のご参加をお待ちしています〜!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここからご案内〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(転送歓迎)


枝廣淳子集中ゼミ 「持続可能なビジネスモデルを考える力をつける」


切迫する地球温暖化によって、経済のルールが変わり始めています。エネルギー価格の高騰は今後も続くでしょう。

自社の現在のビジネスモデルは、このような「これまでとは異なる時代」に通用しない、という危機感を抱いている環境・CSR・経営企画の担当者が増えています。

新しい持続可能なビジネスモデルを創り出さなければならない――しかし、どこから考えたらよいのだろう? あふれる情報の中で何を礎として、どのように考えればよいのだろう? どのような先進事例があるのだろう?……

「すごい勢いで動いている環境分野をどう把握したらよいのか、わからない」
「対症療法的な対応に追われ、本質的な問題解決がなかなかできない」
「組織内外で、環境コミュニケーションがじょうずにできない」
「洞爺湖サミットや排出量取引をめぐって世の中が浮き足立っているが、その本質や世界が進んでいく方向を知りたい」
「自社の新しいビジネスモデルを考えなくてはいけないと思っているが、どう考えてよいのかわからない」

同じような悩みをお持ちの企業の中で経営企画や環境・CSRに携わっている方を対象に、講義と個別ワークおよび全体ワークを通じて「明日の経営を支える持続可能なビジネスモデルを考える力をつける」実践的な講座を開催します。

中堅としてご活躍中の方に、大切なポイントや動向を再確認し、持続可能なビジネスモデルを考える枠組みときっかけ・時間を提供します。新しく環境・CSR部門に配属になった方が、効率よく効果的に全体像と本質、最新動向を理解し、自分で考える力を身につける機会としてもご活用いただけます。

主要なテーマとして、いま最もホットなトピックである地球温暖化を取り上げ、世界の動き、日本の政府・業界・市民の動向に関する議論を通じ、企業はどう考え、何を準備しておくべきかをしっかりと考えます。

■セミナーの内容
○本質をしっかり理解し、考え方や取り組みの枠組みを構築・拡充する
・持続可能性の本質
・複雑性を理解するためのシステム思考 
・情報を理解する枠組み
・社会との関わり

○スキルを身につける
・バックキャスティング型のビジョンづくり
・共創型コミュニケーション
・環境コミュニケーションのポイント

○時代を形作っていくテーマをマスターする
・地球温暖化への世界の動きとビジネスとの関わり
・エネルギー危機の現状と見通し、世界の動き、ビジネスとの関わり

○これからの時代のビジネスモデルを考える
・これからの時代に生き残り、一歩先をゆくための新しいビジネスモデルづくり

■受講の効果
・持続可能性の本質が理解でき、見かけの複雑さに惑わされず本質的に押さえるべき点がわかるようになる
・膨大な情報を整理し、理解につなげるいくつかの枠組みが身につく
・現状積み上げ式ではない、バックキャスティング型のビジョンづくりができるようになる
・問題状況の構造を見抜くシステム思考のアプローチがとれるようになる
・システム思考のうち、ビジネスがよく直面する原型を理解することで、陥りやすい罠に気づいて予防し、罠から抜け出すための働きかけが考えられるようになる
・温暖化やエネルギーの問題について、その本質と世界の動向、先進的な取り組みがわかる
・欧米の先進企業が採り入れつつある共創型コミュニケーションの手法がわかる
・より効果的な環境コミュニケーションができるようになる
・これからの時代に通用する新しいビジネスモデルを考え始めることができる

■講師
枝廣淳子・小田理一郎

■日時
5月8日(木)・9日(金) 

■スケジュールの概要
5月8日
9:15 開場
9:30 開始
   モジュール1:本質の理解
   モジュール2:ビジョンづくり
12:30 休憩
13:30 モジュール3:システム思考
    モジュール4:情報の枠組み、指標
17:00 質疑応答・ディスカション
18:00 終了

5月9日
9:15 開場
9:30 開始
   モジュール5:共創型コミュニケーション
   モジュール6:地球温暖化とエネルギー危機
12:30 休憩
13:30 モジュール7:新しいビジネスモデル
    モジュール8:環境コミュニケーション
17:00 質疑応答・ディスカション
18:00 終了

■受講料
78,000円

■募集人数
約40人
(企業の担当者を優先させていただきます。コンサルタントの方はご了承下さい)

■場所
東京都渋谷区「こどもの城」
(JR渋谷駅徒歩8分、メトロ表参道駅徒歩7分)

■お申し込み・お問い合わせ
(有)チェンジ・エージェント 担当 上野・星野
info@change-agent.jp
Tel:03-6413-3760 Fax:03-6413-3762

お申し込みは、下記申し込み票を電子メールでお送りください。

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            申し込み票

2008年5月8・9日 枝廣淳子集中ゼミ
「持続可能なビジネスモデルを考える力をつける」に参加します。

ご氏名         [                    ]
ご所属         [                    ] 
メールアドレ      [                    ]
連絡先電話番号     [                    ]

※この研修コースのことをどこでお知りになったか教えていただけると幸いです。

( ) a. 以前受講した人からのご紹介 ご紹介者名(         )
( ) b. 職場・知人・友人からのご紹介
( ) c. 枝廣淳子の環境メールニュース
( ) d. システム思考メールマガジン
( ) e. イーズのウェブサイト
( ) f. チェンジ・エージェントのウェブサイト
( ) g. その他 (          )

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※受付確認後、振り込み口座をお知らせいたします。入金確認を持ちまして正式
な受付となります。その後、受講票と詳しいご案内を電子メールでお送りいたし
ます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ご案内ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


※有限会社イーズは、2017年12月25日に移転いたしました。
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