今朝お願いしました「温暖化を防ぐために、自然エネルギーを増やす政策に関するアンケート」、ぞくぞくと回答をいただいていて、とてもうれしく思っています。回答して下さったみなさま、ありがとうございました! これから回答して下さるみなさま、どうぞよろしくお願いいたします〜!
http://app.formassembly.com/forms/view/69571
さて、ちょっと急ぎのCMですー。
[No. 1500] で、うちのオフィスではスタッフが「お皿を持ってお弁当を買いに行こう!」という、皿エコ(お皿でエコ、マイ箸からさらにエコ!)を楽しくおいしく実践している、という話を書きました。
http://www.es-inc.jp/lib/archives/080623_090518.html
[No. 1568] で、「マイカップ・レポート」も載せました。
http://www.es-inc.jp/lib/archives/081209_084436.html
こういった取り組みが認められ(???)、明日朝の日本テレビ 「ズームイン!! SUPER」内のコーナー「ズムとく!」に、登場することになりました。
容器削減への取り組みがテーマとのことで、私たちのオフィスでの「皿エコ」の実際や、私へのインタビューが放映される予定です。
日本テレビ ズームイン!! SUPER http://www.ntv.co.jp/zoomin/
AM7:40分前後から10分程度(生放送のため時間が多少前後する可能性があります)
こうして取り上げてもらえると、「へぇ、お皿を持っていくっていうのもアリなんだー」と思ってくれる人がいるんじゃないか、やってみてくれる人が増えるんじゃないかなーとうれしく、どんな番組になっているのか楽しみです。皿エコ、全国デビュー。(^^; よろしければごらん下さい〜。
さて、本題です。
[No.1572] で、企業が生物多様性について考える枠組みや事例を紹介する「企業と生物多様性フォーラム」を開催します、とご案内しました。
http://www.es-inc.jp/lib/archives/081215_075011.html
1月30日に、以下のプログラムでこのフォーラムを開催しました。
○問題意識の共有
○プレゼンテーション1:
いまなぜ生物多様性か、なぜ企業が取り組むべきなのか
〜世界と日本の動向と企業の事例
○プレゼンテーション2:
生物多様性に何が起こっているのか、何が起こりうるのか
〜ミレニアム生態系評価を理解する
〜システム思考で生物多様性の重要なポイントを理解する
○プレゼンテーション3:
企業が生物多様性を考え、取り組むための枠組みと事例
〜ESR(生態系サービス評価)を理解する
○プレゼンテーション4:
企業の生物多様性への取り組み事例(日産自動車)
盛りだくさんの内容でしたが、参加者の方々はグループディスカションの時間を有効に利用して、理解や気づきを深めて下さったようです。アンケートでは高い評価をいただきました。
回答率 88%(当日参加者42名中37名)
評価 37名中 5ポイント 13名
4ポイント 21名
3.5ポイント 1名
3ポイント 1名
回答ナシ 1名
どのような学びがあったのか、アンケートから引用許可をいただいたコメントの一部をご紹介します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
●生物多様性について基礎的なことが学べたこと。いままで参加した他のセミナーでは、「事例紹介」に終始していることが多く、今回ようやく体系づけられました。まだまだ発展途上なんだなあと感じました。
●非常にたくさんの事例を紹介頂きながらの説明でしたので、参考になりました。事例に関する記事、資料等も送って頂けると関係者への周知、誘導に有効と考えます。
●生物多様性について、全体像がつかめたので良かった。一方、企業経営との関わりについて、明解に示しづらいと考えていたが、フォーラムに参加しさらにその点についての難しさを痛感させられた。
●メディアとして、また、チャリティ事業として、生物多様性保全に取り組む意義を上司や経営陣へ説明する方法についてヒントをいただいたと思います。
●地球人として「生きる」ということが、生物多様性の取り組みにつながると思います。とてもわかりやすい説明でした。ありがとうございました。
●システム思考は生態系に取り組む動機を促進するために非常に有効な手段であると思いました。今後、業務に役立てるために勉強していきたいと思います。
●環境に取り組む企業は多いが、各社によって認識は異なる。もしくは共通している問題もある。それらをネタに、各企業が交流することは重要であると感じた。
●グループに分かれてディスカッションの場があって、意識、意見、問題点を共有できた。これまでの活動と、「生物多様性」的な観点とのつながり、あり方の問題について考えることの重要性に気づくことができました。
●今知りたいことがちょうど良くまとまっていて大満足でした。ありがとうございました。企業のとまどいやコミュニケーションに関する不安が興味深く、良い機会となりました。精進しなくては!
●ディスカッションにおいて、他社様の取り組みや考え方などの情報が得られた。生物多様性や生態系サービスに関する考え方とともに、その幅の広さ、奥深さを実感できた。
●生物多様性を保全することが大切なのは分かっていたが、そこに生態系サービス→ESR→チェーンという考え方が非常に参考になった。今まで生物多様性の改善が、例えば融資を受けやすいという直接的な利益になればよいというように考えていた。しかし現実的には日本にはそういった制度が少ないので経営陣も乗り気になれないということ。そこでチェーン(生物多様性から受ける恩恵、生物多様性から与える影響→ESR)という考え方で整理することで新たなチャンスが発生しそうなことが、目からウロコであった。
●ミレニアム生態系評価の説明の中で「生態系サービス」の概念を理解すると「生物多様性」と人間の生活との関係が分かりやすい。
●「多様性の保全」を主として考えていたが、「多様性の活用(利用?)」という視点を知り、有益だった。
●企業がなぜビジネスと関わるべきか、多様な考え方、事例で説明していただき、社内での説明の参考になりました。
●取り組みが必要と思いながら、あまりに広がりの大きな課題で進んでいません。「つながり」をキーワードに、もう一度、何ができるか考えてみたいと思います。ありがとうございました。
●生物多様性と「人間活動」との関わりについて、その分析手法(システム思考)を含めてよく理解できた。一方で、企業活動との関わり、対応の必要性についてはさらに深い勉強が必要と感じた。経済評価、グリーンウォッシュへの対応、PR手法と留意点など、さらに情報が欲しいと思う。
●グループディスカッションしながらニーズを抽出して進めていただいたので、プレゼンに対する満足度が高かった。
●生物多様性に関する全体像がつかめてよかったです。「生態系サービス」という概念をひとつ理解することが、つながりを意識した理解になりました。
●ESRをもっと勉強して、自分の会社にあてはめる必要性を強く思いました。
●非常に多くのヒントをいただきました。本業とどう結びつけるかを考えています。メーカーとして「お客様のメリット」をこの領域でどのように示していけるか、検討してみたいです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
びっくりするほど多くの方々からお申し込みをいただき、申し訳ないことに、キャンセル待ちでご参加いただけない方々もいらっしゃいました。また、「企業の担当者」に限定してのご案内でしたが、自治体や団体・機関、NGOや関心のある市民の方々からも参加のご要望をいただきました。
そこで、同じ内容で、もう一度「企業と生物多様性フォーラム」を開催することにしました。5月13日に開催します。今回は、企業の環境・CSR担当者のほか、自治体やNGOの方の枠もとりますので、ぜひどうぞ! ご案内を下につけます。
なお、今回のフォーラムは現場で実際に取り組みをされる方々向けですので、コンサルタントおよびコンサルティング会社の方はご遠慮ください(ご希望があれば個別に承りますので、ご連絡下さい)。
【企業と生物多様性フォーラム】
○日時:2009年5月13日(水)13:15〜16:45(13:00開場予定)
○会場:こどもの城906研修室
http://www.kodomono-shiro.or.jp/access/index.html
東京都渋谷区神宮前5-53-1 TEL 03-3797-5666
(JR渋谷駅 東口/宮益坂側より徒歩10分 メトロ表参道駅 B2出口より徒歩8分)
○プログラム
13:15 はじめに
13:20 問題意識の共有
13:40 プレゼンテーション1:
いまなぜ生物多様性か、なぜ企業が取り組むべきなのか
〜世界と日本の動向と企業の事例
14:20 休憩
14:30 プレゼンテーション2:
生物多様性に何が起こっているのか、何が起こりうるのか
〜ミレニアム生態系評価を理解する
15:00 プレゼンテーション3:
企業が生物多様性を考え、取り組むための枠組みと事例
〜ESR(Ecosystems Service Review:生態系サービス評価)を理解する
15:30 休憩
15:40 プレゼンテーション4:
企業の生物多様性への取り組み
セイコーエプソン株式会社 地球環境推進部 課長 平島安人氏
16:10 全体ディスカション(質疑応答含む)
16:45 終了
○参加費
5,000円(税込)
★※イーズ主宰『日刊温暖化新聞』の企業・団体パートナーの方は3,000円
○主催:イーズ、チェンジ・エージェント
http://www.es-inc.jp/
http://change-agent.jp/
○ファシリテーター:枝廣淳子、小田理一郎
○定員:約50名
(1社・団体2名様まで。それ以上のご希望はご相談下さい。現場で実際に取り組みをされる方々向けですので、コンサルタント・コンサルティング会社の方はご遠慮下さい。ご希望があれば個別に承りますので、ご連絡下さい)
○お申込み:
以下の申込書を info@es-inc.jp までお送りください。
(件名に「企業と生物多様性フォーラム」申込み とお書きください。折り返し、参加費のお支払についてご案内いたします。参加費のお支払をもって正式受付とし、参加票を電子メールでお送りいたします)
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申 込 書
■2009年5月13日(水)
「企業と生物多様性フォーラム」に参加します。
ご氏名 [ ]
ふりがな [ ]
会社名 [ ]
部署名 [ ]
メールアドレス [ ]
連絡先電話番号 [ ]
★※『日刊温暖化新聞』の企業・団体パートナーですか?
( はい ・ いいえ )
申込時にお申し出いただいた場合のみ、参加費を特別割引(3,000円)でご案内
させていただきます。
備考 [ ]
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※お申込後、数日たちましても受付票が届かない場合は、メール送受信のトラブルの可能性がございますので、その際は info@es-inc.jp もしくは電話03-5426-1128までお問い合わせください。
○お問合せ
有限会社イーズ 担当 星野/飯田
E-mail:info@es-inc.jp/電話:03-5426-1128
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先日の「企業と生物多様性フォーラム」では私もいろいろな気づきがあって、とてもよい学びになりました。それを活かして、さらに次回充実したフォーラムにしたいと思っています。
生物多様性の本質とは何だろう? 企業は生物多様性にどう関連しているのだろう? 社内・社外にどうやって伝えていけばよいのだろう?と思っていらっしゃる方、ぜひどうぞ! お待ちしています〜。
また、4月14日には、
「生物多様性をシステム思考とこころで学ぶワークショップ」
を開催します。こちらの内容説明やご案内はこちらにありますので、ぜひどうぞ。
(両方の内容はそれほど重なっていませんので、ダブルで受講していただければ、より「アタマとココロ」での理解が深まると思います〜)
※有限会社イーズは、2017年12月25日に移転いたしました。
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