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■オバマ大統領夫妻、ホワイトハウスで菜園づくり■
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昨日の日曜日、ベランダのプランターに小松菜のタネを植えたのですが、ちょうどその日に、「オバマ大統領ファミリーがホワイトハウスにガーデンを作ったそうですよ」と、リンクや情報を教えていただきました。
http://www.cnn.com/2009/POLITICS/03/20/white.house.garden/index.html
http://www.nytimes.com/2009/03/20/dining/20garden.html?_r=2&ref=politics
ニューヨーク在住の方が、ニューヨークタイムズの記事を日本語で紹介して下さったので、抜粋してお届けします。ありがとうございます!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
オバマ大統領夫妻、ホワイトハウスで菜園づくり
ニューヨークタイムズ/by マリアン・ブロス
2009年3月19日
ワシントン発― ミシェル・オバマが、金曜日に南の芝地の一区画を耕し、野菜の苗を植えます。これは、第二次世界大戦中のエレノア・ルーズベルトの家庭菜園以来、ホワイトハウスでは初めてのことです。オバマ大統領が苦手なビートは植えません。でもアルグラは登録選手枠に入りそうです。
このオーガニックの畑は、大統領一家の食事や公式な夕食のための食物を提供してくれますが、畑の最も大切な役割は、肥満や糖尿病が国家的関心事であるこの時に、地元で採れた健全な果物や野菜について子供たちを教育することです、とミシェルは言います。
ワシントン市のバンクロフト小学校の5年生23人がミシェルを手伝い、この335平方メートルの畑の土を耕します。この畑は、Eストリートの往来から見える位置、ちょうどオバマガールズ(大統領の二人の娘)のブランコの下方にあります。
バンクロフト小学校では、2001年から畑で野菜作りをしています。そこの児童たちが、ホワイトハウスの畑で野菜、ベリー、ハーブの苗を植え、収穫し、料理を手伝います。 オバマ大統領を含め、まさにオバマ・ファミリー全員で雑草を抜きます。「 好きであろうとなかろうとね」オバマ夫人はそう言って笑いました。
ホワイトハウスの畑は、造園の一部である以上の意味を持っていたのかどうか。この質問は政治的、環境保護的な象徴の様相を帯びてきました。オバマ大統領夫妻に何ヶ月間にもわたって働きかけていた人たちは、もっとたくさんの食物を地域で、有機農法で生産することが健康に良い食事につながり、一方で、運送のために石油燃料、肥料のために化学物質を使用する広大な工業農地への依存を減らせるのだ、と提唱しています。
さらに、健康に良い食事を推進することは、オバマ夫人自身の重要な課題の一つになっています。ファーストレディーは、これまで菜園をしたことはなかったそうですが、今回の畑のアイディアは、働く母として、子供のマリアとサシャに良い食事を与えたい、という自分自身の体験から来ている、と語っています。
週に3回は外食し、ピザを注文して配達してもらい、夕食にはサンドウィッチを食べる、このしわ寄せで子供たちの体重は増えました。小児科医に、もっと栄養について考えないといけません、と言われたのです。数ヶ月すると、子供たちの体重は減っていきました。
クリントン夫妻はホワイトハウスの屋根の上に鉢を置き、いくらかの野菜を育てましたが、オバマ夫妻の畑はそれをはるかに超えています。キッチンスタッフから希望の野菜リストをあげてもらい、米国大統領官邸のグリーンハウス内で始めた有機の苗から、55種類の野菜を育てる計画なのです。
オバマ大統領夫妻はメキシコ料理が大好きですから、シラントロ、トマティロ、唐辛子は含まれるでしょう。レタスは、レッド・ロメイン、グリーンオークリーフ、バターヘッド型、レッドリーフ、ギャラクティックなど。それから、ほうれん草、チャード、ブラック・ケールもあります。デザート用のベリーの区画、そしてハーブには、アニスヒソップ(シソ科)やタイバジルなどのまれな種類も見られるでしょう。ホワイトハウスの大工で、養蜂家でもあるチャーリー・ブランツ氏が、ハチミツ用にミツバチの巣2つを世話します。
種、被覆用の腐葉土などのコストは、総額200ドル、とホワイトハウスの料理長助手であるサム・カシュ氏は言います。彼は、シカゴでオバマ一家のために健康に良い食事を用意してきた人で、ローカルフード(地元産の食べ物)の提唱者でもあります。カシュ氏がこの菜園を監督します。
菜園の区画は、ホワイトハウスの堆肥、チェサピーク湾からのカニ殻粉末(有機肥料として一般的)、石灰と生砂などが施され、一段高く盛り上げられます。てんとう虫やカマキリなどが、害虫管理に一役買ってくれるでしょう。
ホワイトハウスの料理長、クリステタ・カマーフォードさんは、この菜園を中心にメニューの計画を練るのが待ち遠しいと言い、ケーキ職人(パティシエ)のビル・ヨーセスさんは、ベリーの季節を心待ちにしています、と言っています。
裏庭がない都市生活者のために、アメリカ国内に100万あるというコミュニティー・ガーデンが大きな役割を演じることができるでしょう、とオバマ夫人は言います。
ですが、たとえ菜園をするための時間がなくても、罪悪感を持って欲しくはない、とファーストレディーは強調します。そういう人たちにも、起こせる変化はまだたくさんあるからです。「自分の食器棚から始められます。加工食品を排除し、もう少し頻繁に料理をし、もっと果物と野菜を取り入れるよう努めることができ
ます」。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明日(31日)から4月9日までインドネシア出張に出かけます。
オバマファミリーのガーデンに比べたら本当にささやかですが、「ゼロよりマシ」のわがベランダ菜園。帰ってきた頃、小松菜は芽を出しているかな、どのくらい
大きくなっているかな?と楽しみですー。(^^;