<内容>
■小学校卒業? ランドセルは海を渡ってアフガニスタンへ■
■こんなものも......ちょっと待って、捨てないで!■
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先日、このようなお手紙をいただきました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
各位
平成21年1月14日
財団法人ジョイセフ
(家族計画国際協力財団)
理事長 近 泰男
ランドセルご寄贈と輸送募金に対する御礼
拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。この度は「想い出のランドセル募金」(協力:株式会社クラレ、(社)日本かばん協会ランドセル工業会、日本郵船株式会社)にご協力頂きまして誠にありがとうございます。皆様のご理解とご協力に深く御礼申し上げます。
アフガニスタンの人々は23年間続いた戦争の荒廃から自分たちの力で立ち上がろうと懸命な努力をしています。しかし建物は破壊され、農地は荒廃し、生活物資は極度に不足し、基礎的な保険医療サービスも多くの住民に確実に届いておりません。妊産婦死亡や乳幼児死亡は今でも世界最悪の状況にあります。
このような状況に置かれているアフガニスタンに対して短中期的な緊急援助や復興支援が多くあります。ジョイセフは地域住民の生活を少しでも持続的に向上させるために、中長期的な姿勢でアフガンの復興と開発に取組んでいます。
ご寄贈頂きましたランドセルと輸送募金は、アフガンの子どもたちに対する貴殿の心温まる励ましのメッセージとなります。私ども職員一同、心より感謝しております。
ランドセルがアフガンに届くことにより、現地の親や保護者に対して小学校に通う子どもを途中で退学させずに卒業する日まで通学できるようにして欲しいという願いが一緒に届けられます。家族で子どもの将来設計や一家の家計を考えるきっかけにもなります。
アフガニスタンでは一家族に平均して7人の子どもがいます。農村地域の多くの貧しい家庭では10人から15人の子どもが産まれます。子どもたちは畑で働く貴重な労働力です。その結果、小学校にも満足に行かせてもらえない子どもたちが多くいます。ランドセルは親、保護者、地域社会に対して子どもたちを小学校に行かせる機会と勉強をする時間を与えて欲しいという大切なメッセージを伝える手段になります。
「想い出のランドセル募金」の活動は、ジョイセフのホームページで定期的に更新する予定です。皆様方のご理解とご支援に改めて感謝致します。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
<想い出のランドセル募金:URL>
http://joicfp.or.jp/jpn/randoseru/
<連絡先>
財団法人ジョイセフ(家族計画国際協力財団)
〒162-0843東京都新宿区市谷田町 1-10 保健会館新館6階
TEL:03-3268-5875
FAX:03-3235-9774
Eメール:resource@joicfp.or.jp
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
小学校を卒業して春休みを迎えているお子さんがいらっしゃったら、よかったらぜひウェブサイトを見ながら、ランドセルのこと、アフガニスタンのことなど、話してみませんか?
自分が大事に使ってきたランドセルが、アフガニスタンの空の下、どんなお友だちの背中に揺られているか、思いを馳せる--子どもたちにとっても、世界とつながるとてもよい機会になることでしょう。
「うちにはランドセルを卒業する子どもはいないけど......」という方も、大掃除や衣替えなどの機会や、日常的にも、こんな不要品がでてきたら、ぜひチェックしてみてくださいな。
古着・ふとん・ストッキング・古切手・食用油・使用済み割箸・ベルマークプルタブ・アルミ缶・傘・硬式テニスラケット・硬式テニスボール・入れ歯 ハンガー・楽器・学用品、スポーツ用品、体重計、巻尺・書き損じ葉書 古本・CD・ビデオテープ・ゲームソフト・外貨・商品券・使用済みカード(テレホンカード/ディズニーパスポートほか)・ペットボトルのキャップ めがね・ロウソク
「ちょっと待って、捨てないで」プロジェクト
http://www.es-inc.jp/projects/chotto/index.html
「捨てるのはもったいないけど......」というお知り合いやご友人がいらしたら、ぜひこのウェブサイトを教えてあげてくださいな。また、ほかにも「こんなのも活かせます!」というアイテムがあったら、ぜひお知らせ下さい〜。