昨日ご案内しました幸せ経済社会研究所主宰「幸せ経済社会研究会」にたくさんのお申し込みやお問い合わせをいただいており、とても心強く励まされる思いです。がんばってよい学びを深めていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
いくつか追加のご説明です。
当初の研究会の開催日程は
第1回 6月27日(月)
第2回 7月28日(木) です。
※第3回以降はそれぞれ遅くとも2ヵ月前にご案内します。自分の海外出張などの予定とできるだけかぶらないよう調整しつつ会場を探しつつ、という事情で、全日程を先にお出しできないこと、お許しください。
※時間はいずれも18:30〜21:00 (18:15開場)です。 研究会は今後もこの時間帯に開催します。
※場所は都内の会議室です。 できるだけ参加しやすい参加費に抑えるため、公共の会議室等を使う予定です。
※東京以外での開催につきましては、会員数が増えてきたら、ぜひ特別セッションを東京以外の場所で開催したい!と考えております。
※会員と通信会員との切り替えは事務手続き上、年度途中にはできません。会員登録の場合、参加できない回は参加費を送金することで資料+音声ファイルを入手できます。通信会員でも、参加できる回は参加していただけますので、参加できない回が多そうな場合は通信会員でお申し込みいただくのと便利だと思います。
その他、詳細・お申し込みはこちらをご覧ください。
幸せ経済社会研究所主宰「幸せ経済社会研究会」6月期会員募集のご案内
http://www.ishes.org/news/2011/news_id000015.html
お問い合わせはこちらまで。Inquiry@ishes.org
さて。
「100万人のキャンドルナイト」を何年も呼びかけ人代表として展開してきましたが、このたび、100万人のキャンドルナイトの「キャンドルスケープ」から派生した新プロジェクトが立ち上がりました。
3月18日のメールニュースで、「この状況で私たちにできる・すべき(長期的に)いちばん大事なこと」を書きました。
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今回の悲劇をこれ以上繰り返さないために、「どういう町だったら安心して暮らせるの?」「日本の社会を動かすエネルギーはどうあれば安心なの?」などなど、「こうあってほしい」暮らしや町づくり、エネルギーや経済・社会のあり方を描くことはできます。
エネルギーにしても、社会の構造にしても、いまのあり方であり続ける必要はない。いまのあり方は、これまでのさまざまな思いや動きの帰結なのですから、みんなで描けば、きっと「ありたい日本」に向かって、国を立て直していくことができる。私はそう思うのです。
目の前の支援・節電活動、ふだんよりも慌ただしく忙しいお仕事に、きっととても忙しくしていらっしゃる方が多いことでしょう。おうちでも、テレビをつけたり消したり、何となく心落ち着かない思いの方も多いでしょう。
でもできたら、ときにはふーっと深呼吸して、いまは目の前の事柄に対処しなくちゃいけないけど、でも「どういう日本であってほしいの?」「今回の事態をきっかけに、どういう社会に、どういうエネルギーの仕組みにしていきたいの?」と、自分の心に聞いてみて下さい。
「素人考え」で大いにけっこう! この状況の中で、私たち一人一人が何を思い、何を心に描き、何を願うかが、国を動かし、次の時代の日本の姿を作っていくのだと信じています。
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この私たち一人ひとりの「思い」や「願い」をぜひ言葉にしてもらいたい。記録していきたい。つないでいきたい。「喉元過ぎれば......」ではなく、新しい日本を作っていく力に変えていきたい。
そう思って、100万人のキャンドルナイトの仲間の有志と作ったサイトです。サイトから引用します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
"3.11"、日本列島が大きく動きました。でも、それは「日本のスイッチ」が動きはじめた瞬間でもあるような気がします。
節電するために、みんながスイッチを押すようになっただけではなく、私たちの心のスイッチを切り替えたり、今まで押せなかった社会のスイッチを押せるようになったような気がしています。
エネルギー、経済、何を大切に生きるか?など・・あなたのスイッチは何ですか? 3つの入口から、あなたのスイッチを投稿してください。
●節電に託した思い
節電の「量」でなく「質」を見える化したい。
このたびの震災で、ライフラインや原発事故など現代社会の危うさが露わになったと同時に、節電によって社会のエネルギー需要をコントロールしうるという、私たち一人一人の力に気づくきっかけともなりました。でも、大事なのは節電量の大きさだけではありません。
私たちの多くは、「節電によって余った電気を被災地に贈る」という思いで節電を行っていたはずです。 「計画停電の回避」「現在の電力消費は供給量の何%」という数字だけでは表せない、 一人一人の思いを投稿ください。
●こうありたい日本の姿
そこにはエネルギーの選択やライフラインのあり方なども含め、「日本をこうスイッチしたい」「こんな日本になってほしい」という思いも込められていたかもしれません。また東京でも、帰宅・通勤困難者や物資の不足、買い占めなど、私たちの社会の潜在的なリスクも大きくクローズアップされました。
今回の震災を機に、日本のあり方をスイッチする。同じ災害が起きても、二度と同じ「人災」は起こさないために、いま私たちに何が出来るか?何をどう変えたいか?
3.11であなたのなかに灯った「日本のスイッチ」を共有してください。
●東北の復興ビジョン
どういう東北になってほしいのか?そもそも東北とはどんな土地で、どんなポテンシャルを持っているのか? 単なる"復旧"ではない、新しい東北の復興ビジョンが必要です。
これから「復興」の名のもとに公共事業が進み、被災地の再建事業に大きなお金が投じられることになるでしょう。そこでのお金の使い方、復興の「質」が問われます。どんな東北の未来を、親を失った子供達にプレゼントしたいのか?地元のみならず日本中が考えるべき時です。
これまであまり語られてこなかった東北の魅力や潜在力も含め、「もう一つの東北」「新しい東北」の可能性について、地元や全国の皆さんからの投稿を募集します。
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ぜひのぞいてみてください。日本のあちこちから、いろいろな思いや願いや希望がたちのぼってくるようすが見えます。
そしてぜひ、みなさんの思いや願いもここに刻んで下さい。私たちが3.11を新しい日本・新しい自分へのスイッチにしていけるように。
たくさんの思いや願いが集まったらうれしいと思っています。ぜひお知り合いや、ご自分のネットワークなどにもお知らせいただけたらありがたいです。
※メールニュースの引用・転載は出所を添えて、ご自由にどうぞ(枝廣淳子の環境メールニュース
http://www.es-inc.jp)