幸せと経済と社会のつながりを全体的(ホリスティック)に考えることを通じて、真の持続可能性を模索する「幸せ経済社会研究所」では、8月29日に第1回オープンセミナーを開催します。(どなたでもご参加いただけます)
http://ishes.org/news/2011/inws_id000120.html
第1回は、半農半Xという、新しいライフスタイルを実践・提唱され、日本のみながず世界からも注目されている塩見直紀氏をお招きし、お話をうかがいます。
何が本質的に重要なのか、何を学ぶことができるのか、どのようにそれぞれの取り組みや思索に活かしていけるのか。きっとたくさんのヒントが得られる会となると思います。是非ご参加下さい。お待ちしています。
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「幸せ経済社会研究所 オープンセミナー第1回」
○日時:2011年8月29日(月)18:30〜20:30(開場時間 18:00)
○会場:成城ホール 集会室C・D(小田急線「成城学園前」駅より徒歩4分)
〒157-8501東京都世田谷区成城6-2-1/TEL 03-3482-1313
○講師ゲスト: 塩見直紀氏(半農半X研究所 代表)
(プロフィール)
1965年、京都府綾部市生まれ。フェリシモを経て、2000年、「半農半X研究所」を設立。21世紀の生き方、暮らし方として、「半農半X(エックス=天職)」コンセプトを1995年ころより提唱。また、「NPO法人里山ねっと・あやべ」のスタッフとして、綾部里山交流大学等を企画。編著書に『綾部発半農半Xな人生の歩き方88』『半農半Xの種を播く』など。1冊目の『半農半Xという生き方』は中国語訳され、台湾でも出版(現在8刷)、さらに中国にも広がっている。
(塩見直紀氏ホームページ)
http://www.towanoe.jp/xseed/
○当日プログラム
18 : 00 受付開始
18 : 30 開会
塩見氏講演、塩見氏と枝廣の対談
19 : 30 参加者同士のディスカッション
全体共有と講師との対話
20 : 30 終了
○ファシリテーター:枝廣淳子
○定員:最大90名程度
○対象:一般(「幸せ経済社会研究会」会員以外の方でもお申し込みいただけます)
○資料代:3,000円/人
○お申込み:
以下の申込書を申込専用アドレスishes_seminar@es-inc.jpまでお送りください。
(件名に『「幸せ経済社会研究所オープンセミナー第1回」申込み』とお書きください)
折り返し、参加費のお支払いについてご案内いたします。
資料代のお支払いをもって正式受付とし、参加票を電子メールでお送りいたします。
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申 込 書
■2011年8月29日(月) 18:30〜20:30 (18:00開場)
『幸せ経済社会研究所オープンセミナー第1回』に参加します。
ご氏名 [ ]
ふりがな [ ]
ご所属 [ ]
メールアドレス [ ]
連絡先電話番号 [ ]
備 考 [ ]
*書籍購入希望
「幸せ経済社会研究所オープンセミナー第1回」の開催にあたり、ゲスト講師である塩見氏の著書『半農半Xデザインブック(1)翼と根っこと』(塩見直紀著、半農半Xパブリッシング刊、500円)を会場にて販売致します。
著書を購入希望される方は、以下の( )欄に◯をご記入ください。予約の冊数だけお持ちしますので、お入り用の方は、必ずお申し込み下さい。なお、代金は当日受付にてお支払いお願い致します。
( ) 『半農半Xデザインブック(1)翼と根っこと』
(塩見直紀著、半農半Xパブリッシング刊、500円)購入希望
*会員の方イーズやJFSの会員登録をされている方は、以下の( )欄に◯を記入してください。
( ) 幸せ経済社会研究所 会員/通信会員
( ) 日刊 温暖化新聞 企業・団体パートナー/個人サポーター
( ) JFS 法人会員/個人サポーター
*アンケート
このセミナーのことをどこでお知りになったか教えていただけると幸いです(複数可)。
( ) a. 枝廣淳子のメールニュース(enviro-news)
( ) b. 幸せ経済社会研究所のウェブサイト
( ) c. 職場・知人・友人からのご紹介
( ) d. イーズのウェブサイト
( ) e. その他 ( )
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○運営・問合せ先
「幸せ経済社会研究所」事務局(オープンセミナー担当:飯田、牧野)
〒156-0055 世田谷区船橋1-11-12 産興ビル3F(有限会社イーズ内)
Tel: 03-5426-1128 / Fax: 03-6413-3762
E-mail: Inquiry@ishes.org
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オープンセミナーは、「幸せ×経済×社会」に関わる実践をされている方々をお招きして、年に数回開催する予定です。
上記のオープンセミナーはどなたでもご参加いただける会ですが、幸せ経済社会研究所では、そのほかに、幸せ経済社会研究会を立ち上げ、会員向けの勉強会を開催しています。
会員にはいつからでもなっていただけます(事務手続き上、6月と12月に期の区切りを設けていますが、たとえば、8月に会員になっていただくと、6〜7月の勉強会の資料や音声ファイルも実費で入手いただくことができます)
http://ishes.org/member/
第1・2回は、書籍『幸せの政治経済学』を課題図書として、幸せと経済や政治との関係性について学び、考えました。第2回は、社会学者の北條英勝氏をゲストとしてお迎えし、日本でも進められつつある「幸せの指標化」に潜む危険性や、数値化された「幸せ」について私たちが知っておくべきことなど、とても新しく刺激的な論点を提示していただき、参加者とともにいろいろ議論できました。
第3回は、8月下旬に、幸せ経済社会研究所のアドバイザーでもある広井良典氏の『グローバル定常型社会--地球社会の理論のために』を課題図書として、学びと思索を深めていきます。
第4回は、9月下旬に、デイヴィッド ボイル、アンドリュー シムズ著『ニュー・エコノミクス―GDPや貨幣に代わる持続可能な国民福祉を指標にする新しい経済学』を読んでいきます。
第5回は『経済成長神話からの脱却』を取り上げる予定です。
また、月次の定例研究会のほかに、「これはぜひみんなで読みたい!」という英語文献を読み合わせながら、議論と学びを深める特別セッションも設けます。(特別セッションも会員向けです)
最初の特別セッションは、8月18日「サルコジ報告を読む」です。
http://ishes.org/news/2011/inws_id000126.html
近年、欧米を中心に、「GDP以外の指標づくり」や「脱経済成長」(de-growth)の研究が盛んに行われるようになっています。その動きのひとつとしてあげられるのが、2009年9月に出された、サルコジ仏大統領のイニシアティブによる「経済パフォーマンスと社会の進歩の測定に関する委員会(CMEPSP)報告」(いわゆる「サルコジ報告」)です。
CMEPSPは、サルコジ大統領の諮問により2008年初めに設立された委員会で、GDPが経済指標として適切であるかを問い直すもの。ノーベル経済学賞を受賞したジョセフ・スティグリッツ教授(コロンビア大学)が委員長を務め、アドバイザーのアマルティア・セン教授(ハーバード大学)、コーディネーターのジャン・ポール・フィトゥシ教授(パリ政治学院)を含め、米国、英国、フランス、インドの専門家25名が参加しました。
このサルコジ報告では、従来のGDPは社会的な幸福度を測るには適切ではないとの観点から、健康や教育、生活の質(QOL)や家庭の水準の考慮、収入と富の分配の追加、環境面の持続可能性の評価、などGDPの見直しに向けた12の提言がなされています。
先進国から、このような国の豊かさ・幸福度を測る新たな指標についての提言がなされたことは、従来の経済成長至上主義とは異なる、新しいあり方を模索する動きとして大きな注目が集まっています。
このサルコジ報告の和訳は、残念ながら、今のところ出ていないようです。今回の特別研究会では、枝廣の訳・解説をもとに、英語の原文を一緒に読みながらディスカッションを通してこの報告の内容や意義について考えます。とても参考になる内容です。ぜひご参加ください。
特別セッションの詳細はこちらにあります。
http://ishes.org/news/2011/inws_id000126.html
会員になるにはこちらをご覧下さい。
http://ishes.org/member/
特別セッションでは、主に日本語になっていない英語文献を読み解きながら、大事なことを考えていこうと思っています。私が訳しながら進めていきますので、英語力はいりません〜。テーマにご関心があればぜひご参加下さい。
その次の特別セッションは、ブータンのGNH指標の設計者がその作り方を解説した英語文献を読み解きながら、GNHの基本的な哲学や考え方を知った上で、日本などで進められている「幸せの指標づくり」を批判的に考えてみたいと思っています。
勉強すればするほど、もっと勉強したいことが出てくる〜!という状態です。ご関心の重なるところがあれば、ぜひご一緒下さい。(自分の勉強のための研究会・セミナーでもありますので、同じ内容で繰り返し開催することはありません。「!」と思ったらどうぞお見逃しなく〜。(^^;)
会員および通信会員は、定常研究会も特別セッションも、実費にて資料+音声ファイルを入手いただけるようにしましたので、時間的・地理的に参加できない場合でも、一緒に勉強を進めることができます。ぜひご一緒にー。
http://ishes.org/member/
※有限会社イーズは、2017年12月25日に移転いたしました。
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