ホーム > 環境メールニュース > 年の暮れに向けてのご案内 (2012.12.04)

エダヒロ・ライブラリー環境メールニュース

2012年12月06日

年の暮れに向けてのご案内 (2012.12.04)

 

いよいよ1年の最後の月が始まりましたね。今年1年の片付けや整理をする時期でもあり、同時に、来年という新しい1年をどう過ごそうか、何をしていこうかと思いをめぐらせる時期でもあります。

そのそれぞれにきっとお役に立つご案内です。

まずは、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会より
《おうちで眠っているゲーム機・ソフト・CD・DVD・読み終わった本を集めています》
http://sva.or.jp/bookaid/campaign/201212.html?utm_source=mail&utm_medium=2012112901

ゲームソフト・CD・DVD・読み終わった本などはブックオフに買い取られ、その買い取り額+10%が寄付されます。寄付金はSVAの活動地タイ・カンボジア・ラオス・ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ・アフガニスタンの子どもたちが、絵本に親しみ、文字を学ぶために活用されます。

部屋の片付けや書棚の整理をするときなど、ぜひ思い出して下さい。いらなくなったものを送るだけで、おうちやオフィスはその分キレイになるし、不要品を活かして社会や世界の役に立つことができます。

「登録料、送料、手数料などいっさいかかりません。段ボール箱の手配と梱包のみお願いします」とのこと。ほかにもこのような、大掃除と社会貢献を一緒にできるプログラムがいろいろあります。ぜひ活用下さい~。

もう1つは、今年の最後の月を過ごしながら、来年はどんな年にしたいかを考え始める時期、ということで、年の初めに、自分の人生の棚卸しをして「人生に必要な荷物、いらない荷物」を区別し、もういらなくなった荷物は下ろして軽やかに生きていきませんか? 「今のまま」を続けていく未来とはちょっと違う、もう少し自分の腑に落ちる在り方や活動をじっくり考えてみませんか。

一年のはじまりに、空気の澄み渡った清里の自然の中で自分のペースで一年の計(という名称ですが、"一生の計"やか"数年の計"を考える時間を過ごします)を考える2日間のワークショップです。

1日目はさまざまな切り口とアプローチでビジョンを描き、2日目はやりたいこと・ありたい自分に向かって着実に進んでいくための「P(計画づくり)-D(実行)-C(振り返り)のサイクル」をどうやって回せば止まらずに挫折せずに進んでいけるかも含め、じっくり各自の計画を練っていきます。

少人数なのでじっくり話ができること、私も楽しみにしています。よろしかったらぜひご参加下さい。

この一年の計ワークショップはだいたい年に2回開催しているのですが、この夏(那須高原で開催)のお二人の参加者が日常生活に戻ってから下さったメールを、許可を得てご紹介します。そのあと、ワークショップが終わったときの参加者の感想の一部をご紹介します。どんな時間なのか、どんな違いが生まれる可能性があるのか、感じていただけたらうれしいです。

~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~~~~~

先日は大変お世話になり、ありがとうございました。

那須から日常に戻って実感したのは、眉間のシワ(気持ち的な)がほぐれたことです。微調整しつつ目標に向かえばよいと心から思ったので、気が楽になったのだと思います。

また、これまでプライベートの予定はざっくり月単位でしか捉えていなかったのですが、週単位に切り替えて、週末ごとに振り返ろうと思います。うまくいかなければさらに細かく、と考えています。

この一週間、実行できたこともできなかったこともありますが、これまで自分自身との約束をないがしろにしていたのだなあと感じました。少しずつ自分との約束が守れるよう、日々を過ごしたいと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

一計以後、なんとなく気持ちが安定している気がしています。たっぷり自分と向き合う時間を取ったおかげでしょうか。まだまだ足りない気はしていましたが、それでも、やはりああいう時間と場所を持ったことは、心にすごく効いているのかなあと思います。

また、枝廣さんの「すぐやる」「どうしたらうまくいくか、常に考え工夫する」という姿勢が、やはりいろんなことのコツだなあと感じたので、自分もちょっと意識して過ごしています。

今のところ、PやCにずいぶん時間がかかってしまうのが難点ですが、慣れてうまくリズムが出てくるまで、まず続けていきたいです。

ほんとにぜいたくな時間を過ごさせてもらいました。参加費&交通費が決して高くはなかった気持ち。今の私にとってちょうどいいタイミングだったと感じています。またいいタイミングに参加したいと思っています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・自分が転機を迎えた今、この「一年の計」に参加できて本当に良かったです。本当によく考えられたプログラムだと感じました。所々に枝廣さんならではの、よくよく考えられたノウハウを紹介していただき、とてもためになりました。私自身でもよく考えて、今後の人生を歩んでいこうと思います。ありがとうございました。

・多くの参加者がいるのに、思っていた以上に自分自身と向き合うことができた。これは、枝廣さんの巧みなリード、十分に練られたWSの構成、そして、研修施設の場の力だと思う。当初は、開催場所も遠く、安くはない投資に参加するか迷ったが、素晴らしい環境の中で、新しい仲間と充実した時間を過ごすことができ、今はとても満足している。

・このようなセミナーに参加するのは初めてで、最初は緊張していましたが、枝廣さんの優しいお声や、自分の中に潜る時間と食事での交流とがちょうどバランスが良く、2日めはすっかりリラックスして集中することができました。ヴィジョンやプランは、一度決めたら不動のものではなく、日々揺らいでいる自分の投影なのだから変わってもいいし調整してもいい、と知って、心が楽になりました。これから1年、気負わず目標に向かっていきたいと思います。

・行き詰まってなかなか客観的には考えられなくなっていた自分のvisionやそれを実現するためのプロセス(&その組み立て方)を見直すことができて、来る前にだいぶたまっていたモヤモヤがだいぶすっきりしました。

・とても良い時間を過ごすことができました。一年前のセミナーでは、また来ようという思いも少しあり、もやもやというか、自分の現状を少し垣間見る程度で満足して、場を楽しんだ面もありましたが、今回は、できていなかった事を確認できて、前に進もうという気分になりました。時間切れの部分があったので、ちゃんと続けたいと思います。

・まずは、同じような志、気持ちを持った方々と共に考えることができたことはとてもプラスとなりました。「1人じゃない」「自分だけじゃなかったんだ」という安心感ですね。エダヒロさんの一言一句、まさしく自分のことを言っているようで、再認識すること数知れず。ありがとうございました。

・以前からやらなくては先に行けない位だと思っていた事をまずやる事が大切だと思った。参加したことで、具体的な方法を知ることができた事と大きなきっかけの日になったと思う。情報の多い時代に、いかに自分を見つめていくことが大事かを教わったと思う。

・特にビジョンがあるわけではないのに参加して意味があるかな、と心配もあったけれど、自分のカンを信じて参加してよかったです。ぜいたくな時間でした。私にしっくりくる5年後のビジョンを出せたのがよかった。意外に、徹底的に一人でいられるのがよかったです。いつもよくあるセミナーでは、お互いの反応や交流にけっこう神経を使っていたけれど、今回のようなのもありなんだなぁ、と私には楽でした。仕事に対して前向きになれたかな。枝廣さんともたくさんお話ができてうれしく、満足です。もう半日あるとよかったかな。でも、これくらいが時間をとる限界かも。

~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~

私にとっても、受講者のお手伝いをしながら、可能な限り、お役に立てる情報や自分自身の試行錯誤や考え方などをお話ししながら、自分でもちょっと人生の棚卸しをして、できるだけやりたいこと・ありたい自分に近づけるよう、軽やかにストレスなく進んでいくための大切な時間です。

いつもはついつい目の前のことをこなすことに必死になりがちですが、ときどきはこういった大きく眺め、遠くを描く時間も大事にしたいですね。

 

このページの先頭へ

このページの先頭へ