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エダヒロ・ライブラリー環境メールニュース

2013年09月14日

【世界からのニュース】典型的なグーグルユーザーはカーボンフットプリントを残さずにサービスが利用できる (2013.09.14)

世界のわくわくNews
 

「ググる」という日本語?もできているぐらい、グーグルのサービスを使っていらっしゃる方も多いことと思います。

さて、平均的なユーザーとしてグーグルのサービスを利用すると、1日に何グラムのCO2を出すことになるでしょうか?(サーバーの電力その他ですね)

グーグル社が8月中旬に発表したところによると、8グラムだそうです。

ここでの「典型的なグーグルのアクティブ・ユーザー」の想定は、「1日当たり検索を25回行い、YouTubeを1時間視聴し、Gmailやその他のサービスを利用する人」です。もしグーグル社のサービスをそれ以上利用しているなら、8グラム以上になります。

グーグル社の発表は、単に「典型的なユーザーは毎日8グラムのCO2を出しています」というものではなくて、典型的なユーザーのグーグルサービス利用は「カーボンニュートラル(CO2中立)」でできます、というものです。

グーグル社が、再生可能エネルギーや省エネの分野に非常に力を入れているのはご存じの方も多いと思います。太陽エネルギーや風力エネルギーへの投資だけでなく、敷地内でのバイオ燃料の生産や排水熱利用なども行っています。

このような取り組みの結果、典型的なユーザーのグーグルサービス利用による8グラムのCO2排出量は、オフセット(相殺)されて、ゼロと見なすことができる、ユーザーやカーボンフットプリントを残さずに、グーグルサービスを利用できます、という発表だったのです。

グーグル社では、自社で取り組むだけではなく、そのサービスが波及して、他の企業や家庭にも影響を与えています。最近の例では、カリフォルニア大学サンディエゴ校が、ソーラーパネルの効率的な設置に役立つソーラーマップを開発するためにグーグルアースを利用しました。

グーグル社のカーボンニュートラルなフットプリント戦略は「炭素ではなく、事業を成長させる」ことを可能にしてきました。同社は、過去4年間連続で収益当たりの二酸化炭素排出量を減らしています。その中でもオフセットに重点を置き、オフセットの果たす重要な役割についてホワイトペーパーを作成しています。
http://static.googleusercontent.com/external_content/untrusted_dlcp/www.google.com/en/us/green/pdfs/google-carbon-offsets.pdf

 

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