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エダヒロ・ライブラリー環境メールニュース

2014年04月02日

効果的な海外発信のために~海外の優れた環境CSR報告書を読み解く【JFS 海外報告書を読む会 2014】のご案内 (2014.04.02)

 

新しい年度が始まりましたね! 今年度も、「伝えること・つなげること」を通して、お役に立ちたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします!

さて、「日経エコロジー」の4月号の98ページに

[CSR報告書の利用実態] 報告書、7割読まれず グリーンウオッシュ指摘も

という記事が載っています。

これは、私たちJFSがおこなった海外のCSRユーザーへの国際世論調査の結果を伝えてくれているものです。

調査結果のプレスリリースはこちらにあります。
http://www.japanfs.org/ja/information/press/press_id034579.html


調査結果のプレスリリースはこちらにあります。
http://www.japanfs.org/ja/information/press/press_id034579.html

> 76人中52人(68%)が「日本企業のCSR報告書を読んだことがない」と回答、
> 海外での認知につなげたいと英語版のCSR報告書を作成している企業の思いが
> あまり実を結んでいないことがわかった。


JFSでは、この調査結果をもとに、1月に、会員・パートナーであるKPMGあずさサステナビリティさんと、海外CSRコミュニケーションセミナー「世界のCSR報告の潮流と海外に向けた情報発信のあり方」を共催し、海外への情報発信を行っている、または考え中の多くの企業の参加を得ました。
http://www.japanfs.org/ja/information/event/event_id034625.html

私は以下のセッションでお話をさせていただきました。

セッション3 「日本からの情報発信は届いているか? ―企業価値を高める海外への情報発信・コミュニケーションのあり方」  JFS代表 枝廣淳子

多くの日本企業が、英語情報を開示するだけで、「届ける、伝える」ための取り組みが不足している現状を指摘しました。

更に、海外利用者の7割が日本企業のCSR報告書を読んだことがない、という衝撃的なサーベイ結果を示し、情報を届ける努力の必要性を再度伝えるとともに、回答者のコメントを参照しながら、報告書の改善ポイントにも言及しました。

<参加者の声>
○届ける努力の大切さがわかった
○日本語版の英訳ではなく、英語版を発信できるようにしたい
○読者からのフィードバックを得る必要があると感じた


こういった知見や問題意識をベースに、JFSでは、4~6月に、「海外で評価さ
れている報告書とはどのようなものか? どこが日本企業の報告書と違うのか?」を勉強する会を開催します。
http://www.japanfs.org/ja/information/jfsnews/jfsnews_id034783.html

財政的に活動を支援して下さっている法人会員・パートナー企業向けの勉強会です。ぜひこれを機にJFSの仲間になっていただければと思いますし、「まずは様子を見てみないと」という企業の方には、1回オブザーバーとして参加していただけます。

単なる「英訳版」ではなく、本当に海外のステークホルダーに伝わる報告書を。

ぜひ海外の優れた報告書を読み解く作業から、今年度の海外向け環境CSRコミュニケーションのヒントを得ていただければと願っています。お待ちしています!

~~~~~~~~~~~~ここからご案内~~~~~~~~~~~~~~

【JFS 海外報告書を読む会 2014】

あなたの企業からのCSR報告書などの環境・社会・ガバナンスなどの非財務情報は、日本基準の英訳には終わっていないでしょうか? どうすれば読んで欲しい利害関係者に読んでもらい、評価されるようなコミュニケーションができるようになるでしょうか?

そうした悩みをお持ちの企業環境・CSR・報担当者の皆様で集まって、世界のCSR報告書あるいは統合報告書はどのように書かれているのか、一緒に勉強会で学びませんか?

世界のCSR報告で評価される企業3社の最近の報告書について事前に情報をご案内し、勉強会ではJFSのスタッフがその特徴やポイントをひもとき、わかりやすく日本語で解説して、同じようなチャレンジを抱える他社の担当者の方達と一緒に議論します。

報告書は、最近高い評価を得ていて、この勉強会でまだ取り上げてこなかった次の3つの企業を予定しています。

●ユニリーバ(蘭英、消費者向けブランド):CSR報告書&アニュアルレポート
●シスコ(米、業務向けメーカー):CSR報告書
●マーク&スペンサー(英、小売):統合報告書

この勉強会は、JFS法人会員及び情報発信パートナー企業のみ参加可能な勉強会です。(入会を検討いただくためにオブザーバーとして1回参加していただけます)

JFSではCSR報告元年と呼ばれた2003年から数年間、海外で評価されている報告書を読む会を連続で実施しました。当時、環境報告は普及しはじめていましたが、社会や経済の報告についての知見が国内でほとんどなかった頃でもあり、法人会員の皆様から、CSR報告への拡充を図る上でどのように報告書をつくればよいかを一緒に学ぶ研鑽の場として、高く評価いただいてまいりました。

この読む会に参加いただいた企業の多くは、その後国内での環境報告、CSR報告表彰を受けるなど、日本でのCSR報告の潮流をつくることに役立てていただきました。

経済のグローバル化がさらに進み、日本企業の海外事業への比重が強まる今日、また海外の報告書についてあらためて学ぶ時が来ていると肌で実感しています。

いかにして日本企業がその高邁な経営理念や強みのDNAを残しながら、組織全体での実践を広げ、財務でも社会でも結果を出し、利害関係者へのコミュニケーションやエンゲージメントを強化していけるか、是非ご一緒に学んでいきましょう。

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【JFS 海外報告書を読む会 2014】

◆第1回:4月22日(火) 18:30-20:45 @東京都千代田区・大手町周辺
『ユニリーバ(蘭英、消費者向けブランド)の報告書を読む』

◆第2回:5月29日(木) 18:30-20:45 @東京都渋谷区・表参道周辺
『シスコ(米、業務向けメーカー)の報告書を読む』

◆第3回:6月25日(水) 18:30-20:45 @東京都千代田区・大手町周辺
『マーク&スペンサー(英、小売)の報告書を読む』

※場所の詳細は、ご参加の方に個別にお知らせします

◆対象者: JFS法人会員或いは情報発信パートナー企業
     (但し、会員外でのオブザーバー参加を1回に限り承ります)

◆参加費:各回 3,000円/人
      (オブザーバー参加企業は8,000円/人、1回のみ)

◆講師: 小田 理一郎(JFS)
     枝廣 淳子(JFS)
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ご参加のお申し込みは、
下記のフォーマットに必要事項をご記入いただき、
事務局宛てにお送りください。

なお、恐縮ですが、会場の都合上、ご参加いただける人数は、各回、1社につき2名様までとさせていただいております。あらかじめ、ご了承くださいませ。

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 JFS法人会員・パートナー勉強会 参加申込書

 ・御社・貴団体名:
 ・参加される回: 第1回 第2回 第3回
  (参加されない回があれば、消してください)

 ・参加人数:   名

 ・お名前(ふりがな):
 ・ご所属:
 ・メールアドレス:

 ・お名前(ふりがな):
 ・ご所属:
 ・メールアドレス:

  (回により参加される方が異なる場合は、全員のお名前と
   それぞれ第何回に参加されるかをご記入ください)
・.........・.........・.........・.........・.........・.........・.........・

奮ってのご参加をお待ち申し上げます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

お申し込み・お問い合わせ先:
ジャパン・フォー・サステナビリティ事務局(担当:田辺)
メール:info(@)japanfs.org  
※迷惑メール対策のため、お手数ですが(@)を@に変更してお送り下さい。

 

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