しばらく前に、フランス大使館の方がJFSに情報交換をしたいといらっしゃいました。欧州ではCSRや環境への取り組みがさまざまに展開されていますが、フランスでもCSRについての関心や議論が大きくなってきているとのことで、日本での状況や動向について知りたいとのことでした。
このときのご縁から、フランスでの動向についてお聞きする機会を設けることができました。フランス大使館の環境担当の方だけではなく、フランスの大手水企業の方もいらして、フランスでのCSRや企業の取り組みについて、直接お話をしてくださいます。めったにない貴重な機会だと思いますので、ぜひご参加下さい~!
~~~~~~~~~~~~ここからご案内~~~~~~~~~~~~~~
JFS特別講演会 「COP21パリに向けたフランスの動向とフランス企業のCSR」~フランス大使館員をお迎えして(2014年10月3日(金)開催)
ジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)では2014年10月3日(金)に、在日フランス大使館の環境担当参事官、フランスの大手水企業VeoliaのCSR担当者をゲストに迎え、COP21パリに向けたフランスの動向とフランス企業のCSRに関する講演会を開催します。
2014年4月15日、欧州議会のDirective 2013/34/EUが改正され、2017年より欧州で500人以上の従業員を抱えるすべての上場企業は、環境、社会、ガバナンス(ESG)に関する報告を年次で行うことが義務づけられることとなりました。
対象となる企業は、環境、社会・従業員、人権尊重、腐敗・賄賂防止、取締役会の多様性など非財務の主要なパフォーマンス指標及び実施する適正な配慮を含む、方針、結果、リスクについて関係が深く重要な情報に関する経営報告を公開することが義務づけられます。
欧州だけでなく世界においても、企業が付加価値を高める活動を行う上で、財務面だけでなく、環境、社会、経済面でも、将来に向かっての価値創造の基盤を維持・向上していくことが求められています。日本企業にとっても、グローバル化する経済の中で、他人事ではない動きです。
欧州での大企業の報告義務づけによって、サステナビリティ・CSRに向けての企業活動の底上げが期待されており、フランスではCSRについての議論や取り組みが盛んになっています。
講演では、2015年12月に行われるCOP21の開催国になったこともあり、注目の高まっているフランスで今、どんな取り組みが行われているのか、お話しいただきます。
この講演は、JFSが支援者(法人会員、情報発信パートナー、個人サポーター、ボランティア)向けに行う活動報告会における特別講演としての企画ですが、貴重な機会ですので、一般の方にもご参加いただけるようにいたしました。是非ご参加ください!
・日時:2014年10月3日(金) 18:30~19:45
・会場:JICA地球ひろば 601・602会議室
(JR・地下鉄「市ヶ谷」駅より徒歩10分程度)
・定員:50名
・費用:無料 (JFS会員・ボランティア)
1,000円 (一般)
・プログラム(予定):
18:15 受付開始
18:30-19:15 講演(逐次通訳付き)
「(仮題)COP21パリに向けたフランスの動向とフランス企業のCSR」
在日フランス大使館・経済部・環境担当参事官
Veolia CSR担当
19:15-19:45 質疑応答
(以降20:30まで、JFSサポーター向け活動報告会)
・お問い合わせ先:
ジャパン・フォー・サステナビリティ事務局(担当:田辺)
メール:info@japanfs.org
※迷惑メール対策のため、お手数ですが(@)を@に変更してお送り下さい。
TEL:03-6638-6713
・お申し込み:
上記お問い合わせ先まで、お名前とご連絡先、希望参加人数をお知らせください。
~~~~~~~~~~~~ご案内ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~
世界に情報発信しているJFSは、在日大使館の方々の間でも日本の環境・CSRの情報源の一つとしてよく知っていただいており、これまでにも、米国、スウェーデン、中国、デンマークなどの大使館と共同セミナーなどを開催してきました。
ふだんは日本から世界への情報発信の活動をしていますが、こうして、世界の情報や取り組みを日本に伝える場を作ることもできて、うれしいです。ぜひご参加下さいー!
※有限会社イーズは、2017年12月25日に移転いたしました。
この記事に関するお問い合わせ