あっという間に師走も3分の1が過ぎ、今年もあと20日ちょっととなりました。早いですね! 私の会社イーズは、これまでのオフィスの建物が耐震基準に合わせて立替となったため、年末に引っ越しをする予定で、年末×引っ越しのバタバタの二重奏です(^^;)
次のオフィスは手狭になるため、書籍の在庫の多くを置いておけなくなります。処分するのはしのびないため、使っていただける方がいらっしゃったら、送料だけご負担いただき、お送りしたいと思っています。刊行日は新しくない本たちですが、内容は古くないと思います!
引っ越し準備の関係上、〆切は12月13日(水)とさせていただきます。以下の注意事項に承知していただいた上で、
【件名:書籍送付希望】
【本文:お名前、ご住所、ご連絡先、希望内容】
を明記のうえ、有限会社イーズ info(@)es-inc.jp までメールを下さい。
※迷惑メール対策のため、お手数ですが(@)を@に変更してお送り下さい
<注意事項>
*ヤマトの着払いでお送りいたします。
*書籍によって在庫数にバラつきがあるため、先着順での対応となります。
希望の書籍が不足してしまう場合もあることをご了承くださいませ。
*書籍ならなんでもよい、という希望も受付いたします。
こちらでセレクトさせていただきます。
*カバーに日焼けなど、一部瑕疵のある書籍もございますが、お読みいただくのに支障はございません。
<書籍リスト>
・GDP追求型成長から幸せ創造へ
・細切れビジョンでなんでもできる
・いまの地球、ぼくらの未来
・持続可能な未来のために知っておきたい20の数字(JFSブックレット)
・不都合な真実(単行本)
・不都合な真実 ECO入門編
・負けないで!
・ライオンボーイ(1)
・ライオンボーイ(2)
・GNH(国民総幸福): みんなでつくる幸せ社会へ
枝廣 淳子 (著), 草郷 孝好 (著), 平山 修一 (著)
ご不明な点等ございましたら、有限会社イーズ info(@)es-inc.jp までご連絡ください
※迷惑メール対策のため、お手数ですが(@)を@に変更してお送り下さい
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さて、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みも広がり、さまざまな不平等への取り組みも進みつつあります。英国では、従業員250名以上の企業に、男女間の賃金と賞与の格差を毎年公表することが義務づけています。
幸せ経済社会研究所のニュースよりお届けします。
~~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~~~~~~~
英国:企業に男女間の賃金格差の公表を義務づける―民族や障がい者の賃金格差にも拡大される可能性
(Apoliticalより)
英国では、2017年4月に施行された法律により、従業員250名以上の企業は、男女間の賃金と賞与の格差を毎年公表することが義務づけられました。
例えば、英国の男性のCEOは平均120,000ドルの賞与を受け取っているのに対して、女性は20,000ドルしか受け取っていないなど、この法律の施行によって、賃金や賞与の格差に注目が集まっています。
また、10月にロンドンで行われた「性別による賃金格差会議2017」で、女性担当大臣(Minister for Women)であるアン・ミルトン氏は、この法律は透明性を重視する新時代の始まりに過ぎないとして、「はっきりしていることは、次は、民族と障がい者ということです。サー・ジョン・パーカー氏が、この領域拡大の取り組みを率いています」と、人種と障がい者などについても同様の取り組みを行う可能性を示唆しました。
ただし、多くの人が現状を知ることは、問題に取り組む上で不可欠である一方で、格差を公表することによって、「守ろうとしている人々」をリスクにさらす可能性もあります。
リスクのひとつは、このようなデータによって、不利な立場におかれる分野に参入することを女性が避けることになり、それがジェンダー差別とステレオタイプを強める可能性です。また、女性が行なっている業務を外部委託することによって、企業が男女格差の監査結果を良くすることができることも問題です。
(新津 尚子)
※この記事の原文は、社会奉仕のイノベーターのための国際的プラットフォーム「Apolitical」に掲載されたものです。
~~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~~
幸せ経済社会研究所のウェブにはほかにもいろいろと興味深い記事があります。SDGsでも特に環境以外の取り組みについては、日本はまだこれから、というところなので、海外の動きはぜひチェックしておいていただければと思います。
幸せ研ウェブ更新状況(2016年12月~2017年11月)をお届けします。
「!」「?」という見出しがありましたら、ぜひお読み下さい。
●世界・日本の幸せニュース
2016.12.07
世界男女格差年次報告書:男女の賃金格差解消には170年はかかる
2016.12.11
オランダ政府、「2050年までにサーキュラー・エコノミーの100%実現」を発表
2016.12.15
世界中で肥満が増えている!l
2016.12.19
ポルトガル、世界で初めて参加型予算制度を導入
2016.12.29
シェアシティ、世界のフード・シェアリング・プロジェクトのトップ10を発表
2017.01.05
2016年世界幸福度指数:トップはコスタリカ、日本は58位
2017.01.09
イタリアの都市リヴェルノのベーシック・インカムの取り組み、2017年も延長
2017.01.16
モノを修理して大切に使うことがコミュニティの活性化に
2017.01.31
マサチューセッツ州、食品廃棄禁止法の経済効果は年間1億7,500万ドル
2017.02.04
ロンドンでギグ・エコノミーが急増
2017.02.22
持続可能なビジネスモデル、12兆ドルの経済的価値をもたらす可能性
2017.02.26
オックスファム報告書、『99%のための経済』
2017.03.02
OECDからの報告2016:若者のニート化
2017.03.06
国連環境計画金融イニシアチブ、『ポジティブ・インパクト・ファイナンス原則』を発表
2017.03.13
高齢者が「用事」を頼めるコミュニティ:米国で広がる「ヴィレッジ」の取り組み
2017.04.01
国連「世界幸福度ランキング」:1位はノルウェー
2017.04.05
世界的な破壊的危機:今こそにある危機と出現しつつある危機
2017.05.02
世界初、中古品だけのショッピングモール
2017.05.06
包括的発展ランキングーー日本は30ヵ国中24位
2017.05.10
ギグワークの良い面だけでなくリスクにも目を向けよう
2017.05.28
国連「人間開発報告書2016」が発表 25年間の成果と課題
2017.06.01
オンタリオ州政府、最低限所得保障に関する実験的調査の詳細を発表
2017.06.11
ビジネスと人権に関する初のベンチマークをリリース
2017.06.15
英国9都市の幸福度ランキング2016
2017.06.30
世界自然保護基金、アメリカン・ホテル&ロッジング協会、ロックフェラー財団が、ホテルの食品廃棄物防止に向けて、ホテルブレンドを団結
2017.07.08
ベーシックインカムが導入されても、人々は働き続ける:ケニアでの研究結果
2017.07.12
繊維業界で、循環経済に向けた新たな取り組みがスタート
2017.07.16
5歳未満死亡率の地域差、2000年代に入り広がる
2017.07.20
先進国の子どもと持続可能な開発目標:日本の格差問題が浮き彫りに
2017.07.28
エデルマン・トラストバロメーター:政府・企業・メディア・NGOへの人々の信頼、日本は世界よりも低い
2017.08.01
グローバル・イノベーション・インデックス、日本は14位
2017.08.09
2017年の「地球の自然予算を使い果たした日」は8月2日:これまでで最も早い日付
2017.8.13
国連、「持続可能な開発目標(SDGs)報告2017」を発表:さらなる進捗が求められる」
2017.8.30
今注目のギグ・エコノミー、世界の動向は?
2017.09.06
「人間の幸福」という観点からの人工知能の国際標準規格化プロジェクト
2017.09.12
化石燃料ファイナンス評価――銀行の気候変動対策への取り組みは?
2017.09.29
SDGsの「成績表」――「SDGsインデックス & ダッシュボード2017年度版」公開される
2017.10.06
道路をコミュニティに取り戻せ! バルセロナのスーパーブロック計画
2017.10.10
フィリピンで「国民総幸福量」指標の開発が始まる
2017.10.14
OECD『How's Life in Japan 日本の幸福度』、「子どもが親と一緒に過ごす時間」は、下位1/3
2017.10.18
カナダ:小学生による参加型予算プロジェクト
2017.10.22
「脱成長」を自治州議会で要求----スペイン・カタルーニャの動向
2017.10.26
社会進歩指標2017:北欧諸国が上位を独占、日本は17位
2017.10.30
「現代の奴隷」は世界で4,000万人、児童労働は1億5,200万人
2017.11.17
英国の「個人のウェルビーイング」年々向上
2017.12.02
台湾政府、クラウドソーシングで長年の政策課題を克服!
2017.12.04
英国:企業に男女間の賃金格差の公表を義務づける―民族や障がい者の賃金格差にも拡大される可能性
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●注目の取り組み事例
2017.04.01
「捨てるという概念を捨てる」、テラサイクルによるリサイクルとリユースの取り組み
2017.04.17
コミュニティ・ランド・トラスト:手頃な価格の住宅を人びとに届ける仕組み
2017.05.29
図書館内の5つのコワーキング・スペースとビジネス養成所ーー地元の働く人を支援する
2017.10.25
2017年は世界各地でベーシックインカム元年
2017.11.21
新たな経済システムについての考察
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●インタビュー
2017.07.07
太田直樹さん
~~~~~~~~~~~~~ご紹介ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~~
世界での取り組みは本当に多岐にわたり、めまぐるしく展開しています。幸せ研では、そのほんの一部でも、日本に伝えていきたいと思っています。時々のぞいてみていただけるとうれしいです。
http://ishes.org/
また、13日の勉強会は、国内の事例(海士町、下川町)を、とくに地域経済の視点から取り上げ、議論を深めます。ぜひご参加下さい。
http://ishes.org/reading/