エダヒロ・ライブラリー執筆・連載

2020年04月23日

5つの大事なこと(2020年4月20日掲載)

 

新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。外に出ないなど接触を減らすことが必須ですが、それ以外に、いま大事だと思うことを5つお伝えします。

①「体力・免疫力を保とう」 ー感染しないように気をつけることは当然ですが、たとえ感染しても症状が軽くてすむよう、免疫力や体力を高めておくことも大事です。十分な睡眠や栄養をとること、運動をすることに加え、腹式呼吸を心がけましょう。

②「ポジティブな気分でいよう」 ―暗いニュースや数字ばかりが飛び込んできます。それにより自分のエネルギーが低下してしまうと、ウイルスに負けてしまう可能性が高まります。ポジティブでいることを選びましょう。自分が受け取る情報を自分でコントロールすること、ポジティブなニュースを探すことを心がけましょう。

③「つながりを保とう」 ―ネットが発達しているので、物理的な距離は保ちつつ、お互いにつながっていることはできます。社会とのつながりを保ちましょう。メールやSNSなどで知り合いに声を掛けてみたり、電話をかけてみたり、地域で助けあったり、できることを実行しましょう。

④「感謝の気持ちを忘れずに」 ―感染者の命を救おう、感染を食い止めようと頑張っている医療従事者をはじめ、命をかけて状況の改善に尽力している方々がたくさんいます。機会があれば感謝の気持ちを伝え、直接の機会がなくても、心の中でお礼を伝え、無事を祈りましょう。

⑤「大事なことは考え続けよう」 ―コロナウイルスの間も、社会課題は休みません。逆に、状況がさらに悪化していくものもあります。本当に大切なものは何なのかを考え、まわりの人たちと話しましょう。これまで社会や環境の問題に関心がなかった人も、「このままではいけないのでは」と思い始めているかもしれません。

コロナ危機は、経済に大きな影響を与えています。この危機が去ったら、ほとんどの国や企業が、猛烈な勢いで「経済成長」のアクセルを踏むでしょう。それが地球環境にもたらす悪影響は、計り知れないほど大きくなるのかもしれません。「その先」にどのように持続可能な社会や経済を描いておけばよいのか。今回の危機を、地域のレジリエンスを高めることにつなげるにはどうしたらよいのか。

毎朝ラジオ体操をし、窓を開けて外の空気とお日さまに触れるようにし、呼吸法を練習しつつ、そんなことを考え続けていきます。

 

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