開催日 | 2016年7月20日(水) |
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対象 | イーズ未来共創フォーラム/ジャパン・フォー・サステナビリティ 企業・団体パートナーさま、オブザーバーとしてご参加の企業・団体の皆さま |
ゲスト | |
ファシリテーター | 枝廣 淳子 |
参加人数 | 11社17名 枝廣ゼミの学生25名 |
今回は昨年に引き続き、企業の環境・CSRについて、異業種勉強会のメンバーと未来の重要なステークホルダーである次世代・若者である大学生(東京都市大学・エダヒロ研究室25名)との対話の場を設けました。
エダヒロ研では環境コミュニケーションを専門に学びながら、同時に社会を変えながら社会を変えられる人を育てるのがミッションです。単に環境コミュニケーションを研究するだけではなく、実践の場である社会への働きかけ、きづきを提供・発信していきたいと思っています。
事前に各企業の報告書(活動)を独自に学生が調査・研究をした内容をもとに、問いやコメントについて掘り下げ、また、企業側からも報告書(活動)で伝えたいこと、課題に思っている点などについて、ディスカッションを重ねました。
今回はもうひとつ、企業と学生が直接対話を重ねていくことで、新しい共創プロジェクトのヒントが見つかるかもしれない、そんな視点でも考える機会にできたら、と思っています。
各社5分で、自社についての環境に関する取り組みやCSR活動、報告書について紹介していただきました。
(今回は、秋山さまが現在注力しておられる「きたネット(特定非営利活動法人北海道市民環境ネットワーク)」についてお話いただきました。きたネット )
6.東洋製罐さま
7.マンダムさま
9.ライオンさま
10.LIXILさま
【概要】事前に先着7社からCSRレポート(活動)を募り、3-4名で一社を担当し、研究・分析したものをもとにディスカッションを重ねました。
7社以外の企業・団体さまにも外の目の視点でディスカッションにご参加いただきました。約45分間、CSRレポートから得られた分析結果や気づき、改善点などを学生たちが企業の方々にお伝えし、企業の方々も学生に質問したかったことや伝えたいことについて、自由にディスカッションしていただきました。
席替えをして、今回は下記のテーマで企業と学生で、フリーディスカッションを行いました。
持続可能な社会に向けて・企業に期待すること ・学生に期待すること ・企業と学生の共創の可能性について
振り返ってグループではどういったことが話し合われたのかをひと言でまとめ、学生から発表しました。
枝廣の授業の履修学生を対象に調査した結果を発表しました。
「環境問題と聞いて優れた企業は?」という問いには、トヨタ自動車さまが1位となりました。環境学部の学生ということもあり、その判断材料となる情報源の上位にエコプロ展が入りましたが、その他の主な情報源はテレビCM、ホームページ、CSRレポートとなりました。
ディスカッションを経て得られたこと、気づいたことなど、学生がひとり1分の持ち時間で全員発表しました。学生のスピーチに対して、企業の方々から学生の一人一人にフィードバックをいただきました。
4年生ゼミ長からご参加くださった企業のみなさんへお礼の挨拶。
自社で予定されているイベント開催の予定などをご紹介いただきました。
1)イベントのご紹介
『夏休み2016 宿題☆自由研究 大作戦』
日時:2016年7月21日~7月23日 場所:東京ビッグサイト
研究員になってみよう! 実験で学洗剤のはたらき
2)エコパンフレットのご紹介
環境活動を紹介するパンフレット。「ライオン製品を使っていると、いつの間にかエコにつながる」ことを目指してる。数値目標を作りながらエコビジョンを発表している。環境コミュニケーションも重視。1)で紹介したイベントも、環境コミュニケーションの一環として実施。
日時:2016年8月9日(火)~8月10日(水)9:30~16:30
場所:東洋製罐本社ビル(JR大崎駅より徒歩6分 大崎フォレストビルビルディング)
入場料:無料 ※小学校低学年のお子様を対象としたイベントです。
2)容器文化ミュージアムのご紹介
場所:東洋製罐本社ビル(JR大崎駅より徒歩6分 大崎フォレストビルディング)
入場料:無料
学生にとっては、企業の方々と接するまたとない貴重な時間になり、得られたものも多かったと思います。企業と学生の双方にとって、このようにコミュニケーションがとれる場はあまりありません。企業の方々には、学生に聞きたかったことをたっぷりと聞いていただいていましたら幸いです。
ゼミ生からもレポートがアップされていますので、ぜひこちらもご覧ください~!
「企業×就活生 どちらも幸せになる」セミナー開催(2016年1月22日)
就活生の求める企業情報の開示度ランキングを発表!(2015年12月11日)
<懇親会のようす>
近日中に内容をご案内させていただきます。
参加された方の声から
☆本日のフォーラムに参加するにあたり、期待していたことは何でしょうか☆
今の学生が何を問題と考えているか。
「環境」をテーマに選んだ理由、学部の選考理由。
学生が企業をどう見ているかを知る。
会社内では触れることのできない学生さんらしい前向きな考え方に接すること。
どのような展開になるかわからなかったので、企業と学生の共創とはどういうものか興味がありました。
他企業および学生の意見考え方を聞きたかった。
学生から見た自社の取り組みに対する意見や印象。学生から見た他企業の取り組みに対する意見や印象。
学生たちの新鮮な目線感覚に触れること、触発されること。
学生から企業に期待するESG/CSR情報の内容やコミュニケーション方法について知りたかった。
☆また、実際参加されて、いかがでしたでしょうか。よかった点、よくなかった点を含め、何でもご自由にコメントください☆
まだまだ聞きたいことがいっぱいあり、少々欲求不満!
社会人も学生も、自分の言葉で話す場となったところがよかったです。
時間があっという間に過ぎてしまいました。もう少し時間を……
CSRレポートや企業のCSR活動について、学生のみなさんがよく勉強して参加されたと思いました。
ideaやactionは、企業学生年齢立場などを超えてクリエイティブに生まれると実感しました。
企業側の5分間の紹介が長くなったことは企業側として反省点です。
学生の1分スピーチが興味深い内容。
企業と学生のギャップと多くの学生が言っていた。深く聞きたかった。
企業紹介でもタイマー使ってはどうでしょう。部屋に時計が欲しかったかも……。学生たちが真面目で、少しおとなしいように思ったのですが、1分間スピーチで「能動的に!」とか「関心を持つ」などの発言が多く、刺激になったようで良かったです。学生たちに期待します。
新鮮さのある意見を聞けたこと。
学生と企業のアライアンスについて考える機会を得られたこと。
<良かった点>学生の皆さんがきちんと勉強をされていたのが素晴らしかった。話しやすかったです。<改善点>企業の活動紹介は、各社3分程度(厳守)でよいと思います。どうしても長くなるので……
ディスカッション1:良かった。ディスカッション2:テーマが絞れず、まとまりがなかった。