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第52回 環境省担当者に聞く「海洋プラスチック問題」~企業はどう対応すべきか(2018年11月30日開催)

2018月10月22日 更新
開催終了レポート
 
開催日 2018年11月30日(金)
対象

イーズ未来共創フォーラム 企業・団体パートナーさま

ゲスト

環境省
環境再生・資源循環局
リサイクル推進室 
係長 井関 勇一郎 様

ファシリテーター

枝廣 淳子

参加人数

23社・団体39名

開催レポート

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今回のテーマは世界的な課題となっている「海洋プラスチック問題」を取り上げます。

今の時代、誰であってもどんな企業もプラスチックを使わずに過ごすことは、ほぼ不可能です。プラスチックを使うことは、今や海洋汚染だけでなく、人体への影響も懸念される存在となってきています。

産業や暮らしに大きな影響を及ぼすプラスチックですが、企業はこのプラスチックの問題を、単に「対処しなくてはならないもの」という位置づけではなく、イノベーションと競争力の源泉に位置づけ、取り組みを進めていく必要があります。

今回は、環境省 環境再生・資源循環局 リサイクル推進室 井関 勇一郎係長をお招きし、プラスチックに関する日本と世界の現状や動向、そして日本政府の方向性や業界の取り組み状況についてお話しいただきます。さまざまなお話から、いろいろなヒントや気づきを得ていただき、適切かつ積極的な対応につなげていただけたらと思っています。


1. 問題意識や課題の共有

企業にとっての位置づけ、何を持って帰りたいと思っているのか

企業のプラスチックへの対策・取り組みについてのアンケート(挙手)

1)会社の方針出している(取り組みを進めている)(数社)

2)会社として方針は出していないが、経営マターとなっている(数社)

3)社内調整中(10)

4)情報収集中(10)

5)まだ何もしていない(これから)(数社)

  • (取組事例紹介1)味の素 西尾さま

味の素、プラスチック廃棄ゼロへ 30年に(日本経済新聞, 2018/11/29 10:37) 

 背景:経営リスクを認識したのは2018年1月。中国での廃棄物受け入れ禁止の影響から。性能の問題との兼ね合いも見つつ、フードロスを減らす。海外(東南アジア)インフラがないなかでどうしていくかが課題だが、実現に向けて動いている。

  • (取組事例紹介2)HSBCグループ 織田さま

HSBCグループのグローバル全体では、プラスチック削減は進んでいる。動き方は国により状況が異なるため、目標・予算はそれぞれの地域に任せられている。日本では、社内カフェでのプラスチック利用を減らす動きが進んでいる。2018年10月1日~ストロー、プラカップ、プラのフォークナイフ廃止。希望者は紙製のカトラリーを購入。日本での活動目的はリデュースである。社内の意識啓発を進めるため、社内のあちこちにポスターを掲示している。

2.講演プラスチックを取り巻く国内外の状況

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環境省  環境再生・資源循環局
リサイクル推進室 係長 井関 勇一郎 様

<委員会とプラスチック資源循環(案)について>

プラスチック資源循環(案)は 、2018年6月に閣議決定された、第4次循環型社会形成推進基本計画のなかで、プラスチックの資源循環を総合的に推進するための戦略を策定するとされているものである。中央環境審議会循環型社会部会プラスチック資源循環戦略小委員会において審議が進められ、10月に戦略素案としてまとめられた。今後、3月まで審議会、答申を経て、2019年6月のG20前までに政府として戦略を策定していく。委員会としては、有識者、業界団体の方々に集まってもらい、戦略のあるべき姿を話し合っている(2018年11月現在)。

<資源循環の世界の動向・背景>

1)ヨーロッパ循環経済(サーキュラー・エコノミー):リニア経済から循環経済にシフト。
2)海洋プラ問題
3)石油由来:地球に負荷を与えている。枯渇資源。
4)中国(2017年12月~ ):廃プラスチックを含む、固体廃棄物輸入禁止措廃棄物輸入禁止置。タイ、マレーシアなどアジア諸国での輸入規制となる。

日本でゴミが滞留し、増え続け、処分の行き場がなくなってきている。

<プラスチック資源循環(案)>

  • G20に向けて、包括的な戦略を目指す
    海洋プラスチック問題だけでない内容で、日本がリードすべき問題、急ピッチで大きな方向性を作る。

<4つの重点戦略>

  • プラスチック資源循環(リデュース、リサイクル、再生材バイオプラ)
  • 海洋プラスチック
  • 国際展開
  • 基盤整備

 基本原則:「3R+Renewable(代替素材)」>

  • リデュース
  • リサイクル
  •  再生材バイオプラ

<基盤整備>

プラスチック・スマートキャンペーン開始(2018年10月~):

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(目的)世界的な海洋プラスチック問題の解決に向けて、個人・自治体・NGO・企業・研究機関など幅広い主体が連携協働して取組を進めたり、国内外への発信を後押ししていくキャンペーン

(内容)ごみ拾いイベントへの参加やマイバッグの活用などの個人の行動・アイディアや、自治体・NGO・企業・研究機関などによるポイ捨て・不法投棄撲滅の運動やプラスチックの3Rなどの取組を募り、その取組をキャンペーンサイト、来年6月に我が国で開催するG20や各種イベントなどを通じて広く国内外に発信していく。

<プラスチック資源循環戦略のねらい>
世界全体の資源・環境問題の解決のみならず、経済成長や雇用の創出につなげていく

 ~プラスチックを巡る状況~
<『シングルユースプラスチック』UNEP報告書>

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人口一人当たりのプラスチック容器包装廃棄量:日本はアメリカに次いで第2位。日本は総量は多くないものの、一人当たりが多い。過剰包装な部分が原因と思われる。家庭ゴミの5-6割が容器包装と言われていて、世界のなかでも高水準。

 <EU「サーキュラー・エコノミー・パッケージ」>(2015年12月欧州委員会)

循環経済(サーキュラー・エコノミー)とは、持続可能で低炭素、かつ資源効率的で共創力のある経済への転換であり、拡大生産者責任の見直しなどをはじめとしたアクションプランや廃棄物法令の改正などが進められている。

~具体的なアクションについて~
<グローバル企業の取組①>
グローバル企業の場合、あるべき目標を作り、まずは公表する姿勢を取っている。その後でどのような手法でやっていくのか、生産方法を喚起していくようなスタンスがあるように思う。

事例)ユニリーバ、スタバ、ディズニー、レゴ

金融分野:ESGの観点からも少しずつ潮流が出始めている(ノルウェー公的年金基金(GPFG))。

<国内企業の取組>

  • 直接自分達の関わる製品とは関係のないものでの活動(例)三井住友海上火災保険:社員食堂
  • 自社の事業体での取り組み(例)すかいらーく:自社の店舗での実践

<行政機関の取組>

直接自分達の関わる製品とは関係のないものでの活動:環境省内&セブン・イレブンにも依頼、審議会でストローなどワンウェイのものは使わないことを徹底。マイバック持参。事業者&一消費者として検討、参加している。

<我が国におけるプラスチックのマテリアルフロー(2013年)> 

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プラスチック廃棄物1000万トン(全体の廃棄物の2%)

リサイクル・処理の分類としては、リサイクル25%、熱回収57%、未利用といわれる焼却、埋め立てが約2割程度ある。未利用部分は改善の余地有り。ここの図には乗っていないが、海洋流出しているものが2-6万トン程度ある。

<アジア諸国による輸入規制への対応>

中国の輸入禁止措置を受けての対応<補助金等>

1)国内の資源循環体制の整備を後押しすべく緊急的な財政支援制度を創設

予算規模も大きく増加:4億円(H29年度)→15億円(H30年度)

2)プラスチックの高度なリサイクルに資する、省CO2型設備及び低炭素製品等に係るリユース・リサイクルのための省CO2型設備の導入費用に1/2を上限に補助。予算規模:45億(財務省と調整中)。処理能力アップを目指す。

<脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証実験>

予算規模新規50億円:リサイクルできていなかったプラスチックを違う素材にシフトしていくため、技術開発し、幅を広げていく。これはプラスチック製ストローを紙のストローに変えたり、大量生産するために50億円を支出するものではなく、さまざまなプラスチック問題を解決するための技術開発し実証していくための補助金。

 <プラスチックを利用した各種サービスに関する市民アンケート調査>

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市民側の意見としても、5-6割程度過剰なものがある、との反応がある。例えば、街中で配られる無料うちわ、送られてくる商品包装などが過剰だと考えられている。また、プラスチックの資源一括回収実験を7都市で行ったところ、参加した約8割の市民が実験の分別方法に好意的な反応を示した。

<バイオプラスチックの概念と役割>

  • 【生分解性プラスチック】

微生物の力をかりて分解(biodegradable)できるプラスチックのこと。

現状は筆頭の解決策にはなっておらず、あまり評価されていない。理由は、コンポスト、工場などの一定の条件が整った環境下で生分解性機能を発揮するもので、通常存在する土壌や川、海で生分解できるのかどうかは現時点ではわかっていないことが理由。逆に異物混入の恐れなどを考えると、マイクロプラスチックが増えるのではないかという懸念がでてくる。また、土や海に還るといって、ポイ捨てを助長する可能性もある。

例えば、他のプラスチックと混ざらないような形であれば、活用の可能性も見えてくるのではないか。

  • 【バイオマスプラスチック】

枯渇製資源に頼っていない植物由来素材・原料のこと。焼却したとしても、相対的に負荷が少ない。地球温暖化問題への対策の一つとして政府は進めていきたいと思っている。国としてもバイオマスプラスチックの生産量を2013年7万トンから、2030年には約200万トンに引き上げを目標としており、バイオスプラスチックに特化したロードマップの議論も始まっている。

 上記2つを総称した物が、バイオプラスチックと呼ばれるものである。

 3.全体共有:廣より、『プラスチック問題と展開の見立てについて』

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<プラスチック問題についての意識>

  • 一般の人々:海洋プラスチック汚染が自分たちの健康につながっているというと意識の高まり
  • 世界の流れ:ルワンダ・ケニアという国々の厳しい規制の例をみても、世界全体として取り組まなければならない、という方向性になっている
  • 日本政府:プラスチック検証を上回る独自目標を出さなくてはならない
  • プラスチック委員:これまでは環境省がこうした戦略案出すと、業界団体から反対意見がでてきたが今回は起きなかった。

<世界の流れは5R>

最初にReduse の前にRefuseを付けるというのが大きなポイント。
Repurpose:目的を変えて再利用する。
Recycleはなるべくしない。現状世界のプラスチックはわずか9%しかリサイクルしかできていない現状から。5Rは枠組みとして使えるのではないか。

<包括的な取り組み>

海洋プラスチックの多くが実は漁具からである(重量的にも容積的にも)。慣行的に、網はそのまま漁が終わったら海に置いてきているということを聞く。漁具への取り組みは漁獲量を減らすわけではないので、すぐにでもできることからはじめたほうがよい。合成繊維(フリース)からでるマイクロビーズのほか、人工芝も問題になっている。

→抑制と水際作戦(川から海に出るときに止めるようなカーテンなどを使う)を取り、回収していく。

<Sourceの問題からSinkの問題へ>

地球は供給源でもあり、吸収源でもある。かつては化石燃料でいえば、資源枯渇というソースの問題だったが、今やシンクの問題に移行している(地球の吸収量をすでに超えている)。海洋プラも同じ問題だといえる。ソースかシンクか、問題がどちらにあるのか区別できると理解の助けになるのではないか。

<投資家の動き>

CDPの質問票にプラスチックも今後含まれてくるだろう。すでに、ノルウェー政府年金基金(GPFG)が動きはじめた。

2018年9月 ノルウェー政府年金基金(GPFG)

運用を担うノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)

世界中の投資先となる企業の取締役会に対し、プラスチックごみの汚染対策など、海の環境保全の取り組み強化と、関連情報の開示を企業に求める新たな方針を決定

A. INTEGRATE OCEAN SUSTAINABILITY INTO STRATEGY

Companies engaged in the plastics value chain should have a strategy addressing a transition towards a circular economy.

<「プラとの根本的なつきあい方」を問い直す>
今日の問題への対応が、明日の問題をつくり出さないように

生分解性プラがよいからといって、すぐに飛びつくのではなく、全体を考えることができるのではないか。

 <プラスチックへの削減取組事例>

事例)すばる調剤薬局

2012年開業、売上:約1.7億円 社員:10人、住所:茨城県守谷市
http://greenguardian.co.jp/introductionforsubarucompany

<目的>薬を入れるレジ袋の削減

<効果>言葉(声がけ)で人の行動を変えた例(ナッジ効果)。人はデファクトに従う傾向(基本的にレジ袋不要とした)を使い、レジ袋を削減に成功した。

4.井関さまのお話をお聞きして、さらに聞きたいこと

お話聞いての感想・コメントをグループで共有し、さらに聞きたいことを纏める

<さらに聞きたいこと共有>(一例)

  • 廃掃法(正式名称:廃棄物の処理及び清掃に関する法律)が回収を阻んでいるのではないか、循環型社会の実現に向けて、環境法規(廃掃法など)の整理・再編をどのように考えているのか。
  • 海洋プラ問題と地球温暖化の相関関係はあるのか?
  • 輸送用包装材をプラから紙に変更して重量が増えると環境全体にどう影響するのか
  • 戦略のマイルストーンで、2030年までにワンウェイプラスチックを累積25%排出抑制とあるが、何をいつと比較して減らすのか?これでは、減らすことを市民が協力しようとしても何をすればよいのかわからない。ワンウェイのプラが今どれくらいあって、何年と比較して、量をどれくらいにするのかがよくわからない。

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<全体を通して(共有)>

一日を通しての感想、わが社に持ち帰って、何を始めるのか

一例)

当初、プラスチックごみの何が問題なのかがもやもやしていた。CO2という点では理解していたが、ペットボトル、レジ袋だけで海洋ごみもつながるのかわからなかった。繊維やタイヤも含まれることがわかり、原料を変えていくイメージがしやすく、自分達ができることについて考えることができ、すっきりした。対策が必要であるプラスチックに対し、ひとり一人のリテラシーを上げることが大事。また、材料に対し、環境に対し、エシカル消費の機運を高めていきたい。

 減らそう、取り組もう というのが先行しがちだが、まず目的は何なのかを共有しなくてはならないのではないのか、という話がこのグループではでた。トップダウンであれば話が進みやすい。地域は支店長に寄るところが大きいが、部下や真ん中のレベルの人から変えていけるようになるとよい。

<枝廣>

いろいろと情報を取り入れたうえで、自社の軸を持つこと。世の中が変化していく中で、適応型で自分たちを進化させていくしかない。これは、2018年の「プラスチック」問題の動きをとっても、一年後は何が問題となるかが予想できない時代が来ているといえる。「未来を予測しない前提」で企業が手を打っていくためには、そのような状況下でも、今わかっている問題に対応しつつ、これから起こるだろう課題に対し、アンテナを高く立てて、何が起きてもしなやかに対応できる適応型の体制を整えておくことが何より重要だと感じている。

5.会場提供企業さまより、ご活動紹介:

   八千代エンジニヤリング株式会社 片山佳菜子さま

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業種は建設コンサルタント。

行政を対象としたインフラ整備、災害対策、マスタープラン、資源の健全化計画の策定などを行っている。

これまでは9割の仕事が行政からの仕事であり、そこで培った技術・知見を活かして、民間からの相談を受けるようなってきた。昨年7月からは、水に特化した、「水リスクマネジメント部」を立ち上げた。ここでは水資源・災害・環境の分野で民間企業の支援をし、価値創造を目指している。学生や一般の方々の水のリテラシー向上のため、出前授業や外部講師をしたり、皆さんにも使っていただけるような啓発動画を作ったりしている。

URL:「世界の水問題」に関するオリジナルムービー

水は人間にとってなくてはならない資源である一方で、自然災害や水質汚染等の水の問題(水リスク)も表面化しています。このムービーを通して、水という資源について考えるきっかけとなることを願っています。(同社サイトより)


 <事務局よりお知らせ>

<参考資料>

海洋プラスチック汚染とは何かー21世紀最悪の環境問題の一つ、深刻化するその状況」(上)枝廣淳子
出典:岩波書店「世界」別冊 no.914 2018年11月号

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 フォーラム終了後、みなさんと

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懇親会のようす

参加された方の声から

☆本日のフォーラムに参加するにあたり、期待していたことは何でしょうか☆
弊社はプラ製品が多いので、3年先の目線、プランづくりのための情報集め。

マイクロプラスチックに関する新たな知見。

国内企業各社の温度感を知りたかったです。プラスチック問題にどれほどの向き合い方をしているか、感覚をつかみたいと思っていた。

プラスチック問題に関する国内の取り組み、海外の情報など(よく理解していないため勉強したかった)。

包装設計を担当しています。今後プラスチック、紙などコストだけでなく、どういうものを選んでいけばよいか方向性が知りたかった。

プラ資源問題がどんなスピード感で、どんなところまで(規制、キャンペーンなど)広がっているのか、講義と参加企業とのお話で学ぶこと。当社商品の回収、リサイクルの今後の可能性を考える材料。

今般社会問題となっているプラスチック問題だが、国(政府)として、どのように取り組もうとしているのかを聞きたいと思い参加した。現在、会社が取り組んでいるOne way plastic削減対策以外に他社の取り組みなどの話等も聞いて参考にしようと思った。

繊維関連のマイクロプラスチック問題が勉強できればと考えていました。

反対勢力に対し、どうやっていけばよいかを知りたかった。

海洋プラ問題に対する当社の事業との関連性や今後のあるべき姿を学ぶこと。

自分達が取り組むべき課題の明確化。

プラスチック資源戦略(案)の行間の話をお聞きしたかった。

環境省との直接対話をすること。

☆また、実際参加されて、いかがでしたでしょうか。よかった点、よくなかった点を含め、何でもご自由にコメントください。☆

海洋プラ問題への対応に興味があり参加したが、バイオマスプラや資源循環など俯瞰的に見ることができた。

さまざまな業界の企業の方の取り組み、意見を伺えたので、これからの活動に活かしていきたい。

プラ資源戦略の詳細、方向性を担当の方から聞くことができて有意義だった。

1人では読み込むのが大変な資料を読む指針をいただけて助かりました。

グループメンバーのご意見が、多様なメンバーゆえたいへん勉強になりました。

上位方針がわかった。アクション、どう動いたらいいか、動くための障害がわからなかった。

国の方針は理解できたが、理想的な理論な感じで、具体性に欠けていたような印象を受けたのは残念だった。しかし、政府がこうした施策を掲げていること自体は安心した部分でもある。

問題が何なのかが少しわかりました。経済界が反対していないということに驚いた。

データが豊富にあり、非常に理解促進につながった。

異業種の方の考えがわかりよかった。

期待していた情報を得ることができた。ディスカッションの時間がもう少しあるとよかった。

課題点のピックアップはできたが、議論の時間はもう少しほしいと感じた。

環境省の海洋プラ対策が、より大きなビジョン(どういう世界にしていくか)を欠いていて、G20ホストのためだけのようでがっかり。しかし、対策は大切なので協力していきたい。

動脈産業側、排出事業者側の話が多かったように思う。出してしまったものも5W1Hでどうするか? も行政を含め、皆で考えたい。

参加企業の方々の違った立場での考え方や思いを知ることができ有意義でした。

☆今日学んだことを、どのように活用したいと考えていますか。また、さらに学びたいことなどもありましたらご記入ください。

記録音声と資料で復習します。私たちの関連部門の長へフィードバックします。

次回のイベント・フォーラムの予定

次回は1月25日(金)の開催を予定しています。毎年恒例となりました、年初のテーマは枝廣とともに考える「2018年の振り返りと2019年の展望」です。企業経営・環境経営を考えるうえで、押さえておくべき国内外の最新動向や事例、大事なポイントやキーワードについてご紹介します。2018年を振り返りつつ、これから起こるであろう変化の潮流の中で、自社としてどう旗を立てていくべきか、さまざまなワークを通し、皆さんと考えていきたいと思います。ぜひ、奮ってのご参加、お待ちしております!

 

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