イーズでは、味の素グループのASV活動(Ajinomoto Group Shared Value:事業を通じた社会的課題解決に取り組み、社会・地域と共有する価値を創出することで経済価値を向上し、成長につなげる活動のこと)をさらに前に進めていくためのお手伝いをしています。
ASV活動の発展・進化に必要なESG投資やSDGsの視点などについて社員の皆さんの理解を深めていくために、今回、味の素グループ内表彰制度(ASVアワード)の社外審査委員として協力をさせていただきました。
○「ASVアワード2017」の授賞式のようすと枝廣のコメント(「ASV STORIES 2018」P14より)
<枝廣のコメント>
今、世界はいろいろな側面で統合が進んでいます。環境・社会・経済のトリプルボトムラインや、社会的価値に対して投資を行う ESG 投資は、その重要な側面の一つです。真に統合された価値を生み出そうとしている点において、ASV は最前線にあると考えています。
社会的価値の実現を前提とすると、経済価値を回収するまでには時間がかかるため、多くの企業は待つことができません。しかし、味の素グループは長期的な視野を持って活動しています。願わくば、今後 ASV が他社や社会の模範として受け入れられるようになればと思います。そのために、わかりやすく人々の心に響く「ストーリー」を作って広く伝えることと、自分たちの活動を計測・評価するための「指標」を持つことが重要であると思います。
(「ASV STORIES 2018」より)