有限会社イーズ(東京・台東区/代表取締役:枝廣淳子)は、本日、新型コロナウイルスに関するアンケート調査の結果を発表しました。この調査は、人々の暮らしや考え方への新型コロナウイルスの影響を調べる目的で、緊急事態宣言が全国的に解除された直後の5月29日から30日にかけて実施したものです。
調査の結果、「考え方」については66%、「人との関係性」については57%が、新型コロナウイルス感染の状況下で「変わった(変わった・やや変わった)」と回答しています。生活スタイルとの関連では「食料の入手方法」に関して34%が「変わった(変わった・やや変わった)」と回答しました。
具体的な変化の内容については、以下のような回答がありました。
考え方:命や一日一日の大切さを実感した、感染予防についての考え方が変わった など
人との関係性:大切な人との関係を大事にしようと思った、友人とオンラインで連絡を取るようになった、対面状況でないと本音が話せない など
食料の入手方法:近所で買い物することが増えた、ネットや通販の利用が増えた、自炊するようになった など
なお新型コロナウイルス感染の状況下での幸福度の変化について尋ねたところ、5割が「どちらでもない」、4割が「下がった(下がった・やや下がった)」と回答しましたが、「上がった(上がった・やや上がった)との回答も1割ありました。幸福度が上がった理由としては、「家族と過ごす時間が増えた」「通勤時間が減った」「以前の生活の大切さがわかった」などが挙げられています。
有限会社イーズ代表の枝廣淳子は、「今回のコロナ危機は、これまで当たり前だったことを問い直さざるをえない状況を創り出しました。テレワークやITを活用した医療・教育など、これまでも進めるべきと言われていたことが大きく進んだほか、食べ物の入手方法や人との関係性、さまざまな考え方や価値観にも変化が生まれています。こうした変化には、より持続可能で幸せな社会に向けてのシフトにつながるものも少なくなく、企業や自治体は新たな社会の要請に応えられるかが求められています」と述べています。
【この調査について】
この調査は、2020年5月29日から2020年5月30日 にかけて、524人を対象にインターネット調査法を用いて行いました(調査委託先:マクロミル)。対象年齢は20歳以上、 年代、性別および大都市/中小都市・地方の割合は日本人口比に合わせてあります。
【アンケート調査結果に関するオンライン報告会開催のご案内】
弊社では、「人々の暮らしや考え方に、コロナによる状況がどのような影響を与えているか」を調べるため、上記のアンケート調査とほぼ同時期に、ほぼ同じ内容で、もう一つアンケート調査を行いました。そちらは、枝廣の環境メールニュースやFacebookなどで呼びかけて行ったもので、環境問題や持続可能性、SDGsなどに関心の高い層の784人から回答を得ました。
この2つのアンケート調査の結果から、コロナ状況下で人々の過ごし方や考えがどのように変わったのか、変わっていないのかの全体的な傾向が見て取れるとともに、2つのアンケート調査の結果には、驚くほど違いがありました。とくに、環境問題や持続可能性、SDGsなどに意識の高い人々の回答から、「アフターコロナ」「コロナの先の世界」が垣間見えます。
そこで、通常の世論調査では浮かび上がってこない「アフターコロナ」「コロナの先の世界」を示唆する"発見"についてお伝えするための報告会を、6月30日(火)12時15分からオンラインで開催いたします。持続可能性やSDGs、ESGに取り組む企業や担当者、関心のある皆さまにぜひこの知見をご活用いただきたく、ご参加をお待ちしております。
▼詳細・お申し込みはこちらをご参照ください
6月30日(火)開催:コロナの状況下からコロナの先へ
2つのアンケート調査結果オンライン報告会
https://www.es-inc.jp/seminar/2020/smn_id010531.html
※本リリースのPDFはこちらをご覧ください
【本リリースに関するお問い合わせ】
有限会社イーズ
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