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2015

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Apr
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被災地・地域支援について考えました(異業種勉強会)

2015年04月28日

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4月24日(金)に企業・団体パートナーの異業種勉強会を開催しました。

3.11から4年。震災や被災地への関心が世の中で風化しつつあることが気になっていて、企業ではどうなのだろう?どう取り組んでいけば良いのだろう?と、異業種勉強会で考える機会を設けました。

今回は、若手の人材育成・派遣をされているETIC.の山内さんをお招きして、「重なる被災地と地域の課題一企業支援のあり方を考える」という内容でお話いただきました。

ETIC.は若手起業家型リーダーを育て、現場の社会課題の解決にチャレンジするNPOとして、多くの実績があります。被災地支援においても、当初から震災復興リーダーのもとに右腕となる有能な若手人材を派遣する「右腕プロジェクト」や企業がコンソーシアムを組んで支援する「みちのく復興事業パートナーズ」など、個人・企業をつなぐ活動を積極的におこなってきています。

4年を経て、復興のかたちや課題はどう見えてきたのでしょうか。また企業やそこにどう関わっていけるのか、語って頂きました。

山内さんは、「人口減少・高齢化、地方行政への"依存"構造といった課題は実は震災前からの課題であり、震災により、今はその負のスパイラルが加速している、また、日本全国で同じような課題が2030年には顕在化する」と指摘されていました。そして、このような負のスパイラルをどう裁ち切り、どう「新しい価値」へ転換していけばよいのか、ハリケーンカトリーナで甚大な被害を受けたニューオリンズの事例を交えてお話いただきました。

ニューオリンズは、被災前から雇用減、人口減がだった街が、今や人口増加し、米国でも起業しやすい街に変貌を遂げているそうです)

印象深かったのは、企業貢献として大きく求められているのは「プロボノ」という役割。「プロボノ=特殊スキル」、という印象があると思いますが(確かに一部ではそうですが)、実は求められていることの多くは、企業のなかで培ってきた、「段取り」「ドキュメントをつくる」などのビジネススキルだということもわかりました。

参加した企業・団体パートナーからは、

・社内説得方法
・費用
・関心を高めるには
・現地リーダーの見つけ方

などなど、ざっくばらんに悩みや課題を共有いただき、じっくりとまた深く意見交換ができました!

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今後もこのように腰を据えてじっくり考えるべきことも、異業種勉強会のテーマとして考え続けていきたいと思います。そしていつものように懇親会も盛り上がって楽しい会となりました~!

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懇親会のようす

 

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